自転車と友達

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自転車と友達

どういうわけか、大学時代に自転車で遊んでいた連中と今でも良く遊んでいます。 妻にも良く言われるのですが、「長い間、良く付き合っていられるね。 しかも、みんな遠くに離れているのに。」ということ。 たしかに、大学時代の自転車の友達は、東京、千葉、埼玉、神奈川、茨城等の関東周辺に住んでいます。 大学で知り合ったのが18の頃ですから、今の歳を考えると人生の半分以上は彼らと友人関係が続いているわけです。 確かに知らない人から見れば、「ヘンなの!」と思われるかもしれません。

そもそも本業(勉強)とは違ったところで、同じ目的を持った人間の集まりが大学時代のサークルであったということは誰でも同じかと思われます。 でも、それはそれで、大学を卒業したら消滅するのが一般的なのかもしれません。 実際に、学科や研究室で一緒だった友達とは、全く付き合いがありません。 ほとんどが卒業と同時に消滅しています。 それにも係わらず、卒業して何年経っても走りに行ったり、酒飲みに行ったりと、今でも付き合いは続いています。 いったいなにが我らを繋ぎ止めているのでしょう。

自転車乗りなんて、会社や世間では少数派で相手にされないから、同じ趣味を持つ昔の友人を求めるのでしょうか。 いやいや、そうであれば、近所のショップにでも行けば、走る仲間はいくらでも見つかるし、練習やレースの参加にも事欠かないと思います。 だから、そうではないのでしょう。 では?

単に居心地が良いからでしょうか。 いやいやそうであれば、馴染みの酒屋でも見つけて、一人杯を傾けていれば、十分に満ちた時間を過ごすことが出来るのではないでしょうか。

じゃあ、いったいなにがこのような状況を作っているのでしょうか。 自転車に乗っても楽しいし、酒を飲んでも気楽だし、特に飾ることもなく、地のままで居られるということでしょうか。 大学時代の人格形成を担う4年間で、鍋釜持って自転車に乗り、昼夜を問わず時を過ごし、夜更けまで独自の人生観、趣味、志向について熱く語り合ったこともあり、それだけに分かりすぎているからでしょうか。 就職してバラバラになり、生活環境、就業感も異なることが、今となっては新鮮なのでしょうか。 まったくおかしなものです。

春、秋になれば恒例の「うっかりレース」に参加し、秋にはツーリング、12月になれば忘年ランと、声をかければ人が集まります。 いつまでも一人ではなく、それぞれが家族を伴っても、総出で集まることが出来るのです。 不思議な集団ですね。 もともと男ばかりの集団であったものが、結婚し、子供が出来ても、みんなで集まることが出来る。 そして、その子供同士、奥さん同士も仲良く出来るのであれば、幸せなものですね。 今後も続いていくと良いですね。

 

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