ジンギスカップin磐梯南ヶ丘牧場

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名称 ジンギスカップ in 磐梯南ヶ丘牧場
日程 平成23年10月2日
天気 晴れ   
結果 T:2位 K:7位 

概要

 今回で2回目のジンギスカップ。 前回は、試走中にギックリ腰を再発させ、DNSとなってしまったので、今回こそと意気込んで申し込みを行った。 ところがレースの2週間前に、団地内公園の草刈り作業でギックリを再発させてしまい、一時は出場も危ぶまれたが、なんとか完走することができた。 おまけに、子供たちの頑張りもすばらしく、なかなか良い大会だった。

 また、今回の大会は震災後の福島県での開催と言うこともあったが、地元も頑張っていることも分かるし、東北地方のチームの多数参加もあり、盛り上がりも良かったかと思う。 9月初旬に実施した「うっかり八兵衛カップ」では、東京や神奈川からの参加者が軒並み減少し、レースにも風評被害があったように感じたが、もともと東北勢の多い福島の大会だけに参加者の減少を感じることもなく、盛況であったと思う。

 

受け付けから試走

 5時前に家を出ると、だいたい7時ころに現地に到着した。 自転車の準備は私の担当で、受け付けやピットの準備は妻の担当だ。 自転車の準備が終わると、子供たちは勝手に試走に出かけてしまった。

 腰痛でもせめて試走くらいは子供たちに付き合って一緒に下見をして、勝負所の攻略を教えようと準備をして走り出した。 「子供のコースくらい走れないで、どうするんだ!」と自分に言い聞かせて走り出した。 子供たちに追い付くと、コース自体はすでに把握しており、再度一緒に走ってポイントを教えて回った。 基本は昨年と同じコースレイアウトなので、スタートダッシュが肝心だ。 あとはただひたすら前走車に付いて行って最後のゲレンデでパスするくらいしか手はなさそうだ。

 下見の後、何度かスタートダッシュの練習をしておくようにと言ったけど、本人は安気ゼロ。 いったいどうなってしまうんだか…

 そう思いつつも自分も試走に行ってみることにした。 腰の状況はなんとかなりそうな感じだ。 

 ゲレンデの脇を下るとかなりの高速セクション。 この先がジャンプ台と迂回路になっているのだが、もちろん迂回路。 腰に負担のかかるところはパスである。 当然ジャンプした方が速いに決まってるがここは堅実に。 まだ、出走するとは決めてない。

 それからシングルトラックに入ってアップダウンを繰り返す。 何カ所かグチャッとした泥はあるけど、背中がドロドロになるほどの状況ではない。 延々と走ってくると昨年の問題の激落ちくん。 ここは完全に迂回路にパス。 更に進み滑りやすい土の道を走り、三熊ドロップへ。 ここもまた迂回路へパス。 そして、ダラダラと最後の難所をクリアして、最後のゲレンデを上ってゴールだ。

 この程度のアクションであれば、コギ重視で腰への負担は少なそう。 そう判断して走ることに決めたのだ。 せっかく来たのに、なんとか走れそうなのに… そう思って無茶は絶対にしないと自分に言い聞かせて走ることにした。

 

 

スポーツクラスレース

 昨年と出走順番が異なっており、大人たちが先のスタートとなっている。 そして、TとKのレースは今大会の最後のレースなのだ。 私たちの前にはビギナークラスが走っており、それが終わると召集が始まる。

 召集はゲレンデの一番下。 ここから一斉にスタートするのだ。

 とにかくパワーで登るしかなく、誰もが必死になって走っている。 本番は気合が違う。 自分も負けじと走り、全体の半分よりは前の方でシングルトラックに入ることが出来たと思える。 シングルトラックの入口では渋滞が発生したため自転車を降りて待機。 ようやく走り出すと前に続いて下りに向かって走り出す。 ゲレンデ脇の高速下りセクションでは列になって下って行くが、ほとんどが迂回コースを走って行く。 ジャンプ台を通過して行くのは少数だ。 この先のシングルトラックに入ると順位が上げられないからと、強引な走者がバシバシ抜いて行く。 右行くとか左行くとか、そんな合図は全く聞こえてこない。 東北人はマナーがないのか? そう思う瞬間である。 関東の大会ではほとんど声をかけて抜いて行くけど、こんなもんなのかね〜

 それから前に付いて必死で走って行く。 遅いものは抜き、速いものはどんどん先へ行く。 マイペースとは言え、人に合わせたほぼ強制的なマイペースだ。 かなり息が切れるし、心臓もバクバクだ。 

 奥のダブルトラックを過ぎるとだんだん核心部に近付いてくる。 激落ちくんでは、前走車から離れ、独り迂回路へ回る。 みんなそのまま激落ちくんを下って行く。 しばらく走ると登り地点では徐々に追い付き、同じ集団に復活することができた。 そして、次は三熊ドロップ。 ここも自分は無理せず迂回路へ。 この先も同じで登りが始まるとだんだんと追い付いて行くことができた。

 ゲレンデの登りはさすがに辛いけど、他を引き離しつつ登りつめて行く。 もうダメだよ… 辛すぎるよ…  ようやく1周が終わったところだ。

 この頃になると、集団も落ち着いて来てほぼ固定化されてきた。 登りで前の方に出て行くけど、下りで迂回している間に前に行かれ、また次の登りで追い付いて… の繰り返し。 もうちょっと腰が安心してられれば、一緒に下ってそのままちぎれるのに… そう思いながら先を進む。

 そうそう、前を走る人のパンツが… レーパンの上にバギーパンツかなんか履いてるんだけど、そのパンツがだんだん脱げて来てるらしく… 数100メートル走るたびに一生懸命にずりあげてる… 後ろから見てても、「おっ、ぼちぼちずりあげるぞ〜」とタイミングまで分かってきた。 このずりあげるタイミングでこっちも前に出るんだけど。 やっぱり下りで抜かされる… これがなんとなく面白かった。

 最後の激落ちくんでは自分が先頭で下って行けば、そのままちぎれるよな〜 きっと… とは思いながらも、やはり腰を気にして迂回路に回る。 もうこれで終わり。 抜くことも出来ないや。 そして、ゲレンデ上りを経てゴール。  結局、パンツ君の後ろでゴールだった。

 

 ゴール後にドリンクを受け取ってその場でしばし休憩。 前を走ってたパンツ君と…

 「いや〜 パンツがだんだん脱げてくるのがおかしくって… 」

 「いやいや、汚いものを見せてしまって… 」

 疲れも飛ぶ、なんとも心のなごむゴールだ。 お互い意識しつつ、抜きつ抜かれつをしながらも、ほぼ同じでゴール。 なんだか一緒に走った仲間って感じでした。

 

 

しばし休憩

 自分のレースが終わると子供たちのレースまでは1時間半ほどの時間がある。 とは言っても、突然召集されたり、時間が繰り上がったりなのでアナウンスはしっかりと聞いてないと…

 と、参加者全員に渡された抽選券を持って抽選に出かけた。 参加者は応援も含めて4名なので4回引ける。 1回は地酒をゲット、残りは饅頭とかクッキーとか。 地酒は大人にとってはありがたいことだ。 うれしい… でも、子供はちょっと不服かも…

 そして、妻と子供を残して自分は自転車を片づけ、普通の人になるべく着替えに行った。 レースが終わってみるとかなり寒い。 周りの人も良く見ると冬の格好をしているじゃなか。 フリースやコートまで持ってきて良かったよ。 

 

 

ジュニアレース

 子供たちの参加したジュニアレースは6人のエントリ。 とは言っても、メンバー表を見ると、昨年の大会で2位に大差を付けて優勝したX君がいるではないか。 しかも彼は6年生で1学年上だし… こんな組み合わせになるとは思わなかった。

 T君がいる限り絶対に無理だろうと思って、「優勝したらwii本体と同ゲームソフト、2位だったらDSソフト、3位以下だったらなにもなし…」 そんな約束をした。

 レースの1時間前になると、その辺をダラダラと走りまわり、30分前には真面目にアップらしきことを始めていた。 その頃になると同じカテゴリの子供たちもアップを始めた。 目標としているX君も走り始めたので、どんなギヤで走っているのか見本にしながらアップして来いと送り出した。

 なにせX君は、a.b.c.cupでも白馬でも、その走りはいつも見ているし、実力もだいたい把握している。 おそらく彼の中には我が子の存在なんて知る由もないだろう。 こっちはひたすらチャレンジャーとして頑張って走ることだろう。

 

 ゼッケン番号順に召集が始まった。 わずか6人でのスタート。 スタートライン一杯に一列に並ぶ。 スタートが勝負だ。 誰がどの順番でポールポジションをとれるかが勝敗に大きな影響を与えることだろう。

 突然、「あと10秒」のアナウンスが。 そして数秒後にはスタートの合図が。

 

 

 シングルトラックの入口を制したのはX君。 それから2人開けてTが入って行った。 シングルトラックを抜けてロータリーに出てきたときはX君が先頭。 2mほど開いて2位がいてTはそのすぐ後ろに付いていた。 ところが、2位の選手がロータリーの砂利にタイヤを取られスリップ。 その脇をTが一気に追い上げた。 むむむ…今までと展開が違うぞ…

 それから奥のシングルトラックへ消えて行くと、ゲレンデに出てくるまではハラハラしながら待つだけだ。 1分、2分… 時間が長く感じられる。 すると、レースの先導をする山本選手の姿が見えてきた。 続いて出てきたのは、なんとT。 なにが起こったのか、サッパリと分からなかった。 あのX君を従えて1位で帰って来たなんて、ちょっとビックリ。 とは言っても、その2mほど後方をX君は追い上げてくる。 そして1周回を1位で通過したのはT。 そして僅差でX君が続く。 ちょっとこっちもドキドキしてきた。 

 場内のアナウンスも興奮気味で、今まで独走で優勝を重ねてきたX君が苦戦しており、1周回目では2番手を走っていることにビックリ。 差しつ差されつの勝負にかなり盛り上がっている。

 ところが、シングルトラックを抜けて帰ってくると、X君はTに並んできた。 そして、ロータリーで抜かされてしまった。 そのままTは追走する。

 次にゲレンデに出てきたときはX君、そしてTがタイヤを重ねるくらい接近して迫っている。 Tの頑張りに親も興奮気味。 X君は後ろが気になって気になって仕方がない様子で、何度も振り返りながら走って行く。 かなりのプレッシャを与えられてるようだ。 緊迫感がある。

 そして最終周回。 二人がそろってシングルトラックへ突入して行く。 ワンミスで敗者か。 そんな状況。 最後のゲレンデは完全にTが追いこんでおり、V字ターンで内側に切り込んで行った。 そのままほぼ横並びに近いところまで追い上げたけど、やや離されそのまま最後のシングルトラックへ入りこんだ。 これではちょっと勝機はないか。

 最後のゴール前の登りまで走って迎えに行くと、坂の下でお互いが最後の力を絞って登り始めた。 ほぼ横並びで登っていたけど、ゴールラインのパイロンの間に先にタイヤをコジ入れたのはX君。 そのままゴールへの導入路を走ってゴール。 導入路でこと切れたTは2秒差でゴール。 そして12秒後に3位が入ってきた。

 

 

 一方、Kの方はスタートで出遅れ、最後尾からシングルトラックに入って行った。 序盤の遅れがそのままレースに影響して、途中で1人は抜いたがそれ以上は上がれず5位でゴール。 途中、4位にまで接近したが力及ばず、5位に留まった。

 

 

レースその後

 子供たちのレースも終わりホッと一息。 ドリンクで喉をうるおし、呼吸や心臓が落ち着いたところで、ジンギスカンに行こうと話していた。 ところが、「えっ? ボクもう大丈夫だよ。 お腹すいたよ!」

 仮に自分がレースを走った後でジンギスカンを食べろと言われたら、20分や30分の間は欲しいと思うけど、子供はあっさりと呼吸も心臓も平常に戻るのだ。 恐ろしい… 俺には絶対に無理だ。 

 家族4人でチケットを持ってジンギスカンを食べに行った。 これがなかなかうまい。 思ったほどの混雑はなく、レースが終わった人たちから順番にきちんと食べてたんだなと思った。 たしかに、昨年のように最後のレースを大人にすると、こんなにすぐには食べられないかもね。

 最後のレースが終わってから表彰式までは1時間ちょっと。 ジンギスカンを食べるには十分な時間はある。 この間は結果の集計と、一方ではゲレンデ上りのイベントが行われていた。 表彰までの時間待ちを旨い演出で過ごしていた。

 

 表彰式は一番小さい子供たちから。 そして、Tたちの番だ。 名前を呼ばれ表彰台の2番目に高いところへ立つ。 ここまで走れるようになったのにはビックリ。 しかもレース内容もとても良かった。 

 そして大人の表彰に移るところで、小雨がポツポツと降り始めてきた。 走る間は雨にならなくて良かったね。なんて話しながら、過ごしているとだんだん雨粒も大きくなってきてる感じだ。 寒くもなってきたので、子供たちまでジャンケン大会は欠席して帰りたいと言い出した。

 

 ジャンケン大会はジンギスカン会場で行うことになったため、雨は避けられるようにはなったけど、子供たちが飽きてきたので撤収を決めた。 荷物を積み込み、帰途に就く。

 ところで、このレースでは協賛旅館・ホテルの入浴券が配られるのだ。 会場から近いところで3カ所設定されている。 出た人全員が入るわけではないだろうが、風呂も無料なので温まって帰ることにした。 会場から5分ほどのところの旅館を選んで行ってみた。 なんか老舗旅館ぽくて、温泉も良かった。

 

反省

 今回はレースを楽しめた。

 腰痛で十分に走ることはできなかったが、久しぶりに自分を追い込んで走ることができた。 最近は耐久系で人に頼ったレースばかり出ているし、すっかりファンライダー化してしまったので、自ら苦労はしないようになってしまっていた。 しかし、こうして久しぶりのクロカンレースで最初から最後まで自分で責任を持って走るのは、こんなに辛かったのかと改めて感じたものである。 若いころを思い出した。 それだけに、息が切れて頭も真っ白になることもあったけど、楽しいレースだった。

 更に子供がレースを沸かせてくれた。 今まで争う気持ちなんてあるのかと思うくらい適当だったTが、あそこまで闘志をむき出しにして頑張ったのはビックリだ。 あんなに接戦になるなんて自分も思わなかったし、X君や大会運営側も思わなかっただろう。 パンフレットのX君のコメントも「2連覇を目指す」とあったが、思わぬところでダークホースが現れたと言う感じだろう。 こっちはあちこちの大会で彼の状況はチェックしてたけど、こっちは覚えられるような成績を出したことは皆無だから存在すら知らなかっただろう。 親もこんな結果になると思ってなかったから、wiiだって約束したんだし。 2位は2位で敗者だけど、今までになく良い内容での2位だったので、とても良かったと思ってる。

 一方、K。 もう少しなんとかしなくちゃ差が付き過ぎて一緒に走れなくなる。 練習ではTを追い込むこともあるんだから、レースでも頑張ってほしいものだ。

 

 それから、今回のレースを振り返ってみると、かなりのお得感があることに気付いた。

 例えば妻。 応援者の参加費1500円。 ジンギスカン1食、立ち寄り温泉入浴だけでも十分すぎる。 これに抽選1回でモノにも寄るが当たればかなり良い。 子供たちなんて更にレースを走っても1800円。 Tは2位で賞品をもらって、抽選では地酒を引き当てている。 かなりのお得だ。 これだけしっかりとした運営が出来ていて、この価格はかなり頑張っていると思われる。 かなり嬉しい大会だ。 

 また来年も参加して是非完璧な体調で臨みたいと思う。 そして、Tについては来年こそ優勝を目指して欲しいものだ。 X君は小学校を卒業するしね。

 

 

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