初めての長期北海道ツーリング

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はじめて長期北海道ツーリング

大学1年生の時に初めて一人で長期間にわたる自転車旅行に出ました。 千葉の実家から茨城県の大洗まで自走し、そこからフェリーで北海道の苫小牧まで行ったのです。 苫小牧から、ぐるっと東へ北へ、そして南へと。 最後は函館から北海道に別れを告げたのでした。

旅の手段は自転車。 そして、宿泊は駅やキャンプの予定で予約などなにもなく適当に出発しました。 はじめは両親も反対し、駅で寝るなんてことが信じられなかったのです。 でも、実際に行ってみると、駅前の軒先にはマットを敷いて、その上に寝袋を広げて酒盛りをしているのでした。 普通の高校生だった自分が大学に入学し、サイクリング部でこんなことをやってるということは、雑誌や先輩から聞いていたが、こんなに派手にやっているとは思いもしなかったのです。 自分の想像としては、人目を避けるように、端っこの方で、こっそりと眠っているものかと思っていたら、改札を抜けた待合室のど真ん中に陣取っている輩までいる。 ちょっとこれはやり過ぎでは? とまで思いました。 それに、自転車ばかりでなく、バイクツーリングの人までいるのです。 しかも、男性だけでなく、女性も混じっています。 かなりのカルチャーショックを受けました。 

その夏には北海道を26日かけて回り、あちこちで面白い経験をしました。 大学1年生の自分にとっては、あまりにもたくさんで、大きなものを得ることができました。 あちこちにある500円宿。 駅前のライダーハウス。 露天風呂や公衆浴場。 キャンプ場や公園。 いろんなところに泊まり、いろんな人がいて、一人ぼっちの夜はなかったように思い出されます。 それだけ、人が多かったのもあるだろうし、気持ちも大らかだったのでしょう。 今のようなギスギスした人間関係もなく、不審人物がいたわけでもなく、純粋に旅人が集うというような場所でした。 非常に情け深い、しみじみとした旅だったと記憶してます。

その頃はまだ、良い時代で、純粋に旅を楽しんでいる人が多かったと思います。 流行ってるからとか、そんな気持ちで行ってる人は少なかったようです。 だから、どこの駅、キャンプ場等で出会っても、すぐに打ち解けあい、旅の情報交換しながら酒を酌み交わすといったことをしていたのです。 一人旅が多いのですが、一人旅同士で意気投合して、一緒に走ったり、今夜は俺のテントに泊まっていけよとか、とにかく楽しい旅を続けられました。 やはり一人旅というのは気持ちも楽だし、なんでも受け入れられる気がします。 たくさんだと、どうしても集団意識が芽生えるため、周りにバリヤを張ることもありますが、一人だとそれがないのです。 また、地元のおじさんやおばさん達からも、一人の方が声を掛け易かったようです。 おかげで、美味しいものを頂いたり、泊めてくれたりと親切も頂くことができました。

このツーリングをきっかけに、自分はどんどんツーリングの世界にはまり込んでいったようです。

 

 

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