自転車と子供 その3

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自転車と子供 その3

子供用の自転車を買い与えるとき、どの程度のどんな自転車を買ったら良いのか悩んでしまいます。

最初に買い与えた自転車が16インチ。 最初の自転車だからと特にこだわることもなく、近所のフリーマーケットで格安のものを購入しました。 しかも、2台買うからと更にまけさせて、1台3000円くらいで買った記憶があります。 そんな自転車もすっかり乗りこなし、だんだんと自転車が小さく感じられるようになってきたのです。 今ではかなり小さく感じるようになり、ピラーを最大まで伸ばしても両足が地面の着く状態なのです。

窮屈に乗っているのはあまりにも見苦しいので、インチアップして身体に合ったものを買い与えようと思うのが親心です。 普通に親の考えであれば、そのへんのホームセンターに行けば1万円程度で十分に自転車を購入することができます。 しかし自転車乗りの親としては、そんなモデルではレースに出場したり快適に走るには不必要な部品がたくさん付いて非常に重く使えないのです。 どうでも良い前籠やダイナモ付きライト、キャリア、泥除けまで付いていれば重くなるのも当然です。 しかも大勢がマウンテンバイクの格好をしただけの要するにマウンテンバイク風のママチャリ。 これでは、まともにオフロードを走ることはできません。 最初は通販で買うことも視野に入れて、近所のホームセンターでサイズ合わせだけのために試乗させてもらいました。 まだ24インチには身体も届かず、22インチが適当なのかと思われます。 あとはネットで探すだけです。

そこで、カタログやネット通販店舗を探してみたのですが、本格的な子供向けマウンテンバイクを扱うメーカはほとんどないのです。 今まで、そんな視線に立ってみたことがなかったので気付かなかったのですが、日本の大手ブリヂストンさえも子供向けスポーツマウンテンバイクはラインナップにはないのです。 籠付き、ライト付きモデルについては、多数ラインナップされているのだが、純スポーツ向けは存在しないのです。 アンカーブランドでレースイメージまで作って売っているにもかかわらず、底辺を育てるためのジュニアモデルがないとはなぜなんだろう。 ちょっと疑問を感じました。

かろうじて見つけたのが、ルイガノとジャイアント。 それぞれに1モデルずつだが、22インチ本格バイクを見つけたのだ。 そもそもこのサイズは売れ筋とは成りえないと思えるが、ホームセンターでは売っていない本格モデルということで結果的に売れるモデルとなっているようだ。 私のような自転車オヤジの目にかなうモデルとしても希少なものであり、全国の自転車オヤジのターゲットとなれば人気商品とも言える。 おかげさまで、店頭にもネット店舗にも在庫はなく、既に取り扱い代理店にも在庫がない状況にあり、追加注文により受け付けることとなっているようだ。 しかし、その追加注文も確実に予約できるとは限らないらしい。 一時期の白熱したマウンテンバイクブームは既に去り、好きモノしか残っていないと思っていたのにこんな状況となるのは予想もしなかった。

メーカにしても、受注が順調にある廉価モデルではなく、少数派のためのモデルは大量には生産しないのかもしれない。 各メーカ1モデルしかラインナップされていないのは致し方ないとも思われるが、自転車を楽しむ人の裾野を広げるためにももう少し考える余地はないものだろうか。 さすがに子供のために、自転車までオーダーする気持ちは全くない。 でも、よほどの道楽者やビルダーであれば、我が子の為には金に糸目をつけずにオーダー車を作ってしまうのかもしれない。 さすがにそこまでの情熱と金銭的余裕は我が家にはない。

 

 

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