a.b.c.cup クリスマススペシャル

a.b.c.cup クリスマススペシャル

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名称 a.b.c.cup  クリスマススペシャル
日程 平成24年12月9日
天気 晴れ   
結果 言うも語るも…

概要

なんとも久しぶりの幕張a.b.c.cup。 5月13日以来のa.b.c.だ。

かなりの久しぶり感があったけど、それも当然のことのようだ。 久しぶりの幕張ではセオサイクルの小売も再開していたし、いつもの時間が流れていたような気がした。 でも、スタッフの姿に知った顔が少なく、ちょっと寂しい感じがあった。

子供たちの活躍の方は後に述べるが、ま、頑張ったんじゃないでしょうか。 それなりの結果は得られたような気はしています。

風の強い寒い一日だったけど、楽しめました。

 

 

 

サーキットレース

今回は母は着いて来れないので、私が子供につきっきりとなるため、スタッフはお休み。 このため、集合時刻が決まってないので余裕の朝。 受付時間内に行けば良いので、極端なことを言えばお昼までに受け付けすれば問題ない。 とは言っても、子供たちも遊びたいので、8時過ぎに家を出て、9時過ぎには会場入り。

会場に行けば知った顔もそれなりに居る。 会津在住の親子レーサーからは早くも声をかけられる。

子供たちは受け付けを済ませると、荷物移動とピット準備。 基本は1時間耐久でも休憩はしないと約束したので、準備はほとんどない。 椅子を並べただけだ。

 

サーキットレースの召集が始まる。 まずは大人編から。 これがスタートすると、次は子供たちの番。 以前は大人編にも「オヤジ」と「わこうど」があったが、参加者が少ないためか、1カテゴリになっていた。 このため、子供たちは2番目のスタート。 このクラスは小学5年生と6年生が一緒に走る8人のクラスだ。 誰が5年生で誰が6年生だか見ただけでは分からないけど、半分以上で帰って来て欲しい。 半分でも4位なんだから何とかしておくれ。 そう願って送り出した。

スタート位置はTが最左端でKはその反対の最右端。 並んでいるのを見ると、どうもTは一番背が高い。 次は女の子か。 身体がでかいんだから頑張って走ってくれよ。

スタートのホイッスルと同時に一斉に走り出した。 なんとTが左端からグイグイと競って前に出ようとしている。 第1コーナーを折り返してくると2位に付けている。 3位以降との差もそれなりに広がっているから、幸先良さそうだ。 でも、1位とは既に大きく差が開いており、この差を詰めるのはトラブルでもない限り不可能だろう。 あとは、Tが後続とどう争っていくかが勝負のカギだ。 一方、Kは5位6位争い辺り。 これもどうなることやら。

1周を終えて帰って来ると1位は遥か先で、2位争いをTと他2名で争っている形。 とりあえずTは2位を行くが、その後ろ2〜3mほどを開けて2名が続いている。 Tも必死になって逃げるが、その差はじりじりと縮まっている。 ワンミスで4位転落だ。 アナウンスも宮さんも、熾烈な争いを盛り上げている。

2周を終えてフィニッシュラインの前を通過した時は、辛うじて2位。 ほとんど混戦状態で最終ラップに突入。 Tの表情はかなり辛そう。 第1コーナーを折り返してくると、なんと3位に転落。 4位の女の子にも追い上げられそうな勢いだ。 Tの表情はかなり辛そうだ。

3名による2位争いを見送ると、Kが通過する。 前を走る5位走者の後ろをぴったりと付いている感じだ。 残り一周ゴールまでに絶対に抜け!とはっぱをかけて見送る。

すると、ぼちぼちトップがこの間に見えてくる。 後続は見えない。 そのまま単独でゴールラインを切る。 それからしばらくは待ちの時間。 2位が見えたと思うと、Tではない先ほど抜いた彼。 そして3位でTはゴール。 そして、ちょっと間を開けて女の子がゴール。 そして、しばらくしてから後続を切り離しKがゴール。 前方にいた目標はなんとかパスしてゴールを果たすことが出来たようだ。

ところで、この2位から4位はホントに先が見えない展開だった。 1位は断トツだったとしても、2位から4位は力が拮抗していたようだ。 第1コーナーはうまくTが取ることができたのは、インからスタートできたことと、それなりに競り勝つことが出来たからだと思う。 でも、これであと一周あったら、女の子にも抜き返されていたかもしれない。 1位との実力差は大きいから、どうにも太刀打ちできないので、2位争いの小さなところでの勝負だったけど。 それでも、競って勝負したことは、本人にとっても頑張れたのだと思う。 久しぶりに「勝負した」って感覚だったのではないだろうか。

一方、Kだが、4位までの勝負には全く入れなかったけど、目の前にいる人間を一人でもパスしようと頑張ったから良かったのではないか。 あとは、もう少し力をつけて頑張れると良かったのかもしれない。

 

 

ゆったりエンデュランス

次は「ゆったりエンデュランス」。 毎回、レース中に水分補給とか暑くて服を脱ぐとか、なにかと理由を付けて立ち止まっていたから、今回は休憩なしを目標に走らせた。 万一を考慮して、ピット前にはスポーツ飲料とゼリー食は用意していたが、走りながらボトルの水で済ませられるようにとスタートした。

スタートは一斉に走り出し、団子の中で位置取りを確立していく。 バックストレートでは、すでに石上姉が大人に交じって3番手あたりを走っている。 サーキットレースには出ず、こっちだけに出るようだ。 ま、サーキットに出ても、勝負にはならずに優勝は確実であれば遠慮するのも筋かもしれない。 これはちょっと悔しいけど実力の差は歴然だ。

コースは一部変わっており、芝生の広場内のコースは大幅に短縮されており、その分ケイリンバンクの先に変化をもたせて、下ってきた速度が利用できないようになっている。 それなりにテクニックを要するようになっている。 木立の間を走るのは、ギヤチェンジや踏み返しなどの力が必要だ。

そんな中を子供たちは走っていく。

30分くらいはなんとか走っているようには見えたが、それを越えると表情に疲れが露わになってきた。 Tなんか、もう完全にヘロヘロ失速気味。 石上妹にも抜かれるような状況だ。 サーキットレースでヘロヘロまで振り絞って頑張ったから、もう力も残ってないみたい。 そんな様子だ。

これはKも同じ。 もう疲労困憊と言ったところだろう。

決して手を抜いているのではなく、手も足も出ないと言ったところ。 完全に売り切れ状態だ。 

1時間が経過するのを今か今かと一生懸命に走っている。 残り時間1分。 Tは最後から2番目の走者として最終周回に入った。 もうサイクリングペースで走っているけど、とりあえずなんとかフィニッシュラインを越えてゴールだ。 ゴール後の表情は疲れ果て、もう走れないと言ったところか。 

おつかれさん。

 

 

表彰式

レース内容やそこまでの過程はどうであれ、とにかく3位入賞だ。 Tにとってはa.b.c.cup初の表彰台。 ビールケースの表彰台はなくなってしまったのか、高いところには登れず、地面に並んでの表彰式。 それでも、3位入賞だ。 石上姉が出てれば、4位で枠外だったけど、とりあえず3位入賞。 ま、良かったんじゃないのかな。

 

反省と感想

久しぶりの幕張a.b.c.cupだった。 5月13日以来半年ぶりの幕張だ。 やっぱり、面白い。 狭いエリアの中でくるくると走ってるから、あちこちのポイントで応援も出来るし、ピットも近くて便利。 ただ、当日はとても風が強く、風よけになるものが何もないので、走っている人は当然だけど、観戦も辛いものだった。 なにせ吹きっさらしは仕方がない。

レースそのものは、小学校6年生にもなれば、速い子と遅い子の差が開き始めるところだろう。 トップは全く段違いだが、2位から4位はほぼ団子。 このレベルは趣味に毛が生えた程度。 もう少し頑張らないと中学生になっても頑張ろう!というレベルにはなれないだろう。

でも、今回は2位争いをする中で、本人ももう少しレース展開や実力を考えたのではないだろうか。 もう少し、練習してれば、もう少し頑張っていれば… そう思うことができれば良かったんじゃないだろうか。 それに、レース中の緊迫した接戦の中で緊張感と集中力を研ぎ澄ませて子供なりに頑張ったんだろう。 良い経験だ。

この経験をもとに次につなげられるようになれれば良いんだけど。  はたしてどうだろうか。

 

 

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