サイクル野郎14巻


サイクル野郎14巻

あらすじ  山梨第5高校の一行とは福島県の秋元湖で別れた。 最後には黒木も荒巻も心を許して、餞別までくれることに・・・

 輪太郎と陣太郎は会津若松にある漆器工場でバイトをすることになり、そこの職人鈴木さんと知り合う。 漆器工場の社長からは、鈴木さんの前で自転車の話はしないように念を押されていたが、ナマハゲがいきなり現れ、「自転車はどうした?」なんて気楽に聞いてきたため、職人鈴木氏の仕事の手が止まったのであった。

 すると鈴木さんは仕事の休みの日に輪太郎達をサイクリングに誘うが、輪太郎と陣太郎は鈴木さんが自転車の殺人鬼と思い込み、恐る恐る着いて行ったのであった。 しかし話をしてみると、鈴木さんは自転車特攻部隊の一員であったため、自転車を見ると戦争で死んでいった仲間を思い出すのがつらいということであった。

 無事にバイト期間を満了し、日本一周の旅に出掛けたのだが、猪苗代湖のキャンプ場で、輪太郎の父が頭に重症を負ったと電報が届き、日本一周を断念する気持ちで東京へ向かったのであった。

走行ルート 福島県(秋元湖 → 会津若松 → 猪苗代湖 → R121) → 栃木県(山王峠 → 今市市 →)
主な登場人物 鈴木さん 会津の漆器職人。 輪太郎と陣太郎が住み込みでアルバイトをしていた漆器工場の職人さん。 過去に自転車部隊で戦争に借り出された経歴を持つため、職場のみんなからは自転車の話は遠ざけられていた。

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