自転車とマラソン

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自転車とマラソン

先日、東京都内の幹線道路を閉鎖して東京マラソンが開催された。 競技人口の問題なのか、認知度の問題なのか、ここまで都内を閉鎖してまで自転車のレースを開催することはないであろう。

これに近いイベントである東京サイクリング大会にしても、基本は通行止めではなく、個人が勝手に道路の端を通行することで成立している。 要するに個人のサイクリングが大勢で押し寄せていると言ったようなもの。 企画運営がスタートと通過点とゴールを設定し、後は各個人が交通ルールを守って勝手に走ってゴールを目指してくださいね。というもの。

一方、東京マラソンは全く別物。 沿道を閉鎖して、通行止めにして、そしてランナーを通過させる。 ランナーの先頭を警察白バイが先導する。 最大数時間の通行止め区間もあったと聞く。 なぜ、マラソンが東京の真ん中でできて、自転車の公道レースは都内ではできないのか。 自転車よりマラソンの方が認知度は高いからか? それともスポンサーがつかないのか? それとも、自転車のイメージが悪いのか?

一般的に考えると、マラソンより自転車の方がスピードもでるし、危険度が伴うため、あまりやりたくないと言うのが本音ではないのか。 だいたい、マラソンなんて42キロそこそこでゴールだが、自転車レースなんて42キロでは1時間そこそこで勝負にならない。 スタートダッシュで決まってしまう。 100キロ以上は走らなければ、エリートではレースにもならない。 そんな長距離のコースを作るとなると、そりゃもう主催者側はコースの設定から警察への手続き等でてんてこ舞いになるに違いない。 ましてや、レース中に事故が発生した場合の対処が大変そうである。 なにせ、レースともなれば、高速でのコーナーリングやスプリント、考えるだけで事故が多そうである。 そんな中に素人の集団が混じっていたら、集団落車は容易に想定されるし、大都会での速やかな救急車の搬送は困難極まると思われる。 当然、そこまで考えていなければレースは開催できないとなれば、開催に二の足を踏むのも無理はない。

走行速度も遅く、事故の可能性も少ないマラソンだからこそ、大会開催になんとかこぎ付けたのではないだろうか。 ここまで何とかやってきた主催者側には賛美を贈りたい。

しかし、マラソン大会には気に入らないことがいくつかある。

例えば東京マラソンは制限時間が7時間であり、完走率が96.4%だったとの発表である。 地元で行なわれている勝田マラソンなんぞは制限時間6時間。 当然完走率は低くなり、ゴールが閉鎖されていようともランナーはゴールを目指して歩いている。(ここ重要!走ってないのだ!) 歩いてでもゴールを目指すのが美徳なのか、自己満足なのかは知らないが、正直見ている方はいい加減に辞めてくれという気持ちである。 だって、マラソンしてないじゃん。 当然、交通規制は解除されているから、勝手に歩道を歩いているだけなんだが、毎年目障りである。 自転車レースなんて、制限時間内に走れなければ、各チェックポイントでどんどん足切りされ、回収されていく。 制限時間過ぎても私は一人でゴールを目指すのよ!なんて甘いことは言わせてくれないのが自転車レースである。 そんな甘えた考えでマラソンなんてされてははた迷惑である。

また、エイドステーションにしたって、他人の好意に甘えて、ドリンクもらったり、食料もらったりと、走ってりゃ誰かにどこかで貰えるとばかりに、自分のエネルギ管理も自分で準備できない。 そして、飲んだり食べたりしたゴミはポイポイと路側帯に投げ捨て、ボランティアが回収することを完全にアテにしている。 なんだよそれ! 自分のことは自分でやれよ。 マラソンで走ってるヤツが偉いんじゃなくて、マラソンのために道路を使わせてもらってるんだろうよ。 自分で出したゴミはキチンと持って帰れよ! 

要するに、自分の力量も把握していないくせに、フルマラソンなんかに出場して、他人に迷惑をかけるなんて身の程知らずではないか。 確かに自転車のレースでもそんな輩も参加しているが、見事にチェックポイントでリタイヤを宣告されている。 当然のことである。 実力が伴わないのに背伸びしすぎである。 もう少し、自分の実力をきちっと把握して、身の丈にあったレースをしっかりと選んで参加して欲しい。 万一、制限時間内にゴールできないのであれば、その時点でキチンとあきらめるのもスポーツ精神ではないか。

最後にひとこと。 もしも来年も東京マラソンが開催されるのであれば、ランナーの前に自転車を走らせてください。 主催者の皆様、ご一考ください。 サイクリング大会なら1時間そこそこで終わります。  

 

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