袋田の滝 往復サイクリング

袋田の滝 往復サイクリング

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名称 袋田の滝 往復サイクリング
日程 平成25年9月22日
天気 晴れ! 風強し!  
結果 辛くもあり、楽しくもあり…

 まえがき

9月の3連休が2回も続くと言うのに、Tの野球部があるためどこにも行けない我が家。 仕方ないので、Kをサイクリングに誘ってみたのだ。 目的地はどこにしようかと、Kに聞いてみると、鮎の塩焼きを食べに袋田の滝に行こうと言うことになった。

地図で調べると、往復120kmほど。 ま、一日かければ十分に走れる距離だ。 サイクリングだから休憩は好き放題、食べるのも好き放題。 だけど、あまり遅く走ってゆっくりとお昼を食べる時間がなくなれば、コンビニだよと言う約束だ。

そんな話が出たところで、前夜にバタバタと準備を始めた。

いつもだと、Kの自分のMTBにスリックタイヤを装着して走らせてるけど、妻のロードでも乗れそうな身長なので、そっちを提案してみた。 すると、本人も乗り気になったので、Kの靴に合わせてペダルを交換。 準備は完了だ。

それから、2人分の予備チューブとかカギとかミニツールとかをバックパックに入れて準備。 走る服も並べて、準備完了。 翌朝は6時に起きて7時に出発する予定だ。

 

裏道での気持良い走り

 家を出たのは結局7時半。 それから245を快適に北上する。 風は気にするほどではないけど、なんとなく向かい風? でも、Kはそんなに気にしていない。

 いつものMTB&スリックタイヤでも23km/h程度で走っているのに、なんと20程度しか出ていない。 もっと速く走るようにと促すが、帰りに疲れると困るから、疲れないように走ると本人は言う。 この辺は本人にペースを任せることにする。

 30分も走れば、久慈川サイクリングコースに入る。 ここからしばらくは車を気にせず走ることが出来る。 前後に気を付けていれば並走もできるので、ホントにお気楽サイクリングだ。 邪魔者はないので、ペースもやや上がり、25程度で走る。 これならOK。 このペースを維持してくれると助かるよ。 

 一緒に走るんだけど、Kはドラフティングがうまくできないので、並んで走るのが苦手。 私が前を引くと言っても、あまり好んで後ろを走りたがらない。 それよりも、自分が前を走って、後ろを付いて来て欲しいと言う感じなのだ。 前が見えないのが不安なのかもしれない。

 そんなわけで、並走するか、後ろを走るかしながら、サイクリングロードを走る。

 

 JRをくぐり、新橋をくぐり、R6を過ぎ、高速、R349。 順調に進む。 ここまででほぼ1時間。 順調な時間割だと一安心。

 旧R349から県道に降り、県道166号を行く。 車のとおりの比較的少なくなるので、ここから車道を中心に走ることにする。 ペースもそこそこ。 快適に走る。 周りは稲刈りの車がたくさん。 田んぼには、シラサギがたくさん。 なんとものどかな風景だ。 日本の田舎の原風景と言うような感じだ。 アップダウンと言うほどではない、ごくわずかなアップダウンも、モノともせずに走っていく。 そんなときは、後ろからギヤを軽くするように指示。 少しでも体力を温存できるようにと、走り方にも注意を払いながら走る。 

 R293にぶつかった。 ここを左だったような気がしながらも、直進してしまった。 これが、遠回りの始まりだったのかもしれない。 道は北に向かっているから、間違いはないとは言え、竜神峡の方に行っては方向が違う。 間違えないようにと、北北西から北西の方向に向かって道を行く。 なにせ、なんどか走ってる道だから、間違えることもないと、地図も持たなければ、下準備もしてきていない。 

 直進をしたものの、なんとなく左方向のような気持が残り、62号を左折する。 一路、西進するような形になる。 ちょっと急な坂道を上り、Kもちょっと「?」と言う感じ。 でも、へこたれることはない。 キチンと走っていく。

 途中の道路標識で、「右・山方、まっすぐ・常陸大宮」と言うのがあり、自分の中で疑問が生じた。 位置関係が分からない。 でも、ここで方向を誤ると大変なことになってしまう予感が… 常陸大宮ってどっちだったっけ? 山方は確かに118号沿いにあったよな〜 そう思いながら、山方方面に進む。 バス停もあるので、なんとなく大丈夫そうな気を持ちながら進んでいく。

 途中、のどかな風景が続く。 ソバ畑が続き、ソバの花がとてもキレイだ。 Kもソバの花だと認識しながら、時折ソバ畑の前で停まって写真を撮る。 なかなか楽しいぞ。 車の通りはほとんどないから、楽しく話しながら進むことが出来るのはとても良い。 気温も高くはない。 風も向かい風だが、苦になるほどのものではない。 快適なサイクリングが続く。

 

 しかし、なんとなく不安と言うものは付きまとうもの。

 途中で田舎の交番を見かけた。 派出所とでも言うのか。 お巡りさんが入口の外でカブの整備をしていたので話しかけてみた。 とりあえず、道は間違ってはいないことが確認できた。 それから、間もなくR118に出ると言うことも分かった。

 これで安心も出来たので、ちょっとペースを上げてみる。 とは言っても、基本はK次第だ。 見たことのある金砂ふるさと体験交流施設とか金砂の湯を通過すると、やっと安心した。 これなら間もなくたどり着きそうだ。

 軽いアップダウンを繰り返しながら、最後は長い下り坂を下り、時速40キロを超えるような速度で下っていく。 Kも気持ち良いのか、ペースを上げ、快適に下っていく。 下りの速度はなれないと高速で下れないからね。 Kにとっては、かなりの高速ではなかっただろうか。

 

 そして、山方宿でR118に出る。 トンネルの手前だ。 記憶にも残るR118の中継地点だ。 これでもう迷うことはない。 それに、袋田の滝なら道路標示もあるので目標も立てやすい。 助かった。

 

 

国道をひた走る

 当初の目的では、もっと近いところで休憩をとる予定だったけど、当初の予定とは違う道を選んだため、休憩場所も見誤ってしまった。 このため、早い時間に休憩を取ろうと思うのだが、コンビニもなにもないので休憩のタイミングがない。 とりあえずでも、休憩させないと疲れ果ててしまう。 回復できる範囲の疲れのうちに休憩させないと、あとが辛くなるかと思い、気持ち的にちょっと焦って来る。

 国道で車がバンバン走る脇を疲労困ぱいで走らせるのはちょっと危険。 早いところ休ませようかと思いながら走る。 本人に聞いても、ちょっと疲れてきたから休みたいと言う。

 仕方がないので、下小川の手前で自動販売機が立ち並ぶところを見つけ、そこで無理やり休憩。 選り取り見取りのドリンクがあるから好きなのを選んで飲むようにと。 水分補給もあるだろうし、エネルギーも補給できるように、甘そうなのを選んで飲んでいた。 自分も350ひと缶を買って飲み干す。 でも、ちょっと炭酸がきつくて、一気に飲み干すには辛い。 2人で、これまでの道のりを振り返りながら、水分補給をする。 思った以上に元気な表情だ。 まだまだ十分に行けそうだ。

 そして再び車上の人となる。 こころなしか元気が回復している。 国道に入ってからは、緩やかな上り基調なので知らずのうちに脚に疲れが溜まるのがこのコース。 目に見える大きな坂が多くなるので、ダラの坂に気付きづらい。 そのため、自爆する可能性もあるので、ペースコントロールをうまくしないと自爆することもあり得る。 そんなコースを力強く進んでいくK。 後ろから見ていてもたくましい脚だ。

 

 左下の川に続く沈下橋にはがれきがいっぱいに引っかかっている。 スゴイなと思いながら良く見ると、橋の根元は崩壊。 水の勢いで押し流されてしまったようだ。 Kもこんな風景を見ながら、ビックリ。 水の勢いの凄さを目の当たりにした感じだ。

 

 先ほど休憩をとったばかりだったが、西金駅の近くにコンビニを発見。 ここで休憩することにした。 ここで10時半ころ?だったか。 残り10km近くが残っている見込み。 これでは11時にも着けそうもない。 ゆっくりお昼を食べる時間はなさそうだ。 この休憩では、それなりにしっかりと食べておいた方が良さそうだ。 Kにお金を渡して好きなモノを買って来させた。 自分もおにぎりを2個食べて、それなりに補給。 300キロカロリーは補充したか。 しっかりと食べて、トイレを済ませて、かなりゆっくりとした気分。

 

 そして、気を取りなして、再度スタート。

 Kは、諦めて帰ることは一切考えてない様子だ。 帰りにたどり着けなくなろうとも、それはその時に考えれば良いヤと言う考えみたい。 その時に一生懸命走れば良いじゃん!って感じなのだろう。 

 ここから先に大きな難所がひとつ。 長福寺の脇の上り坂だ。 勢いだけで上りきれる坂ではないから、じっくりと上るしかないけど、これまでのダラ上りで脚を使っていたら、上るのも大変な坂道だ。 Kはそこをミシミシとし力強く上っていく。 西金のコンビニで休憩しているときに、先に行った自転車2人連れにここで追いつく。 一人は歩道を押してるし… Kの方がよっぽど強い。 それからも、アップダウンをいくつか繰り返すと、袋田の滝の入口の交差点だ。 ようやくゴールが見えてきた。

 ここから脇道にそれ、更に滝への分岐を進む。 町営の駐車場を過ぎると、民間の呼び込みが多くなる。 道端にまで出て客引きをしてるから、結構危ない。 Kと慎重にゆっくりと進む。 そして、道路の突き当り、回転場まで到着だ。 ここから先も、車は通れるようで、完全に歩道ではないらしい。 でも、歩行者は横に広がって歩いてるから、歩道のようなもんだ。 歩行者と同じ速度で、ゆっくりと前に進む。 ほとんどケンケン乗りだ。 Kも後ろに続く。

 

滝に到着

 観瀑台の入口に近い土産屋の裏に自転車を停めた。 ようやく到着。 Kもホッとした様子だ。 ここから遊歩道を歩いて観瀑台へ。 KはSPDシューズだけど、私はロードシューズ。 コンクリートの坂道が歩きづらい。 Kはスタスタと行ってしまうが、こっちはそうもいかない。 ゆっくりと一緒に並んで歩いて行く。

 長いトンネルを歩くと、だんだん滝の音が大きく聞こえてくる。 そして、いよいよ滝だ。 大きな滝からたくさんの水が流れ落ちている。 久しぶりに見るけど、やはり大きな迫力のある滝だ。 時折、滝からの水しぶきが飛んでくる。 とても、キレイな滝だ。 苦労して来ただけあって、とてもうれしい。 しばらく滝を見て、写真を撮ると帰路に。

 トンネルわきの土産屋で、Kは目的の鮎の塩焼きを食べる。 なんとも満足げな顔で食べること。 おいしそうに食べる。 なにせ、これが目的でずっと走ってきたんだもんな。 鮎を食べていると既に12時。 むむむ… 11時には帰途に着いているはずだったのに、12時の今も、ゆっくりと鮎を食べている… 果たしてこれで暗くなる前に帰れるのだろうか。 ちょっぴり不安になってきた。 

 でも、ゆっくりとおいしそうに食べているKを追い立てることもせず、食べている姿を脇で見守ることにした。 帰りのことを話しても、本人は気にしてない様子。 特に問題もなく帰れるとでも思っているようだ。 たくましい息子だこと。 

 自転車の準備をして、トイレを済ませて準備完了。

 御土産屋が立ち並ぶ道を進み、県道に出るといよいよ出発だ。

 

帰路

 帰路は基本は来た道を帰ることにしているが、状況次第で少しずつ変化を取り入れることにした。

 R118に出ると、さっき来た道をぐんぐんと走る。 Kは気付いているか分からないが、かなりペースは良い。 苦労して通過したアップダウン以外は、基本的にゆるい下り坂が続いているのだ。 Kも今更ながらに気付いたのか、快適な走りを続けている。

 往路で休憩したコンビニや自動販売機の前を通過しても、往路より遥かに到着時間が早いことに驚いている。 赤信号で話しかけると、帰りは下りが多いから楽で助かるとのこと。 でも、下りだからと踏み込んで速度を上げるようなことはしない。 この様子は、かなりお疲れのようだ。 下りはとにかく脚も動かさずに、楽をしていたいと言うのは、疲れ果てて脚が動かなくなってきたということ。 本人は口には出さないけど、お疲れの様子だ。

 往路では金砂郷の方を通って、やや遠回りをしてしまったので、帰りはなるべくアップダウンも少ない距離も短い道を行こうと決めた。 Kが元気なうちに、元気に到着できるようにと、コースを考えて走った。

 山方宿は直進し、R118を継続して走る。 山方の中心街?のローソンに寄る。 腹が減って仕方がないようだ。 おにぎりを食べ、飲料を買う。 続けて私も同じようにおにぎりと飲料を買う。 おにぎりなのに、お茶ではなく甘い砂糖の入ったミルクコーヒーだ。 こんな組み合わせは普通はない! それほどに、お互いお疲れのようだ。

 小貫で左折すると県道165号へ。 ここからちょっとの間は川沿いのアップダウンが続く。 周りが竹林に囲まれ、上りで離されるとKは不安そうだ。 「待って! 置いて行かないで!」 と寂しそう。 上りもそんなに距離はないので、上り終えた坂の上で待つ。 この程度なら、姿が見えなくなるわけでもないし、大丈夫だろう。 そして、次は急コーナが連続する下り。 ちょっと子供には危険かも。 慎重に下るように言う。 これを二つ三つ繰り返すと、再び平たん路になる。

 辰の口堰の前で記念撮影。 そして、その先の辰の口親水公園へ向かう。 ここで休憩しようと来たけれど、人がいっぱい。 テントまで張って、キャンプをしようとしているらしい。 テント場でもなさそうだけど、これもひとつの無理やりキャンプ場か。 トイレを済ませて、堤防の上に座ってぼけっと休憩。 少々疲労感の漂う横顔を見ながら休憩をする。 こっちも、靴がいい加減に窮屈で、靴を脱いで休息。 こんなに長い間、ロードシューズを履きっぱなしってのもなかなかない。 纏足しているようで辛いのだ。 ここで15分ほどの休憩だ。 キチンと座って、ホケーッと休憩できた。

 

 再び車上の人となる。 県道165号の南下を続ける。 風は向かい風となり、Kを苦しめる。 それでも、時速20キロは維持できているから大したもんだ。 頑張っている。 そして、R293に出ると、ややペースが上がる。 向かい風とは言いながらも、道はやや下り坂。 なんとか走れている感じだ。 久米町の手前で山田川を渡ったところで、コース変更。 県道はやめて、堤防のサイクリングコースを行くことにした。

 既に向かい風は強くなっており、Kの足取りも重かったと言うこともあり、このままKのペースで走っていてはなかなか到着できないと言う予測もあり、堤防のコースを取った。 ここからは、ほぼ全押しだ。

 堤防を走ると、Kと並走。 Kも脚を回していれば、私が押す力を加えて時速25キロくらいまでは出る。 これだとかなりのハイペースだ。 ところが、Kが脚を休めると20そこそこまでに落ち込む。 さすがにこれでは私が辛いと、脚を回せと言うけれど、やっぱり、全力は無理。 それでも、励ましながら、楽しい会話をしながら走り続けた。

 時折私も疲れ果てると、それぞれ一人ずつ並んで走る。 Kのサドルの高さを調整しようと、一旦停止しようとしたときのことだ。 後ろを振り返るとKがいきなり、堤防の上から転がり落ちた。 どうしたの? 大丈夫? 本人にケガや打ち身はないようだけど、自転車と服に土がついている。 なんだよ、どうしたのだ。 本人によると、減速しようとしたら自転車がコースを外れそうだったから、慌ててブレーキをかけたら、今度は転倒して転がってしまったとのこと。 本人も笑いながら話してくれたから、問題はなさそうだ。 そして、サドルの高さを調整すると、再び高速を維持して帰途に着く。 

 山田川から久慈川に入ると向かい風は更にきつくなる。 どうやら北東の風がかなり強く吹いているようだ。 とにかく左前からの風がとてつもなく強く吹いてくる。 コースの右端に追いやられそうな大風だ。 とにかく辛い。 さすがに、ずっと左腕で背中を押すのも疲れてきた。 たまには後ろについてドラフティングするようにと言っても、なかなかやってくれない。 一人で走らせ、左前を走るようにするのだが、だんだん右側に逃げて行く。 サイクリングロードだから道は広くないので、私が右に寄るとKは逃げ場を失って、ブレーキをかける。 いやいや、そうでなくてこっちに寄って来て欲しいんだけど、寄ってこないから、こっちから風よけになれるように寄っているのだ。 この塩梅が難しい。 少しでも風よけを感じているのかも良く分からないまま、向かい風を突き進む。

 ようやく目標が見えてきた。 JRの陸橋の向こうに、赤い橋が見えてきた。 あそこまで行けば、国道だ。 残り30分の目安だ。 励ましながら、頑張って走る。 最後は良いペースだ。

 R245に出ると、あとは南下するだけ。 北東の風は、今度は背中を押してくれる。 原電の前はやや上り坂だけど、快調に走る。 追い風のおかげだ。 そして、2車線になって病院坂を上ると、間もなくゴールだ。 ここもスピードに乗る。 風をさえぎる物のない、追い風ポイント。 やや下り基調の道では25キロを上回る速度で走る。

 なんと妻が心配で迎えに来たようだ。 途中気付かなかったけど、すれ違ったようで、その先で転回して帰ってきたそうだ。 途中、追い抜くときに声をかけてきたけれど、Kも手を振る余裕がある。 ここまでこれば、無事に完走できそうだ。

 ペース良く国道を走り、最後の曲がり角。 ここからは東進。 ここでも、北東の風に背中を押され、家に向かう。 間もなく、団地入口。 曲がれば我が家だ。

 無事にゴール!

 

 

 

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