自転車と健康

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自転車と健康

「健康は自転車から」 かつて、第何次サイクリングブームだろうか、そのようなキャッチコピーでサイクリングが流行った時期があります。 また、最近も、自転車は楽に有酸素運動ができますとか、ダイエット効果があるとか、サイクリングやら自転車通勤が脚光を浴びています。

しかし、本当に自転車は健康の元となるのでしょうか?

確かに、これまでの自分の人生の中で、健康診断で要注意、要観察等のチェックが入ったことがないのは健康だったのかもしれません。 でも、かなり無茶をしていたように思えます。

最近でこそ、熱中症で倒れるような事故が新聞やニュースに登場してますが、そんなことはお構い無しに、炎天下の中を何時間も走り続けています。 今より元気だった頃には、真夏に数時間(200km弱)も走り、3リットルも水を飲みながら走っているのに、帰ってきて体重計に乗ると2キロ減。 単純に計算すると5リットルも体中から水分が抜けているのです。 猛烈な暑さの中から帰ってくると、部屋の設定温度を17度にして風呂に入っていれば、部屋はキンキンに冷えています。 そこで、冷たいビールを飲むのが至福の喜びでした。 当然、たくさんの汗かいて走ってきただけに、いくらでもビールは入ります。 ここまでは本当に幸せな時間です。 しかし、そのときは良いのですが、アルコールの分解には多量の水分が必要であり、翌朝目覚めると手先や肌はカサカサに乾燥し、異常な喉の乾きで目が覚めます。 おそらく血液もドロドロで、一歩間違えばどこかに血栓でも出来て死んでしまうかもしれません。 さすがに最近はこんな無茶もする体力もなく、帰ってくるとまず水分補給をしっかりとして、それから風呂、そしてやっぱりビールという順番にしております。

また、練習中に異常に最大心拍が高いのです。 いきなり走り出せば、心拍が高くなるのは分かるのですが、それにしてもこの年で200を超えるのはいかがなものでしょう。 最初は心拍計が壊れているのかと思ったくらいです。 最近は、そのようなことにならないように、心拍をコントロールするようにしているのですが、やはり何度かは超えることがあります。 口から心臓が飛び出るくらいといった表現が適切かは分かりませんが、そこまでの感覚がなくとも200を超えているのです。 

それに、一般道を高速で巡航していれば、車とのトラブル、自爆等に遭遇することもある。 MTBで山中を走っていれば、下りでコケることもあるし、崖を落ちることや、樹木に激突することもある。 全く、怪我が絶えないのです。 

こんな自転車が本当に健康なのでしょうか。 それは私だけ? なんでもやりすぎは禁物です。 適量というものがあります。 おそらくこれは悪い例であり、も少しきちんとやれば、健康に近づいていくのではないでしょうか。 健康とは肉体的にも精神的にも両方が良好でなければ健康ではないとどこかで聞いたことがあります。 自分の場合は、肉体的にはそこそこ健康なのかもしれないと思います。 また精神的にはどうでしょうか。 自転車に乗っている間は、嫌なことも忘れて集中できるし、走った後の満足感は十分にあるし、精神的には満ち足りていると思います。 ということは、肉体的部分を補充することができれば、おそらく全体的には健康という結果が得られるのでしょう。 やはり、自転車は健康の元になっているのでしょう。 そう確信して、また今日も自転車に乗り、そしてビールを飲むのです。

   

 

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