筑波山ツーリング

筑波山ツーリング

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名称 筑波山ツーリング
日程 平成24年5月5日
天気 晴れ   
結果 約70km 5時間で回れました。

きっかけ

 4月29日にKとサイクリングに行った第2弾である。 Kは平地基本の霞ヶ浦一周。 一方、Tの方はのぼりを走ってみたいと言うこともあり、筑波山をぐるっと一回りしようと言うことになった。 コースそのものは、過去(2009/10/17)に秋ツリで走ったコースと同じ。 このうち国道の部分をややカットした周回70kmほどの距離である。

 事前に一度は走ったことがあるだけに、危険のポイントも分かるし、子供と行く分には安心できる。 先の見通しも立つので、連れていくのは楽なので助かる。

 

 

出発まで

 朝6時すぎに家を出ると、高速道路をひた走りスタート地点へ。 北関東自動車道で桜川筑西ICまで。 秋ツリでは、IC出口前の駐車場からスタートしたが、今回は、国道を走る距離を少なくするために、もう少し南下することにした。

 今回のスタート地点はりんりんロードの真壁休憩所にある駐車場。 ここには20台分の駐車スペースはなさそうだ。 7時半頃に駐車場に到着すると散歩の人の車が数台。 自転車の人はまだいないようだ。 二人分の自転車を準備して、着替えて出発の準備。 

 前回の霞ヶ浦の時は、行動食を車に置き忘れてしまったので、しっかりとチェックしてザックに詰め込む。 天気はとても良さそうだが、どこまで服を持っていくか悩む。 ウィンドブレーカはどうしようか、迷ったけど結局持っていくことにした。

 そしてスタート。 8時過ぎにはスタートできた。

 

 

スタート!

 いきなり県道を行くのは躊躇したので、りんりんロードを走り始めた。 道路沿いの桜の花びらが落ちて濡れて、路面がつるつる。 歩いているおばさんが滑って転びそうだ。 その脇を走る時はちょっとドキドキした。 前日までの大雨で、路面の状況は悪い。 油断してるとスリップしそうだ。

 そして、15分も走ると県道を曲がり、いよいよ上りへと向かっていく。 並走しているR125を越え、そのまま県道150号線月岡真壁線を直進する。 するとまもなくのぼりが始まる。 スタートしてから足慣らしをする間もなく上りが始まるのはちょっと良くなかったかな。 コースを短くするより、助走区間をもう少し長くとっておいた方が良かったのか、悩むところだ。

 湯袋峠への上りはわずか2〜3kmほど。 とは言っても、最初の上りだし、ところどころ急になるので、子供にとっては楽ではなさそうだ。 何度もペースを落とすように言っても、一気に上ってしまおうと頑張りすぎるのが良くない。 それでも、距離が短いからなんとか上ってしまえる。 やめろと言うのに、強引にダンシングして上ったりして、無茶なことして後半辛くなっても知らないから…

 峠の碑はないけど、切通しの風が抜ける気持ち良い場所。 峠手前で追い抜いて行ったロードは遥か先を下っている。 でも、こっちは休憩。 疲れたまま下っては転倒のリスクがあるから、水も飲んでゆっくりと休ませる。

 そして下り。 1kmもないような下りだ。 車も少ないから助かる。 

 あっという間に下り終えると、目の前に急な上り坂が… 

 

 

本格的な上り

 後ろから下ってきたロードも、我々MTBに乗る親子が筑波山に向かって上って行くのを見て不思議がっている。 私の方も、「ロードなのに、そのまま下っちゃうんだ… 」と、不思議な感覚で見送る。

 いよいよ、本格的な上りだ。 最初の上りを見ただけでイヤになるかと思ったけど、闘志を出して上る気になったようだ。 しかし、今回はさっきよりも長いしキツイので、ペースをコントロールしながら走らせる。 頑張って無茶しようとしても、抑えるようにして並走する。 

 時折車が後方から上ってくるが、交通量が少ないので大きく反対車線まで避けてくれるので助かる。 反対に、上から下ってくる車は皆無だ。 このため、車を気にすることもなく、ほとんどマイペースで確実に走ることができた。

 道路の脇は、前日までの荒天のため落ち葉がたくさん積っており走りづらい。 まだウェット状態なので、無茶してダンシングなんかするとスリップしそうだ。 時折、上から自転車の集団が下ってくる。 地元フォルツァやオンザロードのロードチームや、仲間内の走行会なんだろうか。 小学生らしき子供がMTBで上ってくるのを見て驚いている。

 Tは、下ってくる自転車を見ては、「あっちの人は下りが楽で良いな〜 」 と。

 「でも、あっちの人は上まで上ったから下って来てるんだよ。」と私。

 「だって、車に積んで上ってきたかもしれないでしょ。」とT。

 「そんな面倒なことしないって。  ふつうはみんな走って登るんだから。」と私。

 「普通の人は車でしょ?」とT。 

 「…………。」

 そんな会話を楽しみながら走れるのも良いところだ。 交通量が少ないと上りも楽しく走れる。 時折、喉渇きを潤すために水を飲もうとするが、坂が急で自分のボトルを取ることができない。 私が自分のボトルを取って渡して飲ませる。 けど、なぜか坂が急な所で欲しがる。 もっと坂が緩い時に要求しろと言っても、なぜか坂が急な所で欲しがる。 

 

 次に現れたのはオートバイの集団。 オートバイの連中もコースを何度も往復してワインディングを楽しんでいる。 こっちはうるさいし排気ガスが臭い。 Tも嫌がってる。 でも、自分たちも楽しく走ってるんだから、みな楽しく走りたいのは同じ。 迷惑かけないように楽しく走ろうと、先を行く。

 

 

 突然空が開けたかと思うと、信号機が目に飛び込んできた。 風返し峠だ。

 意外にもTはあまり疲れた様子がない。 ここで小休止するかと聞いても、このまま走れると言う。 これから行く先を指さし、あそこまで行くのだよと説明しても、休憩はいらないと言う。 信号待ち分のわずかな時間を休憩に充てて、そのまま上り始めた。

 交差点の向こうにはロードに乗った集団が休憩しているが、その脇を休憩もせずに上り始めた。 ロードには乗っているが、そんなに速そうな集団でもないし、こっちも遠慮することもなく先に行くことにした。

 ここからは勾配も急になるし、車も多く路肩も狭いし、なんと側溝に蓋がない。 車を避けても、ふらつけば側溝に落ちる。 ちょっと注意しなければならない緊張の区間だ。 Tに十分に注意を促すと、先行させる。 この時間はまだ下ってくる車はほとんどないので、後続車は反対車線まで避けてくれるのは助かる。 時折追い抜く自転車も、子供にエールを送る人もいれば、自分に精いっぱいの人もいれば、それぞれが一生懸命に走っている。 自分は、余裕しゃくしゃくで、なにかあれば子供を救えるようにと追走する。 

 当然と言えば当然だが、ここで余裕がなく自分までいっぱいになってしまったら、さすがに危険でしょ。 MTBのギヤ比なら、このペースは非常に楽だし、並走できれば最後まで押して上れるくらいの自信はある。

 立体交差で下を見渡すと、遠く関東平野が広がるのが見える。 かなりの高度感。 Tに声をかけるが、わき目も振らずに上っていく。 余裕はないようだ。 一か所、左わきに駐車場があって一息ついたが余り展望は望めず、早々に先を進む。 もう残り200mくらいだ。 車が数台詰まってるのが見える。 あそこを曲がればゴールだ。 

 渾身の力を振り絞ってゴール! と言いたいところだが、意外にも坦々と上って来た感じだ。 駐車場入り口の脇の縁石を乗り越えて駐車場へ入り、ベンチに向かうと腰かけた。 山をバックに記念写真を撮っていると、脇に座っていた自転車の人が二人並んで撮ってくれた。 うれしい。 感謝だ。

 そして、ジュースでもソフトクリームでもなんでも買ってあげると言うのに、なぜか遠慮気味。 なぜ、今日は朝から遠慮気味なのだろうか。 いつもの練習は厳しく食べ物飲み物を制限してるからだろうか。 でも、せっかくだからと、山ぶどうのソフトクリームを買って食べることにした。 暑くほてった体にはとてもおいしい。 ソフトクリームを食べている間も次から次へと自転車が上ってくる。 天気も良いし、走るには気持ち良いからな。

 

 

下り!

 どっちかと言うと下りが苦手なT。 ここから先はどうなることかとちょっと気になる。

 下りに備えてウィンドブレーカを着込むかとも考えたが、思ったより暖かいのでこのまま下る。 風が心地良い。 下り始めるとすでに200mほどの車の列。 駐車場入場待ちがこれほどまでにいるとは。 こんなに渋滞していると、その脇を自転車で上ってくるのも危険なくらい。 道幅が狭いだけに子供では危ないだろう。 ギリギリセーフで上り切った感じだ。

 下り始めて立体交差部分では、関東平野が一面に広がる。 富士見橋と名前があったが、空気が澄んでいれば富士山まで見渡せるのだろう。 でも、こっちはちょうどカーブのインを曲がっていこうとしているところ。 わき見している余裕はない。 速度も時速30km程度でゆるゆると下っていく。 後方から下ってくる車もなかなか抜けないでいるので申し訳ない。 こっちだって、子供が対向車線にはみ出さないようにと、さらに避け過ぎて側溝に落ちないようにと注意を払っているので、バリバリとは下れない。 ここまでゆっくりと下ていれば、周りが良く見える。 ロードで下った時より、よっぽど景色を見る余裕がある。

 風返し峠に着くとひと心地。 少しは余裕が出てくる。 集中力が切れては危ないので、ここでも小休止しつつ記念写真の撮影会。 筑波山がキレイに見える。 あっという間に下ってきたが、その標高差は大したもんだ。 ロープウェイ乗り場は、かなり上に見える。

 ここからは、表筑波スカイラインを走る。 下り基調のアップダウンとコーナーが続く道だ。 Tを前にして、どんどん走る。 下りの勢いを使って上っていく。 これを繰り返しながらどんどん走る。 時折、バイクや車の速い系の人たちが走り抜けていく。 この音にはビックリ。 子供じゃなくても、この音にはビックリする。 そんな人たちも走っているスカイラインを楽しく走りつつ先を行く。

 途中の駐車場には、駐車場いっぱいにスイフトが停まっていた。 オフ会なのか、人の車を眺めつつ、自分の車の説明をして悦に入っている。 Tもたくさんのスイフトにビックリ。 普段はこんなの見られないもんな。

 そして、先を急ぐ。 下りの最後は、ワインディングを右に左に。 でも、速い系の人たちを防ぐために、コーナー毎に大きな段差が設けられており、スピードなんか出やしない。 ゆっくりと安全に下るだけだ。

 

 

平地の回走

 県道53号線へ出ると、コンビニで休憩。 スポーツドリンクを買ってしっかりと飲む。 冷たくてうまい。 周りを見るとやや風が出てきたのか、旗がパタパタと揺れている。

さて、と走り出すが、道幅が狭いので飛ばせない。 ちょっと危険を感じるようなところもある。 子供に前を走らせ、自分はやや内側を走って、車を中央線側に誘導しながら進んでいく。

途中、山の方からガンガン!と騒音のような激しい音が聞こえてくる。 Tも自分も何だろうと不思議になりながら進んでいくが、どうにも気になる。 するとなんと、「射撃場」の看板が立ってるのだ。 何をやっているのか興味もあり、二人で相談したところ、ちょっとコースを外れて見に行くことにした。

県道から100mほど入ったところから、バンバン!と激しい音が聞こえる。 2方向から聞こえるが、行きやすそうな方に向かって進んでいった。 すると、オレンジ色の円盤が飛んで、それを打ち落としているのだ。 Tも自分も初めて見たのでビックリだ。 なにせ、音が大きいのもあるけど、あんなに簡単に命中するとは驚きだ。 的を外す人の方が少ないくらいだ。 しばらく見続けてしまった。

そして、再び車上の人となり先を進む。  11時を過ぎるので空腹を感じ始める。 Tに、「お腹が空いたら、どこにでも入るから言ってよね。」と言いつつ、後ろを走るが、空腹ではないのか、一向に立ち寄ろうとしない。 

本人に話を聞くと、もう少しでゴールだから、ゴールしてから車でどこかに食べに行きたいと言う。 それなら、それで良いけど、お腹空いてそこまで我慢できないよ。 こう言っても、頑張ると本人が言うので、そのまま走らせた。

途中からりんりんロードを走りつつも、脇にはラーメン屋などの食事ができるところが続くのだ。 何度か入ろうと促しても、入ろうとしない。

筑波休憩所に到着。 ここでもトイレ休憩をするが、それ以上に休憩しようとしない。 どんどん先を急ごうとする。 ゴールまで10kmほどだ。 頑張るのは良いけど、少しずつ走り方が変わってきた。 一定のペースで走ることができなくなっている。 少し脚を回しては、また止めて… また少し動かしては、また止めて… この繰り返し。 明らかに疲れて脚が動かない。 

「ねえねえ、もうお腹空いて動けないんでしょ? もうどっかで食べていこうよ。」

と言うと、もう限界だったのか、素直に応じて目の前にあったラーメン屋に入った。 ここまで意地を張らなくとも良かったのに。 さっさと素直に食べていれば、元気なまま走り続けられていたのに。 この辺の感覚が子供には分からないのかもしれない。 このまま走り続けてたら、車道側にふらっとよろけたらそれでおしまいだよ。

なにはともあれラーメンだ。 今まで注文したこともないラーメンチャーハンセット。 こんなに食べたいほど空腹だったんだと改めて感じた。 こんな大食いのTは初めて見たかもしれない。 そして、全部を簡単に食べきってしまい、ちょっとビックリだ。

 

   

最終章!

 食後は腹ごなしも兼ねてゆっくりと走る。 りんりんロードが続くし、人通りも少ないので二人並んでだらだらと話をしながら走る。 そうこうしているうちに、真壁休憩所に到着だ。 スタート地点に戻ってきてしまった。

ここで木陰で休憩。 お腹一杯に食べたばかりだし、まだ時間があるけどどうしようか。 もう1周行く? なんて聞いてみたけど、そんな元気はない。 山道は行きたくない。 坂も上れない… と言う。

 それならばと、終着地点の岩瀬駅まで行くことを提案した。 本人もそれならばと行くことを決めた。 往復20kmはないので、1時間ほどで行ってこれるだろうと走り出した。

 やや向かい風だったので、帰りだは楽だろうと先を行く。  ここらまで来ると、本人も疲れたようで、時折押してやらなければならないほど失速する。 時間帯の問題なのか、区間の問題なのか、この辺は走ってる人が少ない。 おかげで二人並んでお喋りしながら走ることができるので楽しい。 子供も並べば押してもらうことが多いので助かるようだ。 そして、最後は竹林の切通しの坂道を上るとゴール。 岩瀬駅だ。

 岩瀬駅には、数人の自転車の人が休憩している。 意外にも自分たちの世界に入り込んでるようで、挨拶もままならない雰囲気だ。 落ち着いて休憩するような場所もないし、売店や自動販売機も見つからないので何も買えない。 写真だけを撮って引き返すことにした。

 最初は快適に走り始めたが、どうも風向きが期待したほどの追い風ではない。 だらだらと向かい風に耐えて走るだけだ。 でも、ただ単に走ってるだけでは単調で飽きるので、ときおり背中を押しながら時速35kmくらい出してみる。 でも、そんなの疲れて続かない。 でも、そうでもしてないと飽きてしまうし、ただ単に疲れるだけだ。

 もう完全に消化試合のようなもんだ。 それでも、Tは楽しいようで、喋ったり押してもらったりと、楽しく走っていく。

 そして、見慣れた風景が目の前に広がってくると間もなくゴールだ。

 ゴールは真壁駅。 ホームがちょうど日陰で涼しく過ごせる。 残ったおやつとジュースを飲みながら、走ってきた道を振り返る。

 休憩を含めて全部で6時間ほど。 約70kmを走りきることができた。

 

 

感想

 Kと走った時もそうだけど、ホントにお腹が空くまでは食べようとしないのは問題がある。 あれほど何度もお昼を誘ったのに店に入ろうとしないから、最後はハンガーノック気味。 これがりんりんロードだから良かったけど、車がびゅんびゅん走る国道だったら、ちょっと危険かも。 

 それにしても良く頑張った。 筑波山の上りはそれなりに急勾配で、大人だって乗れない人はいるだろう。 MTBのギヤ比と言うこともあるが、良く上り切った。 ソフトクリームもおいしく食べられたことだろう。

 初めての長距離長時間のサイクリングだったから、食べるペースもうまくつかめなかったのかもしれない。 次はもう少し食べるタイミングを考えて走れるかも。 でも、これで1人で2人を相手していたら、ちょっと辛かっただろうと思う。 二人を一度に同時に押すことはできないし、2台先の自転車にまで気を使うのも難しい。 二人がもう少し、自分で自分を管理できるようになれば、楽に行けると思う。

 さて、次はどこに行こうかな。 S氏を誘って、山の中にでも入ってみよう。

 

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