うっかり八兵衛カップ 秋の収穫祭2013

うっかり八兵衛カップ 秋の収穫祭20133

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名称 うっかり八兵衛カップ 秋の収穫祭 ’13
日程 平成25年9月8日
天気 雨! ときどき豪雨! そして曇り!  
結果 言うも語るも…

 

まえがき

子供たちも中学生になり、ようやく親子レースから卒業した今回の大会。 エントリは4時間耐久レースのみだ。 しかし、問題が… それは子供たちの部活動。 Tは野球部、Kは陸上部に入ったので、レース当日の部活動があるのかどうだか良く分からない。 陸上部は個人競技だから休めそうだけど、野球部はチームプレイだから一人だけ休むわけにもいかない。 そんな理由もあって、チーム分けにも一苦労。

結果的に、野球部のTは一人で4時間を走ると決心。 万一、部活動の予定が入ってレースに出られなくとも、誰にも迷惑はかけないと言う体勢。 残りは、A氏と私とKの3人。 今回はいつものS氏が欠席なので、このようなチーム分けとなった。

さらに、Tは4時間を一人で走るけど、遠くまで行くのはイヤだとわがままを言い、ビギナー登録なんてしてみた。 これに合わせてKまでもがビギナー登録。 こんな適当なチーム分けで走ることになった。

おまけに、A氏は当日現地参加と言うことで、とうとう恒例の前夜祭もなくなってしまった。 二日酔いの言い訳が出来ないレースになってしまったのだ。 遅いのはそのまま実力! そんなレースとなった。

 

親子レース

今回の親子レースは、「お父さん、早くむいてよ!」である。 いつものナシやブドウを頬張るリレー形式のレース。 今年は、御気楽モードで見物に行った。 基本的に順番で優勝が回って来るレースなので、我が家が抜けた今年は、次世代の6年生の活躍が期待できる。

毎年我が家に優勝を阻まれていた親子は気合が入っているのが分かる。 こっちもいつも一緒に走ったから良く知っているので応援に力が入る。 と、なんと一番で子供は帰ってきた。 やったじゃん! すると、オヤジは緊張しまくった表情でスタートして行った。

だんだん遅いチームがピットに入ってきた。 下位のチームは助っ人が出来るので、手を伸ばしてナシやブドウを食べる。 なんとも、おいしいナシやブドウだ。 今までは、ただ剥けば良い、だた口に入れれば良い、そんな気持ちで食べていたけれど、こんなにおいしいものだったんだと改めて感じた次第だ。 勝負がかかってないナシはおいしい。 ブドウも味わえる。 幸せな時間だった。

こっちが、そんな優雅な時間を過ごしていたらトップが帰ってきた。 無事にゴール優勝だ。 オヤジはゴールと同時にうずくまる。 子供が一位で帰って来た時の親のプレッシャをイヤと言うほど感じたようだ。 昨年の自分もこんなんだったもんなぁ… と、懐かしく思う時間だった。

 

4時間耐久レース

今回のメインのレース、4時間耐久レースだ。

スタートの召集が始まった頃から、なんと雨が降り始めた。 これから始まると言うのに、傘を差さなければ辛いくらいの雨脚だ。 そんな中をスタートラインに向かって歩いて行く。

参加者も、足取り重くスタートラインに向かう。 ギャラリーも傘を片手に、恨めしそうに空を見上げている。 「こんな中、走るのかよぉ〜」 みんな同じ気持ちだろう。 こんな状況だと幸先悪いよな…

こんな中を我がチームは、子供たち二人がスタートとして並び始めた。 ビギナークラスなので、東屋まで走れば、その後はショートカットコースなので、危険なく走れると考えて、スタートに並ばせた。 これなら、人並みに適当に乗って走っていれば、特に問題はないだろう。

 

そして、スタート。 雨の降りしきる中をスタートした。 すでに、全身ビチャ濡れ。 駐車場に向かって一気に駆け上がっていった。 子供たちも遅い方ではないが、ショートカットコースから池の間に出たときには、1位の選手に続いて2位と3位だった。 こう言う時間差なのね…と、認識できた。 そして、子供たちは再びショートカットコースから橋に降りて来た。 雨脚も強くなってきたので、滑らないようにと声をかける。 慎重に下り、そしてピットへ。 さすがに、ここまでは1位も速くないので、結果的には子供たちが1位でピットに帰ってきたことになる。 

そして、2周目に入ろうとした頃には、かなりの大雨。 傘をさしていても、水しぶきで身体が濡れる。 

「大雨で危ないし寒いから、無理だと思うなら小雨になるまで休憩しても良いよ。」

こんなことを言ってみたけど、「Tくんが行くならボクも行く。」「K君がいくならボクも…」と、2人でしゃべりながら行ってしまった。

 

そんな状況の中、ピット待機組も大変だ。 食料や荷物が雨に濡れないように避難させたり、自分も濡れないように退避する。 オフィシャルのテントに避難させてもらったりと、なんだかんだで落ち着かない。 こんな大雨になるなんて、想定外だ。

 

こうしているうちに、Kは4周を終え、ピットに帰ってきた。 オフィシャル発表の記録では、4周回に39分もかかっていた。 いつもの練習では8分ほどで走っているコースでも、これだけの大雨では、コンディションも違うし、走りづらいのは当然のことだろう。 それにしても、40分も続けて良く走ったもんだ。

 そして、次はA氏のスタート。 お気楽に2周すると言って走り出した。 子供たちが走った頃よりは、若干雨脚も弱くなっている。 ところがどうしたものだ。 いつまでたっても帰ってこない。 20分を過ぎても帰ってこないのだ。 さすがに時間かかりすぎ。 そう思った頃に帰ってきた。 フルコースはかなり路面状況も悪いようで、転んでばかりだったと言う。 たしかに、ジャージの泥汚れもスゴイ。 

ヘロヘロになるほど追い込めるような路面コンディションではないようだけど、A氏はもう1周。 更に時間をかけて走ってきたのだ。 なんと24分。 今まで走った中で一番時間を要した。

 

そして、次は私。 走り出したのは良いけれど、路面はひどい。 シングルトラックに入り、お墓の脇を上るところは根っこが滑って走れない。 その先も、水たまりが出来て、更に泥が溝のようになっていてぐちゃぐちゃ。 この辺では、まだなんとなく泥はねを気にしながら走ってた。 弱っちい… そして、一旦下って東屋までの上り。 それから、アップダウンを繰り返して九十九坂へ。 下りはもう無理せず押しました。 転んで時間ロスするのもイヤだし、無理して転んでケガするのもイヤだし… 九十九を駆け下りると、靴の裏は泥べったり。 走り出す際には、ペダルに靴をググッと踏み込んでなんとか勘合。 かなりの泥だ。 そして、その先も、根っこの上りは辛かった… あとはバンクを下り、池の間から砂利道の上りへ。 ここで一息。 緊張が途切れる。 ここから気合を入れて走る。 

二段坂の手前には給水所がある。 もうここでは確実に給水。 だって、ボトルの吸い口は泥だらけで口が付けられる状況ではないのよ。 口付けても、その後何度も漱がないと飲み込めないから、時間ばかり掛かる。 だったら、きれいな水をコップで飲んだ方が手間もかからない。 そして、気を取り直して二段坂。 ここはグリップが良いから簡単に乗れるけど、その先の根っこセクションから、二段坂脇の下りがかなり危険。 前輪はグリップしない… そして、下る下る。 悪代官からの下りとの合流ポイントの手前では、つるつるで転倒者が… そこをすり抜けて田んぼへ。 ようやく安心。 あとはしっかりの踏み込んでピットへ。

最初は泥はねを気にしてたけど、そのうちどうでも良くなって、気付いたら全身泥まみれ。 これはひどい…

 

ピットに戻ると、なんとTが走るのを止めているではないか。 話を聞くと、ブレーキが効かないからと止めたそうだ。 荒木も調整を試みたけどダメで、ウッチにもお願いしたけれど、やっぱりダメ。 どうやらブレーキパッドの限界を超えたと言うことらしい。 この悪天候ではブレーキなしでは危険すぎる。 と言うことのようだけど、一人で4時間を走ろうと言う心意気をつぶすわけにはいかない。 ブレーキパッドは予備も持ってきているので、交換するまでは私の自転車で走るようにと、サドルを下げ、靴を交換して走らせた。

我がチームは、私が1周で終わりにしてしまったので、急きょKが走ることに。 なんとも目まぐるしい交代だ。 

それから私は、駐車場までブレーキパッドを取りに行き、ピットで交換作業。 ものの15分ほどで交換完了。 なんとも簡単なブレーキの交換だ。 

その間にTは私の自転車で2周。 そして、再び自分の自転車に交換してスタートを切ったのだ。 こんな大雨の時にこんなトラブルがなくても良いものを… 

そして、Kが帰って来ると、次は私。 まだ、1周しか走ってないんだもん。 ここで続けて2周回を走り、自分の持ち分は終わり。 残り時間30分で、A氏に引き継いだ。 残り2周で終わりと言ったところか。

それからA氏は坦々と2周回をこなしてゴール。 最後はほとんど放心状態に近い。 とにかく疲れたレースだった。

 

 

 

 

表彰

今回は子供たちがビギナーコースなんて走るもんだから、今までと違ったカテゴリになってしまったけど、表彰の対象になっていたのはうれしいことだ。

ビギナー部門は我が方の2チームしかいないし、当然1位と2位だ。 こんな状況なのに、表彰してくれたのはとてもうれしい。 ブドウももらえて良かった良かった。

 

 

反省

反省と言うかなんと言うか、とにかく雨は辛い。 雨と言うより、泥だ。 スタート直後の30分はホントにひどい雨だった。 そんな中を子供たちが果敢にも走り出したことは、すごいなぁと感心した。 今までの子供たちなら、こんなに雨の中を走ったら翌日は高熱を出して学校も休みと言うような状況だろう。 それを喜んで楽しそうに走っていたのは、大きな成長の証だろうと思った。

幸いなことに、子供のコースは雨が降っても大きな崩れはなく、橋の手前の下り坂がちょっと厳しくなったくらい。 だから、ジャージもそれほどにドロドロになることもなく、技術的に困難なところもなかったようだ。 これは良かった。

一方、フルコースについては、ちょっと考えモノ。 確かに、隣のピットの人は、「ドライだといつもと同じコースで変わりはないけど、こんなにドロドロになると全く違ったコースになってテクニックも必要になるから面白い。」と言ってた。 確かにそんな気もするけど、かなりコースも傷んだはずだ。 それにしても、久しぶりのドロドロコース。 いくら近所のいつものコースでも、雨天やその翌日には走りに行こうとはしないもんな。 ドロドロになるとあとの始末が面倒だもん。 そう考えると、貴重な練習のタイミングだったかと思う。

また、親子レースから解放されたのは気持ちが非常に楽だ。 子供たちの走りを気楽に応援できるのが良かった。 次に続く子供たちの頑張っている姿はとても良い。

 

 

 

 

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