a.b.c.cup in 小貝川

a.b.c.cup in 小貝川

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名称 a.b.c.cup in 茨城県小貝川河川敷
日程 平成24年2月26日
天気 晴れ (でも、とっても寒い一日でした。)
結果 サーキット T:2位 K:3位  ゆったり ? 

概要

 今回は、震災以降初めて参加するa.b.c.cupである。 これまで開催していた千葉県千葉市の幕張の会場は、震災の影響で駐車場が液状化により使用不可能となり、コース中にも亀裂が入ったそうだ。 このため、日本マウンテンバイク協会としては、いつまでも手をこまねいて見ているばかりではないと、昨年12月から代替地での開催にこぎつけた。 

 代替地は茨城県の小貝川沿いの河川敷。 公園の一角をレースが出来るように草を刈り、地面をならし、そしてコースを作って行った。 12月の大会では、コース整備までは手伝うことができたが、レース当日は他の予定があり出場できなかった。 このため、我が家としては今回が小貝川で初のレースとなった。

 レース種目は今までと同じサーキットレースと60分エンデュランスの2種目。 しかし、コースレイアウトが全く違うので楽ではない。 なにせ、今までのようなアップダウンがほとんどなく、テクニカルな部分もないのである。 このため、ただひたすら脚を回してなければ止まってしまうと言うコース設定なのだ。 上りがない分、下りもないので、足を休めることろがない。 下りがないからスピードもでないので、Gを感じるようなコーナーも存在しないのだ。 ただひたすら走るのみ。

 

ビギナーズパック

 今回のビギナースクール参加者は、大人4名と子供1名だ。 子供はお父さんと一緒に参加。 最後にインストラクターとして指導してから1年以上も経過しているのが、ま、問題はないだろう。 

 子供も大人と一緒にすることにして、その分、注意深く目をかけてあげることにした。 小学生はまだまだ乗り始めたばかりと言うような基本姿勢もいま一つという状況。 

 全体で基本姿勢で走りまわってから、パイロンを置いてスラローム。 あとは、タイトターンやフロントアップ等々、基本的な動作を教えてみた。 そして最後はコースに入っての実走。 ライン取りや力の入れ加減、姿勢等々についてレクチャーして終了だ。 

 

サーキットレース

 今回の参加者は少ないので、小学5年生と6年生は一緒のレースとなった。 けど、見るとみんな5年生。 しかも4人でのスタートとなった。 完走さえすれば、我が子のどっちかは3位入賞だ。

 スタートの合図とともに4人が団子状態で走りだす。 最初の直線を過ぎ、コースを折り返してくると結果は明白である。 もうトップに追い付くことはトラブルでもない限り不可能だろう。 2位のポジションでTが走っているが、話にならないくらい差が開いている。 

 本人いわく、「ひとつ目の山越えたら、もう追い付けないって思った。」

 と言うくらいの差が開いていたと言うこと。 あとは、Tも後ろを見ながら、追いつかれなければ良いや〜と言うような消化試合のような走り。 一生懸命に走ってるようには見えない… でも、そのまま順位は変わらずに2位でゴール。

 一方、Kの方は、3位と4位を争いながら走っている。 途中から、ややKが先行するが、十分な差は開いていない。 少しでもサボったら、即順位が落ちる位置にいる。 こっちはなかなか気の抜けない状況だ。 一位順位を落とすと4位ではあるが、ビリである。 さすがにこれは負けられないとでも思ったのか、最後まで後ろを気にしながら一生懸命に走って3位でゴール。

ゆったりエンデュランス

 次は「ゆったりエンデュランス」。 1時間で何周できるかを競うものだ。 今回のようなコースレイアウトでは脚を休めるところがないので辛そうだ。 横Gが感じられるような自転車を操る楽しさもないし、ただひたすら踏むだけのレースだから子供にとっては面白くないかも。

 スタートすると、みんな勝手に走り出した。 走者も多くはなく、コース中にまばらに走っている。 ちょっと寂しいかも。 コース中、一か所だけドロドロ区間があり、勢いがないと完全に失速してしまう。 ここをうまく切り抜けられれば、ほぼ問題ない。

 子供たちは頑張ってるようにも見えるし、手を抜いてるようにも見える。 いつもの目標となるような選手たちが来てるわけでもないので、子供たちがどんなペースで走っているかも良く分からない。 目の前を走る時に応援の声をかけるだけだ。

 いつものレースでは、ここらで表彰式の準備やらコース巡回の仕事もあるけど、参加選手も少ないしスポンサーもないので、賞品の仕分けも特にない。 それだけに、だらだらと子供たちの走る様子を見ながらゆったりとしているだけだった。

 そして、1時間経過してゴール。 さて、子供たちは何周走ったのだろう… 初めてのコースだし、比較する基準もない。 これではちょっと頑張りがないのかな。 

 

おしまい

 あとは表彰式の準備とコースロープの撤去を並行して進め、表彰式へ。

 スタッフの人数もそれなりに余っていたのか、子供たちの表彰をゆっくりと見ることができた。 寒い中、頑張って良く走ったもんだ。

 

反省と感想

今までと違う河川敷のレース。 やはり思った通り、脚を休めるところがなく、ひたすら脚を回すコースレイアウト。 一度はコース整備には行ったことがあったからわかってはいたが、実際に自分でも走ってみるとちょっとヤな感じ。 こんなコースだから、子供たちも今一つ頑張る姿が見られなかった。

全般は土の重いコースで、さらにぐちゃぐちゃで失速するような区間もあり、走るには苦労するコースだった。 誰もが好んで走るようなコースではないけど、子供たちももう少ししっかりと走ってほしかった気がする。

ただ、全体的に参加者が少なかっただけに、盛り上がりの観点からも残念だった。 未踏の地を切り開いてコース設定した割には参加者は少ないし、せっかくコース作ったんだからもう少し多くの人に走ってほしかったと思う。 やはり、これまでの幕張では神奈川県方面からの参加者もたくさんいたが、東京を越えて常磐道まで行くにはちょっと遠いかも。 そう考えると、今まで通り幕張で開催するのが順当なのかもしれない。 確かに東京からも遠いし、高速降りてからも遠いしと、アクセスを考えてもちょっと不便だと思う。

 

 

 

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