ろまんちっくエンデュランスレース

ろまんちっくエンデュランスレース

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名称  ろまんちっくエンデュランスレース
日程 平成28年11月27日
天気  降りそうで降らず… レースが終わり、撤収後に雨!
結果 トップから5周回遅れ

まえがき

どういう経緯だったか良く覚えてないけれど、宇都宮市で開催されるロマンティックエンデューロなるものに出ることになった。 中身は3時間耐久レース。 これにKと2人で参加することになった。

家を出たのは5時過ぎ。 食料を調達しようと近所のコンビニに寄ると早朝と言うのに自転車に乗る服装をした人が多数。 自転車の服を着たまま車に乗ってどこに行くの? と不思議に思って眺めてた。 ふと、思い出してみると、ひたちなかエンデューロが近所で開催されることを思い出した。 自走で参加してた時は、開始時間ぎりぎりに合わせて家を出てたけど、遠くからくる人はこんな時間から来てたんだとビックリ。 でも、そんな自分も、これから宇都宮まで移動するんだから、同じようなものか。

高速を使ってサッサと移動すると、2時間ほどで会場入り。 その昔、宇都宮サイクリング大会に参加した時の集合場所だった。 

 

 

試走

 到着後、自転車の準備をしていると受け付け開始の案内が流れた。 自転車の準備を終えると、受付に並んで順番を待つ。 すると、何となく見覚えのある顔が… そうそう、自分がインストラクター検定を受けた時の指導員でもあり、検定員でもあった大先生だ。 先日、テレビにも出ていた大先生。 思わぬところでの出会いにビックリ。 元気な姿を見られるのはうれしいものだ。

 

 そして、配布されたゼッケンを自転車に取り付けると、Kと共に試走に出かけた。

 

 初めて走るコースに期待半分不安半分。 前を走る人についていけば良いやとの思いで、適当に走り始めた。 

 スタートの看板を過ぎると、舗装のまま直角に折れ、わずかに走ると、鋭角にシングルトラックに向かって坂を上っていく。 普通に走れば走れる程度の上り坂なので、フロントもローにするほどではない。 おそらく10mほどの高さを上ってしまえば、あとは下り。 コーナーにはバンクを設けてスピードを殺さずに下っていける。 ただ、ドロドロではないが、湿った黒土の土壌なので、ラインを誤るとスリップアウトしそうな感じだ。 そして再び上り始める。 と、この辺までが記憶に残るような部分であって、その先は正直なところ、コースを印象付けるモノがない。 林の中に、コーステープでぐるぐると迷路を巡らせたようなコースレイアウトなので、途中ですれ違う人が、自分よりどれほど先を走っているのか、それとも後ろから来ているのか… がさっぱりわからない作りなのだ。 確かに、コース中には、段差を作ったり、う回路を作ったり、厳しい上りを作ったり工夫はしているのだが、あまり印象に残るコースではない。

 この林の中から抜け出すと、芝生の上を走り、階段を下り、遊歩道を走り、キャンバーを走り、そしてピット前に出てくるというもの。

 なんだか、無理やり距離を稼ぐようにコースをつなぎ合わせたような印象だ。

 さすがに、この試走を2周走ろうという気持ちにはなれず、そのまま車に戻った。 そう、このレースの利点は、駐車場とピットがとても近いため、荷物運びが非常に楽というところはとても優れている。

 

 

3時間耐久レース

 試走が終わってから3時間耐久レースが始まるまでは2時間もあり、開会式や子どもレースが行われる。 子どもレースは林間コースの奥まで行かず、手前をくるっと走ってピットに出てくるコースだ。 これらを使って、小学生までがレースを競う。 もちろん、年少者は坂道を上れないので、手前の平地部分だけを使ったレース。 これが終わると、3時間耐久の招集が始まった。

 

 今回は、2人だけなので、ピットの場所取りも特にすることもなく、招集に合わせてビニルシートと椅子で、荷物の置き場所だけ確保したら、あとは招集エリアへ。 今回も若いKがスタートライダーだ。

 招集場所に集まるのだが、そこからゼッケン番号順に呼ばれるのはちょっといただけない。 呼ばれるのは良いが、若い番号が呼ばれても前に行けず、立ち往生。 余計に時間がかかる始末だ。 もう少し手前に一時集合場所を設けて、そこから改めて番号を呼ぶようにすれば、もう少しスムーズな招集ができたのではないだろうか。

 そんなことを考えているうちに、スタート時刻だ。 1番から整列し、三ケタゼッケンの我がチームはかなり後方からのスタートだ。 

 スタート。 笛の音で集団が動く。

 スタートは基本的にローリングスタートだ。 あんな狭い道を、あんな人数で走れるわけがない。 しかも、いきなり林間に入ったところで、実力と走順に差が大きすぎる状況でシングルトラックに入っていくので、流れはスムーズではない。 林間に消えてしまったKはどうなってしまったのか。 そんなことを知る由もなく、私は出口側の芝生地点で待機していた。

 ようやく先頭が出てきたかと思うと、次から次へと選手が走り抜けていく。 

 しばらくしてKの姿が見えてきた。 ゼッケン番号よりは早く出てきたと思われる。 元気そうに走っているじゃないか。 楽しそうに走っているじゃないか。 ケガなく、楽しく走れればそれで良い。 これが今回の参加のコンセプトだ。 

 走ってる選手が見える範囲は、林間以外の芝生の上とか階段とか、そんなもんしかないので、写真を撮っても同じようなアングルばかりだ。 そうこうしているうちに、K3周を終え、私とバトンタッチだ。

 

 バトンは、足首に巻きつけるセンサーで行われる。

 早速走り出すと、シングルトラック入り口の上りから。 そんなに一生懸命走ってないのはわかるけど、たいして辛い坂ではない。 そして、下りも気持ち良くバンクを使って加速していく。 この後の上りや下りは、そこそこ楽しく走れるのは良いのだけれど、自分の下りの下手さがどうしようもない。 子供がよろよろと走っているかのようだ。

 上り坂で抜き去り差をつけたとしても、下りでよろよろと慎重に下ってるうちに、追いつかれてしまう。 下りで、前輪がキチンとグリップしてくれる感覚がないのだ。 思いきればキチンと曲がるとは思うんだけど、どうにもコワイと言う気持ちが強い。 すっかりとオフロード感がなくなっている。 うまく自転車を操ることができていない。 これはちょっと悲しすぎる。

 上りで先行しても、下りで追い付かれ、また次の上りで先行するんだけど、下りで追い付かれる。 この繰り返しなのだ。 一度、下りで追い付かれ、上りで後ろにいたので、道を避けて譲ってしまったときのことだ。

 「 あ〜 譲らなくても良いのに… ずっと後ろで良かったのに… 」

 と言われてしまう。 こんな感じで、だらだらと並んで走ってたというようなレースなのだ。 上りだけが延々と続けば、それなりに引き離すことはできても、下りで全く乗れないのは悲しすぎる。 全くレースになってない。

 

 そして、3周を終えると、Kと交換だ。 K3周を目安に交代と言う約束だ。

 

 

 1周目のシングルトラックの出口でカメラを構えて待っていたが、なかなかKが出てこない。 こんなに時間かかったっけ? こけたか? そんなことを考えていると、ようやくKの姿が見えてきた。

「 どうした? 転んだか? 」

「 疲れすぎ… 」

 そして、再び次の周回に入っていった。

 

 そして、2周目も同様に、シングルトラックの出口で待ってると。

「 もうだめ。 2周で終わりにしてもいいでしょ? もうダメ。 疲れた… 脚が動かない… 」

 

 無理やり走らせても無理そうなので、慌ててピットに戻り、走り出す準備をした。 ドッグランの周りを走って帰ってくるだけだが、走る準備ができてもKはなかなか帰ってこない。 かなりお疲れのようだ。 まもなく、よろよろとKが帰ってくると、ホントに疲れた表情だ。

 こんな折に、小雨がパラパラと降ってきた。 残り1時間ほどなのに… 

 

耐久レースも後半だ

 バトンを受け取ると走り出した。

 雨の冷たさを顔に感じながら走り始める。 でも、林間コースに入ると雨は全く感じない。 ただ、路面はだいぶドロドロになってきている。 あちこちで木の根がむき出しになってきていたり、泥が掘られてタイヤを取られたり、深い溝ができていたりと、コンディションは悪くなってきている。

 ホントに速い人にはバンバン抜かれるが、それなりの人には追いつき追い抜き、それなりに頑張って走る。 1周を終え、2周目に入る。 ペースがガタ落ちすることもなく、マイペースでもかなり頑張っている領域で走り続ける。

 

 

 

 

 

 

 

 

 時計を見ると、あと1周か。

 

 最終周回はKが走る約束をしていたので、走行中に確認をとる。 本人は走る気持ちになっており、ここで選手交代だ。

 

 Kは颯爽と?走り出した。 さあ、頑張れ。

 

 Kを見送ると小休止。 ああ、疲れた。 その後、自分の自転車だけ、さっさと撤収、車に積み込んでしまった。 少しでも撤収が早く終わるようにとできることはやっておくことにした。 それから、コースに戻ったが、まだまだKの姿は見えてこない。 

 30分程度休憩したくらいでは、なかなか回復しないのか。 と、思っていると、Kが林間コースから抜け出てきた。 意外にも明るい顔して楽しそうに出てきた。 残りの芝生コースをしっかりと走る姿から見ると、それなりに回復してから走り出したみたいだ。 

 そして、ゴール。 お疲れ様でした。 疲労感が漂うような表情ではなく、明るい表情で元気に帰ってきた。 満足感のある表情だ。

「 最後は、下りも結構楽しめたし、スピードも出せたよ。 今回の中で一番楽しかった。 」

 

 最終的な周回数は、K3周→私3周→K2周→私2周→K1周で、合計11周だ。 180分を11周で平均16分。 これが速いのか遅いのか…

 

 

 

 それから、撤収だ。 自転車1台は片付いているので、残りの荷物は2人で運べば一度で終わる。 私が自転車を積んでいる間に、Kは参加賞や景品の引き換えに。 戻ってくるころには自転車も積み終わり、残った荷物をまとめているところ。

 と、ところが、こんなところで雨が降り始めた。 まだ小雨だけど、早いところ撤収を終えてしまわないと、大変なことになる。 と、慌てて服も着替え、荷物をまとめ、ようやく車内に落ち着いた。 せっかくの熱いけんちん汁が冷めてしまった。

 落ち着いて食べ始めると、雨脚も強くなってきて、ギリギリセーフと言ったところだ。 けんちん汁と巻き寿司を食べ、それでも足りず、おにぎりを食べて、ようやく満腹。 

 

 落ち着いたところで、帰途についた。 帰りは下道で2時間半。 お疲れ様でした。

 

 

 

反省

 最近は、ほとんど新しいレースに出ることはなく、同じレースに繰り返し出てるばかりなので、目新しさがない。 今回のレースは、初めて参加するレースだったので、期待半分不安半分の気持ちで出かけてみた。 しかも、宇都宮と言う立地上、比較的近いということもあり、参加するに至ったのである。

 初めてなので期待もあったが、試走で林間コースを走っている時点で、自分的にはムムム…と言う感触だった。 林の中を走っている人は見えるけれど、あの人は自分より前なのか後ろなのか、どれくらいの差があるのかが良くわからないというのが正直なところ。 レースを終えたあとでも、その辺の前後関係を理解することはできなかった。 勝負に行ってるわけではないので、その辺を理解する必要はないかもしれないけど、迷路のようでちょっと飽きる。 また、林間コースを抜けてからが、無理やり距離合わせしたようなところもあって、コースレイアウトに苦労したんだなと言う感じだ。

 このため、林間をくねくねとコースを作る必要があったのだろうけど、自分がここまでへたくそになってるとは思いもしなかった。 コース中で転倒したり、足を付いたり、押したりするようなことはなかったけど、かなり減速しなければ曲がれなかった。 せっかくの下りでスピードを出すことも、下った勢いでコーナーをクリアすることも出来なかった。 この辺は、やっぱり乗りなれてないと乗りこなせない。 

 ここ数年の間で、オフロードを走った後の感想は全く同じだ。 どんどんオフロード乗りが下手になった行く。 今年の冬は、少しオフロードを中心に乗り込んでみようかな。

 

 反省ばかりである。

 

 

 

 

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