自転車とショップ

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自転車とショップ

ロードやMTBなどのスポーツチャリに乗るようになると、さすがに近所のホームセンターの類では買えなくなります。 買えたところで、せいぜい7〜8万円程度が限度でしょう。 それより高額になると、専門のショップでの購入をお勧めします。 所詮、ホームセンターで扱う自転車は、ママチャリに毛が生えたようなもの。 MTBなんぞは、ルック車が置いてある程度です。 そんなところでは、当然自転車に対する意識や知識が乏しいし、アフターサービスは期待できません。

そこで登場するのが専門店です。 初めての人は足を踏み込みにくいかもしれませんが、勇気を持ってドアを開けてみましょう。 そこのショップの雰囲気を感じてみてください。 そして、気持ち良く自転車が見られて、自分の知りたいことを的確に教えてくれて、欲しいものが置いてあれば、そこで購入するのが一番です。

専門店といっても色々なタイプがあります。 ドアを開けたところで「いらっしゃいませ。」の一言もない店。 入ったら最後、店を出るまで後ろを付きまとって、しつこくウンチクをしゃべり続ける店。 ドアを開けると常連達がたむろしてて「誰だよお前。」みたいな視線を投げかけてくる店。 とにかく、いろいろなタイプがあるので、時間的に余裕があって、近くに何店舗かあるのならば、ショップめぐりをして、納得した上でショップを決めましょう。 一番良いのは、自転車やってる人を見つけて、その人に聞くことです。 

自分もかつてイヤ〜な思いをしたことがあります。 この土地に来て初めて見つけたショップに行ったとき、何に乗りたいのかも予算も聞きもせずに、「そのヘンのに乗っとけば間違いないよ。」と、いかにも素人を小馬鹿にしたような態度で来たのです。 もうそれから一度もその店には行ってませんが、今でも忘れることはありません。 後の話ですが、近所でもその店の評価はあまり良くなく、ハードは売るけどソフトは売らない。 商売優先でとにかくアフターサービスは悪いというところでした。 初めて自転車を買おうと言う人は、こんなところは決して選んではいけません。

また自分達も客としての態度を考える必要があると思います。 常連だから、いつも買ってるからと、いつまでも店舗の中で居座るのもなんだろうなと思います。 一見さん、つまり初めてのお客さんが来たときに、入りにくくなるからです。 それにスタッフだって、他の自転車のメンテナンス等の仕事が溜まっているかもしれません。 そこのショップが相手している客は自分だけではありません。 自分はたくさんの客のうちのただ一人であって、そのショップはそれらたくさんの人達からの売り上げで営まれていると言うことを認識してください。 それで客が減って、売上減になって、閉店に追い込まれても、仲間としてつらいものがあると思います。 そうならないためにも、営業妨害となるような行為は止め、節度のある振る舞いをしましょう。

ところで、自分の良く行くショップですが、最近リニューアルしてキレイになりました。 店舗も広くなり、ディスプレイも良くなり、店内をゆっくりと見ることが出来るようになりました。 店員も増えて、店長と話をする時間も取れるようになりました。 地元でのイベントや自転車の情報発信基地として活動してくれています。 開店した数年前は、ショップ周辺には自転車を本格的に楽しむ人も少なく、自分はその中でも速い方でした。 ショップのイベントに参加したり、助けたりとしていましたが、地元にも根付いた人達が出来てきたので、その人達に譲りつつも、自分の走りを楽しむようにしています。 お店が大きく育って、自転車を楽しむ人達が増えることはとても喜ばしいことだと思います。 地域に自転車に乗る人が増えれば、周りの人達も自転車を見る目が変わってくることでしょう。

自分の場合は、そもそもツーリングから自転車に入ったので、大勢でつるんで走るとか、ショップにたむろするとかは好きではなく、一人で気まま、気楽に自転車に乗ってれば十分に楽しめるのです。 だから、どうしてもショップ単位で大勢で行動、参加するようになると面倒になってしまうのです。 ショップで自転車買ったり、情報を仕入れたりはしますが、ドップリとショップに浸かってしまうのはどうかなと常々思っています。 やはり、自分のやりたいこと、走りたい場所、そういうものは自分で探して、見つけ出して、走り抜けることで満足感が得られるのだから。

 

 

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