自転車と妻の言い分

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自転車と妻の言い分

自転車に乗っている方で既婚者はどれくらいいるのでしょうか。 また、その方たちは、自転車に乗る時間をどのように捻出しているのでしょうか。

最近の我が家では、自転車に乗る時間を作るのが大変です。 平日の帰りが遅く、毎日のように日付が変わる頃に帰っていては土日にはまずゆっくりと眠りたいのが心情です。 ゆっくりと眠っていると、子供達に起こされ、家事の手伝いや、買い物につき合わされます。 買い物に付き合わない場合には、子供は置いて行かれるため子守りとなります。 そうすると1日が終わり、自転車に乗る時間がなく終わってしまうのです。 なんとか乗る時間を確保しようと、早朝に起きて家族が起き出す前に帰ってくるしか方法を選ぶしかないのです。 そうすると当然平日の睡眠不足と早起きのために寝不足ですから昼寝したくなります。すると「良いわねぇ〜 好きな自転車乗って、昼寝までできて。」とイヤミの一つも言われるのです。 眠いのをガマンして家事手伝いと育児をして、やっと夜。 ビール飲んだら、もう何もできずに9時前にはお休みです。

こんな状況ですから、レースに行ってくる! とか、ツーリングに行ってくる! とか、土日の両日を潰して出かけるなんて、なかなか口に出せません。 休日の近場でさえ、1日中走り回ることができません。 本心としては、いつもと同じところをぐるぐる走るだけじゃなく、いつもと違った風景の中を走ってみたいとか、もっと長時間長距離を走ってみたいとも考えるのですが無理な状況です。 MTBなんて走る場所までの移動に時間が必要になるので、移動時間を考慮すると家から走り出せるロードが中心になるのも仕方ありません。

「なんで最近レースに出ないの?」とか、「今まで出てたあのレースにはなんで出ないの?」 と簡単に言ってくれます。 出たいけど、出るには練習が必要であって、今の与えられた練習時間だけではとてもじゃないけど時間と金をかけてまでレースにでる程の結果は得られません。 そうなると、出る気持ちも失せてしまいます。 「レースに出たら?」=「毎週しっかりと乗っても良いよ。」ということには繋がっていないのです。 おそらく妻の中には、「夫レースに行く。」=「その引き換えに妻も自由な時間がもらえる。」 ということなのでしょう。 しかし、そう思うようには行きません。 なにせレースなんてのは、日頃の練習の成果であって、日頃走らせてもらってないのにレースには出かけられません。

私のTREK Y33も10年ほど乗り続けて、買い替えが必要な時期がきても、なかなか新車を買うに踏み切れませんでした。 妻曰く「買うんだったら乗ってよね。 レースだってうっかりだけじゃなくて、他のMTBレースにも出てよね。」 と言われては、前述の理由からもたくさん乗れる見通しがつきませんでした。 そうは言っても、10年も乗ったMTBはあちこちガタが来て危険を感じます。 いろいろと考えた末にMTBを買ってしまいました。 でも、結局はMTBに乗るのは年に2回のうっかりくらい。 その他では1回か2回くらいツーリングに行ければ良いくらいです。 でも、妻は何も言ってきません。 ちょっと怖いこのごろです。

 

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