シマノ・バイカーズフェスティバル

シマノ・バイカーズフェスティバル

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名称  シマノ・バイカーズフェスティバル
日程 平成26年7月19日
天気 雨! ほとんど雨!  
結果 60分XCマラソン→下の方     4時間エンデューロ3人組→三分の二くらい

概要

何年ぶりか忘れるほど出てなかったシマノを冠するMTBレース。 シマノバイカーズフェスティバル。 その昔は小海リエックスで開催され、その後、キッズメドウズとなり、そして富士見パノラマに落ち着いたこのレース。 そう言えば、富士見パノラマになってからは一度も出たことがない。 そんなわけで、久しぶりに出てみようと、S氏を誘ってみた。

参加者は、我が息子KとS氏、そして私の3人。 参加種目は、息子Kは一人で60分XCマラソン、午後からは3人で4時間耐久の2段階で予定。 天気予報は曇り時々雨となっており、曇り中心でなんとかなれば良いなと願うばかりである。

 

 

 

レースまで

朝5時、双葉SAで起きるとS氏が隣の車で眠っている。 いつものルイガノカップと同じ感じでの合流だ。 空を見上げると雨は降ってないが雲は多く、いつでも降り出しそうな天気。

5時半頃にはSAを出ると会場に向かう。 諏訪南ICを出ると会場まではあっという間だ。 駐車場と会場はちょっと離れているので、荷物の運搬にはちょっと不便。 でも、仕方がない。 皆条件は同じだ。

 

まず、自転車の準備を済ませるとKとS氏で受付。 戻ってくるとゼッケンを取り付け、試走に向かう。 

スタートラインを過ぎるとひたすら長い上り坂。 これは昔から変わってない。 するとシングルトラックの下りを右に左に木の根や石の段差を下る。 次は、シングルトラックを右に左にと上り、ゲレンデに出る。 ゲレンデを登ると、あとはゲレンデの下り。 それなりにスピードが乗るところには、コールのアウト側にキャンバーがあり、タイヤを乗せれば高速のままグリップを確保しながら下ることが出来る。 そして、ピットと本コースに分かれ、更に下るとスタートラインに戻る。 ダラダラと試走して10分弱。 とりあえず、もう一周ペースを上げて走ってみる。 気温も低く涼しいので、走るにはちょうど良い感じだ。 コースも状態は良く、走りやすい感じだ。 このまま天気がもてば楽しく走れそうな感じなのだか… どうなることやら。

それから、ピットの確保と食料等の移動をして、ほっと一息。 すると、60分XCマラソンの召集時間が近づいて来る。 Kを奮い立たせ、召集エリアに向かう。 前から5列目くらいに並ぶ。 さて、どんな結果になるか。

 

 

60分XCマラソン 〜スタート!〜

このカテゴリは今回のイベントの中で最初の競技のようで、スタートに合わせて開会式までが含まれている。 このため、召集からスタートまでの待ち時間が一番多い。 ちょっと考えモノか… 大会会長、町長、審判員らからのあいさつや説明があって、ようやくスタートとなる。

 

カウントダウンが始まる。 会場に静寂が訪れる。 ちょっと緊張。

スタートの合図とともに一斉に飛び出した。 延々と続く上り坂に向かって突入していく。 ギャラリの立ち入りが許される範囲はとても少なく、下から遠く見上げるだけ。 最初は渋滞があるので、適度に後方を追従しているのが見える。 次第にシングルトラックの中へ人が消えて行く。 と、上の方からはどんどん下って来る。

さて、Kはどうしたことか… なかなか出て来ない。 完全にマイペースで走っており、競おうとかそんな気が全く伝わってこない。 本当にやる気あるのかよ?って感じなのだ。 これでは困る!

スタートライン近辺でしばらくは観戦していたが、さすがにずっと同じ場所で見ていても飽きてきたので、違うアングルを求めてコースをさまよってみた。 4時間耐久レースのピット側を逆走してみるとコースに辿りつくことに気づき歩いてみた。 今回の競技ではピットは使われないので、ここは閉鎖されている。

ピットロードの途中から、ゲレンデ最下部の右コーナが良く見える。 やや上から見下ろすアングルだから、カッコ良い写真が撮れるわけではないけど、それなりに近い位置からの撮影が可能だから良い。 下りでスピードも乗ってくる場所なので、迫力もある。 ここでしばらく観戦すると更に上に向かって歩いてみた。

ちょうど本コースとピットロードへの分岐点。 ここより上には行かないようにと係員に止められたけど、とりあえずこの地点での観戦は許してくれた。 緩いカーブの下りでスピードが増すところなので、スピード感ばっちり。 上手い人と下手な人の差が良く分かる。 我が子Kは、そこそこのペースでと言うか、ほとんどマイペースと言ったところか。 迫力はあまり感じられないけど、堅実に転ばないように走っている。

 

レースも後半になると、長い上りで頑張って走っている姿を多く見るようになる。 最初は疲れると思ったのかスピードを控え、後半に頑張って走ったと言うことらしい。 そうは言っても競うべき相手は既に頑張って前を進んでおり、順位なんて上げられたもんじゃない。 時既に遅しと言ったところ。 それに下りで全く飛ばせないのは、ひどすぎる。 もう少し下りでもそこそこ綺麗に下っていけるようにしておかなければ。 そんな感想である。

 

最後は疲れた表情も見せずにゴール。 後に分かったことだか、ほとんどビリに近い順位だ。 年寄りカテゴリと一緒に集計すればそこそこかもしれないが、同年代の若者カテゴリではかなり後ろの方だ。 もう少し頑張ってもらわねば…

 

 

 

〜休憩時間〜

今回はシマノのレースと言うこともあり、各メーカが出店ブースを構えているのを期待して出掛けた。 確かに期待した通りブースの数は多いけど、思ったほど安くいろいろなモノが売っているわけではなかった。 5月のルイガノカップの方が、よほどモノは豊富に安く手に入った印象はあるけど。

メインのシマノのブースでは、サイスポの先月号で発表されたXTRDi2が置いてあることを期待していたのだが、今回は持ってきてないとのこと。 非常に残念であった。 シマノを冠したMTBレースイベントと言うのに、ここでXTRDi2を見せびらかさないでどうするんだ!と言う感じだ。 スタッフにも聞いてみたが平謝り。 サイクルモードでお目見えするとのこと。 ま、その辺の戦略ってのもあるんだろうかだ、無理は言わないけど残念だった。

興味を引くものがあまりにも少なかったので、さっさとピットに戻ると昼寝。 Kなんていびきをかいてグーグー眠ってる。 陽射しが出て暑かったり、曇ってきたりと忙しい天気だ。 とりあえず、ここまで雨らしい雨が降らなくて助かっている。 アナウンスでも路面のコンディションは良くなってきていると伝えられ、4時間が期待できそうだ。

 

 

 

4時間耐久レース 

今回のメインとなる4時間耐久レース。 今回のスタートライダーはS氏である。 召集エリアに向かうと既に人はいっぱい。 ズリズリと後半部分に食い込み順番を待つことに。 このレースも召集からスタートまでは時間があり、間が持てない。 S氏もKも暇そうにスタートを待つ。

 ようやくスタート位置に付くと、スタートを待つ。 カウントダウンが始まると緊張感が伝わってくる。 そしてスタート。 元気の良い人が先頭を切って坂道を登って行く。 もうこんなペースで走ろうなんて思うこともないし、ついて行くことも不可能でしょう。 リエックスの頃は、ここでシングルトラックへの順番を争って、10番そこそこでゴールしたもんだ。 今ではその影すらない。 これが歳ってもんなのだろう。

一方S氏はマイペースで走る。 決してオーバーペースになることはなく、坦々と走ることに専念している。 写真ポイントなんてスタートライン近傍しかないし、ピット交代の合図なんてわざわざ聞きに行かなければ確認もできないようなコースレイアウトだ。 このレイアウトの悪さには少々困る。 S氏は2周走ると帰ってきた。

 

次は私の番。 走り始めるとやっぱり何だか辛い… アップも真面目に走ってないから身体の準備が全く整ってない。 ハテこれで良いのか? スタート後の坂道を延々と上るとシングルトラックに入る。 土のねっとりとした感触のコースだ。 油断してるとスリップしそうな路面。 この土の間から木の根や石が露出しており、これらを乗り越えながら下って行く。 下りきると次は登りだ。 上りに関してはトラクション良くきちっと走れるので助かる。 そして最後はゲレンデをトラバースする形で上ると下りに転ずる。 この下りがとても滑りやすい。 コースアウトする人や、転倒する人がいる中をすり抜けて下って行く。 コーナーによってはバンクが付いていて高速でターンできるところもあるが、基本的に慎重に下って行く。 ピットロードとの分岐を過ぎて油断できない下りを過ぎるとピット下方に出てくる。 いやはや、緊張するコースだ。

そんな感じで2周ほど走ると交代してしまった。

次は息子K。 既に60XCで走っているので気負いもなく走り出す。 しかも、既に昼寝によって体力回復済み。 若いってなんて良いことなのであろうか。うらやましいばかりだ。 

 

何回かリレーしているうちに自分の番がやってきた。 途中から小雨が降り始め、コースの具合はとても悪くなっている。 長い上り坂からシングルトラックへの入り口はドロドロでツルツル。 油断していると後輪が空回りする。 さらに、シングルトラックの下りが油断できない下りになっている。 岩に土が付いた段差や木の根を介した段差。 これらは皆滑りそう。 上りはトラクションは良いけど、木の根が連なる部分は勢いをつけて登らなければこなせない。 しかも、雨雲に覆われて林の中はかなり暗い。 段差も見えないほど暗い時もあり、危険を感じることもあった。 おまけにゲレンデの下りは前輪のグリップが稼げず、かなり難儀しながら下って行った。 幸いにも転倒することなく走れたが、全く余裕のない走りを強いられた。 おかげで、体力的と言うより、精神的に疲れた感じだ。 もう勘弁してくれ!と言いたいくらい。

そして、最後はS氏とKが繋いでゴール。 なんだかとても長い4時間だった。 こんな状況では辛すぎる…

 

 

 

 

4時間耐久レース 〜その後の過ごし方〜

レース後は、自転車を片付ける。 中途半端な泥状態なので片付けも時間がかかる。 しかも、今夜は宿なしであることも重なって、なんともテキパキとした動きができないでいる。 これではダメだ…

とりあえず温泉に向かうが、なかなか本命が見つからず苦労… ようやく出たが、どこに眠ろう… 近所の某道の駅に車を停め、ここで眠ることにした。 ビールやつまみもたくさん用意したが、お疲れのご様子で、あっという間に寝袋に潜り込んでしまった。 歳をとると厳しいよなぁ〜

 

 

 

 

 

 

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