自転車と子供 その2

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自転車と子供 その2

我が家には子供がいることは、どこかで記載した記憶があります。 その子供も6歳となり、自転車は好きで良く乗っています。 子供たちが自転車に乗り始めたのは4歳になってまもなくのことでした。

子供用の自転車ということもあり、しかも一度に2台も買わなくてはならないため、どのタイミングで買おうかと思慮していたところでした。 周りの話を聞くところでは、すでに自転車は買って乗せているとか。 そんなことを聞いたら自転車乗りの親としても乗らせないわけにはいきません。

たまたま通りがかった近所のフリーマーケット。 イベント目的で行ったのですが、なんと子供用の16インチの自転車が売っていました。 価格を聞くと1台5400円。 「それじゃ高いんじゃないの?2台買うからさぁ。」と値切ると、1台4000円で2台8000円で落札。 当初の予定ではイベントに参加する予定だったのですが、子供達は早く家に帰って自転車に乗りたい様子。

家に帰ると楽しそうに自転車に乗り始めました。 一人は軽快に進むのですが、もう一人はペダルがうまく回せず、後ろに回したりして前に進むことが出来ません。 一旦、三輪車に乗せ、ペダリングを思い出させた後は、自転車でも快適に進むことが出来るようになりました。 自転車は初めてというのに、その走りを見ていると、補助輪はほとんど地面に接しておらず、補助輪無しでも乗れるのではないか?と思えるような状況でした。

補助輪を早々に外すことを目的として、それからは、進むことよりも止まることを中心に練習しました。 「止まれ!」の合図で確実に止まること。 線まで来たらキチンと止まること。 足で引きずって止まるのではなく、ブレーキで止まってから足を着くこと。 この練習を徹底的にやったのが自転車2日目でした。 

3日目には、思い切って補助輪を外してみました。 そして、どこかのHPでも紹介されていたようにペダルも一緒に外しました。 両足で地面を蹴ること約10分。 だんだんバランス良く自転車を進ませることが出来るようになりました。 やや下り勾配の道では、一蹴りで数メートルも進むことが出来ます。 次は、地面を蹴るのに合わせて背中を強く押します。 すると、10メートル以上もバランス良く乗っていられるのです。 本人も「ありゃりゃ???」といった顔で、喜んでいます。

それでは、ペダルの取り付けです。 両足をペダルに乗せ、後ろから強く押すと、ずっとバランス良く乗っていられます。 そこでペダルを回すように言うと、楽しいように自転車に乗れるようになったのです。 ここまでで約30分。 自転車3回目の30分にして、自転車に乗れるようになったのです。 もう顔中で喜んで、歓喜の声を上げています。 ここでまたブレーキの練習です。 「ブレーキで止まってから足を着く」ということを覚えさせるため、「少し走っては止まる」の繰り返し。 手で押さえてなければ止まった状態からは乗り出せなかったものも、乗れるようになりました。

これには、私自身も驚きで、自分のときはどうだったのかと疑問がわいてきました。 こんなに簡単には乗れなかったんじゃないか。 少しは擦り傷や、打撲ぐらいあったんじゃないかと。 しかし、怪我もなく自由に乗れるようになった我が息子には驚きです。 

ところで、我が子は双子ということもあり、片方がうまくいっても、もう片方もうまく行くとはならないもので、もう一人は片方が乗れたことでスネたのか自転車に乗ろうとしません。 気持ちは分かりますが、少し可愛そうでした。 とは、言っても、その2週間後には乗れるようになりましたから、心配するようなことではなかったようです。 よくぞ乗れるようになりました!

でも、この後は大変でした。 二人で同時に乗れるようになったことから、どちらにも親が付いてなくては危険です。 二人が一緒に走ってくれるわけでもなく、興味のあるものも違うわけですから、ちょっと走ってはすぐ止まったかと思えば、もう片方は走り続けているとか、あっちこっちと両者の間をスプリントしています。 事故に遭わないのを願うだけです。

 

 

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