自転車と一般人(その2)

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自転車と一般人(その2)

普通の人にとって自転車とは単なる足でしかありません。 近所の買い物、駅やバス停までの通勤手段、通学手段です。 そんな感覚の人が使用するものですから、ホームセンターで1万円を切るような安物自転車が売れるのです。 しかも、そんな数千円の自転車ですから、盗まれても惜しく思わないし、盗む方も気軽に盗んでしまうのです。 盗んだ人間は、その時だけ必要で、目的地まで行けばそんな自転車は捨ててしまうのです。 盗まれた方も、一生懸命になって自転車を探そうとしないため、駅前には持ち主の知れぬ自転車が多量に山積みとなるのです。 すると行政としては、駅前の美観を確保するために放置自転車を撤去する必要が生じるために予算が必要となるので、自転車を毛嫌いしていくのです。 こうして、自転車の置かれる環境は悪くなっていくのです。 一人一人がたかが自転車と思わず、大切に乗ってくれれば少しは状況も改善するのではないかと思うのですが。

また、駅前駐輪場にしても、登録しなければ置かせてくれないところとか、そんな窮屈な決まりがあるから、たまに自転車で来ても、置く場所がなく、放置自転車となるのです。 これでは悪循環ではないでしょうか。 そんな一見さんの自転車駐輪車を優遇すれば良いのに、登録したままで置きっ放しの自転車をなぜ長期間も保管しておくのでしょうか。 登録して、登録料金を支払っていれば、置いたままで良いというのも可笑しなものです。 施設の有効利用という観点からも、利用のない場合にはやはり撤去の対象とすべきではないでしょうか。 そのような簡単な課題を山積みにしたままでいるから、放置自転車が山積みにされていくのです。

その元凶となるのがママチャリでしょう。 とにかく、価格がかなり下がりました。 1台数千円で買えるくらいまで下がりました。 そのため、自転車に対する価値観が薄れ、自転車を大切にしなくなったのでしょう。 それだけに自転車の品質は低下の一途をたどるだけです。 しかも、取り扱う店はホームセンター、スーパー、通販などなど。 自転車の修理も満足にできる技術もありませんので、ワイヤの初期伸び等の初期調整の説明やメンテナンスを実施するわけがありません。 それ故に、ブレーキの効きが甘いとか、ペダルを踏むたびにキコキコ音がするとかいった、単純な整備不良が発生しているのです。 乗っている本人は、販売店の整備不良との認識はなく、安物だからこれくらいガマンとでも思っているのでしょう。 大きな勘違いです。 東南アジア系の廉価版ではあっても、きちんと整備して乗れば、それなりの耐久性はあり、長持ちさせることはできます。 要するに、メンテナンスさえすれば、何年も乗ることができると考えられます。 初期調整をしない。→異音がする。→大切にしない。→整備不良によりさらに異音がする。→もっと大切にしない。→駅前にほっとく。→捨てられていると思われて盗まれる。→捨てる。→放置自転車となる。→ゴミの山。といった公式ができてくるのでしょう。

とは言っても限界があります。 東南アジアの廉価版ですから、壊れたとしても互換性の観点から交換品が手に入りづらいということです。 そもそも耐久性を考慮した設計ではないため、軸受け等の回転部分の精度は悪く、次第にガタが来ます。 やはり、長期間の使用を考えているのなら国産メーカのブリジストンとかミヤタとかのものを買うことをお勧めします。 使っているパーツもシマノ製品ですし、安心です。

ここまで考える必要はありませんが、自転車に興味がないと言っても、通勤通学に使えば命を預けて乗るわけですから、それなりのものを使用しましょう。

 

 

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