ツールドひたちなか

ツール・ド・ひたちなか

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名称 ツールドひたちなか
日程 平成23年11月27日
天気 晴れ   
結果 ???

 

概要

一昨年から「ツールドひたちなか」として開催されている本大会も今年で3回目の出場だ。 昨年は海浜公園の周回道路を通行止めにして自動車専用道を使うなどして公道レースを行ったのだが、今年は再び自動車安全運転センター安全運転中央研修所内にある専用コースでのエンデューロのみとなった。

せっかく公道レースとなったのに残念だが、3月の震災で海側の道路は液状化でズタズタになってしまい、現在も修理中の箇所もある。 さすがにこれは致し方ない判断だろう。 また、一部道路レイアウトを変更している箇所もあり、レースで使うには危ない。 そんな判断があって、クローズドコースでの大会になったと推測できる。

さて、今回は参加者多数。 まず、妻と小5のKとTが3人で1チーム。ファミリー部門での出走だ。 続いて、いつものS氏とA氏で1チーム。 そして、私が一人でソロ部門で走ることとした。 今年のカテゴリ分けは、2時間部門と4時間部門、そしてキングの部門だ。 ファミリーは2時間部門だけだし、キングに出るほど強くないし…と言うことで、みんなで2時間部門への出場となった。

 

前夜祭

毎回のことだが、前夜には我が家で宴会が行われた。 やはり会場が近いという安心感もあり、たくさん飲んでしまうのは欠点だ。 ついついオーバーペースで飲んでしまい、早めに撃沈してしまう。 ま、これが反対にレース前の睡眠時間確保につながっているのかもしれない…

 

レース会場

会場への移動は自転車で約10分。 7時に家を出るつもりでいて余裕を持ちすぎていたら、なんと7時半。 ちょっとあわてて会場に向かった。

会場では車からの荷卸し等の必要はなく、ただゼッケンを付ければスタート可能な状況なので準備は早い。 なにせ、今回は小5の子供たちが初出場なので、コースや走り方の注意点をしっかりと教えておかなければなるまい。

走り出すと子供たちは路面の快適性にビックリ。 信号はないし、どんどんスピードも出るし、でもカーブは怖い。 急ブレーキ急ハンドルはダメよと言うことを教えて、抜かれるときは素直にまっすぐ抜かれること。 MTBと同じように脇に避けると後ろからぶつかられるぞと念を押した。 あとは自由に1周試走するとスタート時刻だ。

ファミリー部門は全部で5チーム。 小学5年生以上が参加資格と言うこともあり、我が子は最年少でのエントリ。 会場を見渡しても小さな子供の姿は一人も見えない。 と言うことは、おそらく他のチームは中学生以上なんだろうと推測。 今回はロードコースでの走りを楽しんでもらおうと言う感じで、事故のないことを祈る。

 

レース スタート

スタート担当のS氏とTと私は召集へ向かった。 朝8時半はまだまだ寒い。 召集した割にはなかなかスタートの気配がなく、ただ身体を冷やすだけの時間になってしまった。 

スタート位置はかなりの後方。 先頭から50m以上も後方にいる。 これが横に10列くらいで並んでいるので、前に何人いるのだろう?と言うような状況だ。 さすがにTはちょっと緊張気味で、不安があるらしい。 自分の後方にもたくさん連なっているので、後ろからもたくさん抜かされそうなので怖いようだ。

スタートの合図。 でも、動かない… ま、いつものこと。 しだいにじわじわと動き出した。 Tも周りに従って動き出したけど特に問題なしだ。 S氏はTに付き添って走ると言うことなので、私は先に行く。 落車を避けるため少しずつ順位を上げて行く。 上位を狙ってるわけではないので、適当なところに収まるつもりで前に進む。

林間のタイトコーナの切れ目からは、先頭集団が直線の下りを走っているところが見えた。 先頭はこの先でスタートだ。 こっちはこれからひと山越えなければならない。 そんな中、こっちも山を越えて外周コースへ。 こちらはこちらなりの集団で、戦闘体制に入って行った。

速い人はどんどん前を追い、遅い人はどんどん脱落して行くのは毎回面白い。 ピット裏の橋の下をくぐる頃になってもまだまだ集団は大きく巾もそれなりに広がっている。 ここからヘアピンで計測値点に入るところで一列棒状に絞られる。 ここでやや前の方に位置取りをして林間コースへ。 そして計測ポイントを通過する。 まだまだ2時間も残ってるのにみんな元気だ。

これが3周ほど走ると集団も安定し、無意味な加速がなくなってくる。 自分にとってはやや速いな…くらいのペースで進んでいるので、とりあえず快調。 先頭にさえ出なければ十分にやって行ける。 なんと言うか、ちょっと良い部屋に住んでるけど収入とローン返済がうまく釣り合ってるって感じなのかな。 ところが、コーナーの立ち上がりとか、先頭に立つと、ちょっと厳しくなって来る。 いかにも急な出費があって、どこかからなんとか融通しなくては…なんて状況なのかもしれない。 つまりこれが長く続くと破たんする… と言うことだ。

 

さて、この先どうなる…

 

快調快調!

1時間を過ぎた。 でもペースは落ちてないし、集団の構成は前とほとんど変わってない。 集団が少しずつペースが落ちたとしても集団内では気付かないけど、とりあえず同じ集団に留まっている。

1時間も走っていればトップ集団にラップされることも。 さすがに空気が違う。 ふた昔前はあっちの集団にいたのに… 今はこれが精いっぱい…  

トップ集団はかなりの大集団で空気が動いてくる感じだ。 後方からゴゴゴゴッと迫ってきて、脇を抜けて行く。 このときに我が3流集団ではよこしまな考えを起こす人が必ずいるのだ。 要するにトップ集団に飛び乗ろうと言う考えだ。 集団が脇を抜けて行くときに、その後ろに乗るべく、一時的な加速を決めて集団後方に乗っかって行く。 

「あ〜 行っちゃった… 」

しばらくは集団に付いているみたいだけど、結局足がなくて集団から落ちこぼれてくるのだ。 それでも、元の3流集団に再び乗り直すことができれば良いけれど、集団に飛び乗ろうと無駄足を使ったがために、3流集団にも残留できないでちぎれて行く人も。 これが一番悲しいパターンだ。 身の程知らずとは悲しいモノだ。 収入に見合わない高額商品を買えば家計は破たんする。

こんな高望みもせずにマイペースを続ける3流集団は寡黙だ。 1時間以上も走っていれば疲れも溜まってくるし、一人が前を引き続けるのも限界がある。 交代すれば良いモノをひたすら前を引き続ける。 後ろで温存してたヤツは前に出るなりスピードあげて行ってしまう。 これじゃまったく協力体制にない… 協力しようよ〜と誘っても、あんまり協力してくれないんだよね。 前を引いてあげてても、恩義を感じて前に出てくれるわけでもないし、前に行けと合図すると、そのまま行っちゃうし… 普通は1周も引き続けないでしょ…あのコースで…

そんなわけで、ああ悲しいかな3流集団は、髪が抜けるように、歯が抜けるように、少しずつだけど少なくなってきた。 自分が置いてきたのか、置いて行かれたのか… そんなことも分からないうちに、ほとんど一人旅に近い状態なってしまった。

追い付く人は自分より遅く、後ろから来る人は自分より速く、なかなか集団形成には至らない。 終盤でこの状況はかなり辛かった。 それでも、なんとか2〜3人の集団をまとめつつ、協調体制をとりながら走る

最後はかなりヘロヘロ状態で辛い思いをしながら走り続けた。 これで最後かと残りの力を振り絞って走ったところ、計測ポイント前で残り3分の表示! これは計算違い… トホホ…  もう元気もなく、最後はサイクリング気分だよ。

 

そして、なんとかゴール。

 

疲れました。

 

 

 

子供たちの走り

子供たちも同じコースを周回しているために、レース中に何度も子供たちを抜く機会があった。 子供たちも頑張って走っていた。

なにせ子供たちはこの日のために、MTBのタイヤを1.4インチのスリックに交換してきたのだ。 ま、少しでも楽に速く走れるようにとの親心である。 これで10月の中旬から近所の道路を走って練習していたのだ。 おそらくレース中にも近所のチームの人に見られていたことだろう。  

 

私が集団にいるときはさすがに子供の相手まではできなかったが、レース後半で一人旅となったときにKと一緒になった。 外周コースに出る前の最後の登りの途中だ。 Kは楽しそうにクルクルと足を回していた。 特に怖いこともなく、危ないこともなく走れていると言う。 子供でも最高速度は時速40キロは出ていたので、快調に下っていたようだ。

一方、Tについてもコース中では果敢に上りにチャレンジし、ダンシングしながら上っている様子が見られた。 

二人とも意外とキチンと走れていたので助かった。 

 

 

結果…

結果の方は、2時間ソロでは真ん中らへん。 先頭からは2ラップされ、平均速度は時速32キロ台。 せめて33.3キロ程の速度で走れたら良いなとは思っているのだが、これではちょっとダメですね。 残念。 とりあえず2ラップで入れたので良かったことにしましょう。

子供たちは最年少での参加でもあり、部門最下位。 コースで走っている子供たちを見れば、我が子たちよりは十分に立派なお兄さんやお姉さん。 これじゃ敵うわけがないですね。 こっちはもう少し大きくなるまで結果を待ちましょう。

そして、A氏&S氏は真ん中よりちょっと上。 

 

そうそう… 自分が走っている間はA氏には何度か声をかけて抜かれたような気がしたけど、S氏とはコース中で会った記憶がないんだよな… ヘロヘロで、もうろうとしていたからなのか、あまりにも集中していて眼中になかったのか… いずれにしても、自分のチーム員と一緒に走ることがなかったのはちょっと残念だった。

 

また、反省と言えば、やはり練習不足。 2時間のレースに出るのに、2時間以上も続けて走ったことがないってのは大問題。 子供と一緒に4時間走っても、自分のペースでしっかりと走ってなければ何にもならないと言うことか… いやいや、子供と一緒に4時間走ってたから、こうなれたのか。 それは良く分からないけど、やっぱり練習でしょ。

 

 

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