自転車と女性

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自転車と女性

 自転車を楽しむ女性は世の中に何人いるのでしょうか。 周りを見渡す限りでは、圧倒的に男性より女性が少ないように見受けられます。 レースに参加しても、観戦に行っても、女性の数はわずかです。 なぜこんなに自転車に乗る女性が少ないのでしょうか。 パッと見、風を切って爽快に走り、健康的にも見えるのですから、もっと人気があっても良さそうに思えるのですがなぜでしょうか。

あそこが痛くなるから? 汗臭いから? 機械が苦手だから? 日焼けが気になるから? 自転車が高価で取り付きにくいから? 速くて危なそうだから? ちょっと考えただけでも嫌になりそうな理由がたくさん見つかります。 彼氏が自転車に乗ってても、レースの応援には行くけど、自分は自転車に乗らないよという女性もいます。

自転車好きの観点からでは、女性が嫌がることがなんなのかを想定することはなかなか難しいものがあります。

自分の場合は、結婚して2年ほどたってから、妻にロードバイクにフラットハンドル仕様のものを買い与えました。 それまでは高校生のときの自転車通学くらいしか乗ったことはなかったそうで、ロードバイクの軽快・快適性に驚いていました。

ところが、これまでに乗ったのは数回。 ま、その後、ちょうど妊娠してしまい、それから子育てに駆られたために暇を作ること自体が不可能になってしまったのです。 でも、妊娠前までになぜ乗らなかったのか? 妻との会話の中で思い当たったものは次のような感じです。

まずあげられたのが道路事情。 自分の場合は茨城県の田舎にいるので、交通量が少ない道を選べばそれなりに走れるのですが、交通量が少ないところは反対に高速で車がすり抜けるため、走行時のふら付きが怖いというのです。 それに、始めたばかりで、路面ばかり一生懸命に見て走っているのに、突然自分の脇1メートルの所をすり抜けられるのは本当に恐怖感があるそうです。

次があそこの痛みと日焼けです。 女性ならではの悩み。 ロードの細いサドルなんて見ただけで痛そうと感じるようです。 しかし、しっかりと自転車用のパッド入りのパンツをはいたことでこの問題は解消。 残る日焼けについては、日焼け止めクリームと長袖しかありません。 直射日光の下を延々と走るには、どうしても度胸が要ります。 若ければ新陳代謝という言葉とありますが、年を取ると新陳代謝も期待できません。 自分の脚の日焼けも、昨年のものが冬場を通して残ってます。 子供のころは、どんなに海でプールで日焼けしても、冬にはきれいな真っ白な肌になってたように記憶してますが、この年齢では無理! 昨年の残り分に、今年分が積み重なり、やがてシミやソバカスに変わっていくのでしょう。 挙句の果てには皮膚がん? やはり、お肌の手入れを考えると、自転車だけでなくアウトドアってのは、女性には不向きなのでしょうか。

これらをなんとかクリアできれば、あとは女性と一緒に自転車に乗ってくれる男を捕まえることです。 自転車の世界は、冒頭にも記載したように、女性よりも男性の方が多いことから、飢えた男が多いはずです。 レース会場でもどこでも、困った顔して立ち止まっていれば、自転車なんて簡単に直してくれます。 また、自転車を始めたいときには、近所のショップに行けば、自転車好きの世話焼き君が必ず居ますので、問題なくやってくれます。 レース会場までの足から、自転車の掃除、整備まで、「部屋に自転車保管してるから、汚れちゃイヤ〜ン」なんて言えば、彼は自分の自転車を屋根に積んでまでも、貴女の自転車を車内に積んでくれるでしょう。 その代わり、「貴女の部屋まで自転車を運んであげるよ。」と言われることが想定されるので、注意が必要です。

   

 

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