自転車と交通事故

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自転車と交通事故

自転車で一般道を走れば車とのトラブルは避けられません。 これまで自分も2回ほど車と衝突する事故に遭いました。

1回目は巻き込み確認不足です。 交差点に進入すると後ろから来た車がだんだん左に寄ってくるのです。 そのまま行く手を遮られ、相手のボンネットの上に乗り、道路中央へと投げ出されたのです。 とっさの受身が取れたので、大きな怪我はありませんでした。 相手は60過ぎたオヤジ。 まったく自転車の存在を認識していなかったようです。 通りがかった人が救急車を呼んでくれて、病院に運ばれました。 自転車をそのまま現場に置いて行くのには抵抗があったので、「パーツでも盗まれたら困る!」と消防の人に頼むと、一緒に救急車に乗せてくれました。 「これ高いの?」当然、聞かれますわなぁ。 20万円で買った最初のロードだったのですが、50万円だというと、同情してくれて、「相手に買ってもらいなよぉ」なんて、言ってくれました。

結果的に、ヘルメット、ジャージ、一部のパーツの交換で7万円ほど。 加害者はそれに慰謝料を加えることもなく、そのままの実費のみしか支払いがありませんでした。 すごく損した気分でした。

2回目はこちらが直進しているところに対向車が右折して衝突。 相手の車の左前輪からフェンダーにかけて激突。 こちらは右半身から車に衝突。 だいたい一緒に並んで走っていた車が突然止まって対向車に右折を譲るから、こっちに被害が回ってくるのです。 自転車、バイクにありがちなパターンです。 相手は20代後半くらいで、助手席に彼女を乗せていました。 彼女側に衝突していったので、その彼女は脚が震えるほど驚いていました。 しかしまた幸いなことに怪我はなく、今回は救急車も呼ばなくても良いから、自転車を直してくださいと頼みました。 運転手本人はたいしてお金も掛からずに修理できると思ったのでしょう。 警察を呼んでとか、事故証明とか、そんなのは取らずに自腹で払うつもりだったようです。 自走不可能だったし迎えに来てくれる人も居なかったので、彼らの車で自宅まで送ってもらいました。

後日、自転車屋に見積もりをもらって、その金額を伝えると、相手は仰天して、突然事故扱いとして自動車保険で支払うと言ってきました。 なんと相手は警察の人だったのです。 最初は上司に報告するのがイヤで、事故現場で報告の義務を怠ったのですが、修理費が高額と知ると自腹では払えないため、事故扱いに変更したというものでした。 全くひどい話です。 あとから警察に呼び出され、調書を取られ、散々な目に遭いました。 被害者の自分がなんでこんな面倒な目にあるのか理解できません。

しかし、その後の対応はとても迅速でした。 普通なら値切るはずの保険会社も、「要求されたものについては全て支払いますので、早く要求してください。」 なんだか警察の圧力で迅速に対応し、とにかく早く解決、示談といった感じ。 そんなわけで、傷ついたパーツ、ウェア類、フレーム等を一式要求しました。 これで万事解決。 警察のやり方に不満はあったものの、自転車修理費もできたし良かったです。

ちなみに事故に遭った自転車はTREK5500 DURA-AC仕様です。自転車の右側から突っ込んでいったので、STIレバー、ハンドル、 フレーム、変速機前後、チェーンホイール、ホイールのあたりに傷が付いたと言ったところ。 それからヘルメットに穴の開いた上下のジャージ。 請求書は全て定価ですから、これで要求額の概算ができるでしょ。 普通の人は驚くわぁ。

 

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