初めての自転車組み

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初めての自転車組み

大学生になると学校所属のサイクリング同好会に入会しました。 そこで、先輩達からいろいろと自転車の楽しみを教えていただき、いろんなところに連れて行ってもらいました。 すると自分もだんだん新しい自転車が欲しくなり、とうとう新しい自転車を手に入れることにしました。 と言っても、完成車を購入するのではなく、学校のそばの自転車ショップでフレームを購入したのです。 そのフレームをサイクリング同好会の部室に持ち込み、新しく買ったパーツやら、昔のパーツやらを組み込んで自転車を組み立てたのです。

当時の部室には、自転車を組み立てるための工具は一式揃っていました。 BBの特殊工具、ヘッド圧入工具、振れ取り台からセンターゲージまで、さらにはエンド修正治具まであったのです。

お気に入りのパーツをかき集めて、当時流行っていたブルックスの革サドルを新調し、頑張って組み立てました。 まず始めにホイール組みからです。 ハッキリ言って自分でできるか不安でしたが、自転車雑誌を片手にひたすら学校の講義の時間も忘れて没頭したのです。 ハブフランジに片側からスポークを通し、次にそれらを束ねて今度は反対側からスポークを通す。 ここまでは誰だって簡単にできます。 問題はこれからでした。 基準となるスポークを決め、そこから6本目のスポークを交差させて、リムに止めていくということの繰り返しです。 全てのスポークがリムと連結されてからが大変な作業が始まります。 左右方向の振れをとり、次に縦方向の振れを取りと、永遠に作業が続いていくようでした。 少しニップルを回しては調子を見ての繰り返し。 行き過ぎたり戻したりと一生懸命でしたが、なんとか自分の力だけでホイールを組むことができたのです。 一番面倒なところは終わったので、あとは比較的簡単な部分です。

ステムからハンドル周り、それからピラーとサドルをつけると、そこそこ自転車の完成形が見えてきます。 それから、チェーンホイール、前後の変速機、チェーンを繋げば、これで走ることはできます。 それから、ブレーキや変速機関連のワイヤー類を取り付けると完成です。 全てで何時間を要したのでしょうか。 部室で自転車を組んでいたため、自転車を組んでいる途中に誰かがやってきて、邪魔して行ったり、差し入れをくれたり。 はたまた酒飲みが始まって、そのまま部室に泊まってしまったりと、完成までにはたくさんの時間を要したように思えます。

そうは言っても、完成しました。 時間を要しましたが、自分だけの一台の自転車が完成しました。 おそらくこんなパーツ構成の自転車は他にはいないでしょう。 愛着のある一台です。 われながら見よう見まねで良くできたと思います。 このあと、この自転車でたくさんの思い出を作ることができました。

 

 

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