ジンギスカップin磐梯南ヶ丘牧場

ジンギスカップ in 磐梯南ヶ丘牧場

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名称 ジンギスカップ in 磐梯南ヶ丘牧場
日程 平成22年10月3日
天気 晴れ   
結果 T:4位 K:7位 

概要

 今回初めて参加したジンギスカップ。 惹かれたのは、イベント概要に記載してあった「走った後にジンギスカンを食べよう!」の一言だった。 走らない応援だけの妻であっても、参加費は1500円を取られるが、それは単にジンギスカン代。 でも、子供なんて走って、食べて、それから入浴券の3つが揃ってて1800円。 大人は3500円だ。 ま、安いと言えば安いのだろう。

 会場は磐越道の猪苗代高原ICから15分ほどで、交通の便も良い。 都心からはちょっと遠いかもしれないが、参加しやすいレースだ。 エントリリストを見ても、場所柄か関東勢は少なく、東北勢が多数を占めている。 新潟、福島、宮城それから山形と言ったところか。 私も関東とは言え、2時間程度の移動時間で済むので、比較的行きやすい方だ。 富士見パノラマに行くより、よっぽど時間は短くて済む。

 そして、レースそのものは耐久系ではない、いわゆるクロカンレースだ。 私はスポーツクラス、子供たちはキッズクラスにエントリした。

 

受け付けから試走

 7時から受け付けと言うのに、6時50分ころに到着。

 なにせ、初めてのレースだからきちんと試走はしておかなければと思って、早めの到着を狙った。 オフィシャルHPを見ると、危険個所、いやいやテクニカルポイントをいくつか作っているので、必ず試走をしてくださいと書いてあったからだ。

 試走の時間は7時から8時20分まで。 子供にも付き合わなければならないからと、妻に受け付けを頼み、私は自転車の準備。 そして、試走へと出発。

 まずは、子供と一緒にジュニアコースへ。 こう言うのは一度一緒について走らないと、子供はコースを平気で間違えてしまう。 コース間違いで後れを取るほどもったいないことはない。 運営上、コースの切り替え等はあるとは思うが、間違って試走していて、レース本番で未知の部分を走るときのことを考えると、キチンと走っておく必要がある。 ま、最低でもここまでは親の責任として付き合ってやらねば。

 ジュニアは750mのコースをを2周だ。 一部難しい部分はあるようだが、比較的簡単で走りやすいコースだ。 アップダウンもそれなりにあるが、パワーで走りきると言ったコースかも。 1周目はコースミスをして、間違ったコースを走ってしまったので、もう1周付き合って、再確認した。 あとは、子供たちに任せて、練習するようにと告げると自分はスポーツコースへ。

 スポーツは、6kmのコースを2周。 かなり長い。 子供コースから離れると、ゲレンデ脇の下りコース。 ここにはジャンプ台があったりするけれど、無理はせずに迂回コースへ。 あとは、延々とシングルトラックが続く。 途中ダブルトラックを織り交ぜながら、コースは延々と続く。 いったいどこまで走らされるのだろうか? と思うほど、ダラダラの登りや下りが続く。 ようやく、メイン会場が近くなってきたかと思うと、テクニカルな部分が現れる。 まずは、激落ちくん。 かなりの斜度を有する下り坂。 特に問題なく下れたのだが… ここで、腰をグキッとやってしまった。 なんとなく、腰のまわりに違和感があったが、とりあえず走れるのでその先のコースをクリアして行く。 次は三熊ドロップとかいう部分を下り、ヌルヌルのシングルトラックを上り切り、再度下ると最後のゲレンデの登りだ。 

 作った方はかなりS気があるかも…と思いつつも、自分もかなりMになった気分で、試走を終えた。 印象としては、ダブルトラックの部分はちょっと飽きるけど、全体的にはかなり面白いのではないかと思う。 テクニカルな上りや下りもあるし、パワー勝負のひたすらゲレンデ上りもある、良くまとまったコースだと思った。

 

 ピット前で子供たちの様子を見ようと自転車を降りかけて脚を上げた時だ。 腰の力が身体から抜け、そのままうずくまった。 た、立てない… 自転車を支えにしながら、ようやく立ち上がり、ピットエリアまでなんとか行くと、そのままシート上に横たわってしまった。 ここで、リタイアか…。

 ようやく良くなってきた腰を、また試走の下りで再発させてしまったようだ。 8月後半に立てなくなって、ようやく「うっかり」で走れるようになったと思ってたのに、調子に乗って走ってたら再発してしまった。 せっかく、福島まで来たのに…

 

 こうして私のジンギスカップは終わってしまった。 ま、とりあえず立てないほどのとどめをさしたわけではないので、なんとか歩いて行動もできる範囲だったし、家まで運転して帰ることもできた。 これだけでも良かったと思っておくべきなのだろうか…

 これ以上悪くなって、帰ることもできなくなったら最悪なので、ここでキャンセルするのも致し方ないとの判断でした。 残念…

 

ジュニアレース

 子供たちの参加したジュニアレースは12人のエントリ。 ゼッケン番号順の招集と言うので、余裕でアップをさせていたのだが、なんと早いもの順に並んでいる。 招集場所からスタートラインまでの間に、前に行けと子供には言ったけど、ダラダラと後ろをついて行くだけで、良いスタートポジションは得られなかった。 まったく欲のない子供と言うのか、勝負っ気がないと言うのか…

 スタートの合図で全員が飛び出した。 スタートからわずかでシングルトラックに入ってしまうので、それまでが最初の勝負だ。 ところが、これも競り負けて後退。 Tは5位くらいでシングルトラックに入って行った。 Kは論外。 最下位だ。

 一旦、スタート地点の前に出てくるのだが、1位と2位は先に進み、3位以下の遅い子に阻まれてTは前に出られない。 ここで既に差が広がっている。 ここまでは完全に位置取りの問題だ。 

 この先でどのような展開があるのかは、腰が痛くて見に行けない。 次に見られるところは、「ゲレンデをキャンバー走行しながら登って行き、更に折り返して上る。」 と言うところだ。 既に順位は入れ替わっていて、前でつっかえていた遅い子たちは既にパスしているが、Tたちと後続から上がってきた子が必死で追走して行く。 Tは4位でゲレンデから消え、スタート地点前を通過して行く。 3位には徐々に差を詰めてはいるが、追い上げは無理そうだ。 3位の子もかなり速く、2位に追い付きそうだ。 いやいや、2位はそこそこのペースみたいで、スタート位置が良くて逃げられたのが原因かも。

 一方、Kはゲレンデの折り返し地点をクリアできずに押しているありさまだ。 ちょっと練習が足りない。 折り返した後は再度乗り出したが、イマイチパワーに欠ける。

 2周目のゲレンデの上りでは、3位は2位に追い付くかと思われるほどまでに追い上げたが届かず。 Tも3位には追い付くことはできなかった。 あとは、ジンギスカン小谷の後ろを回ればゴールだ。 一方、Kはなかなかコース上には現れない。

   

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そうこうしているうちに、Tはゴール。 惜しくも表彰台は逃したが4位入賞だ。 そしてしばらくすると、Kは7位で帰ってきた。

 おつかれさまでした。

 

 

 

ジンギスカン

 さて、次はメインのジンギスカンだ。

 1人に1枚配布されたジンギスカンチケットを受け付けに渡すと、4人分の肉と野菜が配られた。 席は20席以上あったか、まだまだ空いている。 この後行われるスポーツとエキスパートクラスが終わると大混雑しそうだが、今のところ大丈夫だ。 コース脇の席に陣取って、レースを見ながら食す。

 自分も走るはずだったクラスが開催されているのを見ながら食べるジンギスカンは不思議な味だった。 何と言うか、複雑な心境だ。 走っている人に申し訳ない気分だ。

 一人あたりの肉の量は十分にあり、持参したおにぎりと一緒に食べると、しっかりとお腹いっぱいになった。 また、タレの味もおいしくて、味覚をそそる味でした。 これで、身体も元気でビールがあれば、最高だったのに… と、悔やまれるジンギスカンでした。

 

その他のよもやま…

 ジンギスカンを食べ終わると、スポーツとエキスパートクラスの観戦だ。

 スポーツとエキスパートは、同じコースを走るが周回数が2周と3周で違うだけ。 コース中の観戦ポイントは、受け付けピットから近いところに設けられており、あとは延々とシングル、ダブルトラックがそれを遠くまで迂回させている。

 そろそろと歩ける範囲で、受付わきの三熊ドロップへ。 要するに2mほどの落差が3段続く。 エキスパートクラスは確実にこなして行くが、スポーツでは一部迂回コースを走るものもいる。 エキスパートクラスはキレイに下って行く人ばかりで見ていても安心感がある。

 このへんのコースレイアウトは、それなりに工夫していると感じられた。 ピットから近いところでは、大きな段差やジャンプポイントを設けて、見る人間を楽しむように仕組み、距離を稼ぐ箇所はピットから遠ざけることで、見る人のことを考慮しているようだ。 これは好感が持てた。

 でも、スポーツクラスで最終ライダとなった人は、はたしてゆっくりとジンギスカンが食べられたのだろうか? 最終ライダだから表彰式は関係ない? ジャンケン大会までに食べ終われば良い? トップで帰ってこれれば、十分に食べる時間はある? でも、親子で来てて、子供が優勝してたら表彰式には出たいよな〜。 そう考えると、大多数が参加するスポーツ・エキスパートクラスが一気にレースを終え、ジンギスカンを食べるとなると、時間的に難しいかも。 ましてや、エキスパートの親を持つ子供たちは、親のゴールを待って一緒に食べるだろうし。 ここだけがちょっと気になったところかな。

 

 それから表彰式。

 なんとなく… 盛り上がったのかな〜と言う感じだった。 表彰対象者が前に呼ばれると、一人ずつに賞状を渡すわけではなく、脇からプレゼンターが6人一気に出てきて、1位から6位まで一気に渡してしまう。 6人も前にいるから、渡された人の表情がまるで見えない。 受け取る方も、ありがたみを持って受け取ることができたのだろうか。 そんな感じの表彰式だ。 表彰対象が多いから、時間を考慮して考えたやり方なのかもしれないが、なんとなく渡すだけ渡したぞ〜 みたいな表彰式だった。

 ちょっと残念。

反省

 家から会場までの移動時間、開催時間帯、コースレイアウト等々、十分に楽しめたレースだったと思う。 さらに、ジンギスカンがおいしかったのも良かった。

 今回のレースは、子供たちは毎週練習をしてたし、それなりに走れるようにしてたので、準備はできてたと思う。 でも、レース経験が少ないからなのか、負けん気が足りないからなのか、勝負強さがない。 競った時に競り負ける傾向にある。 Kなんて、最初から勝負する気になってない。 後から追いあげれば良いやとでも思っているのか。 しかし、最初に着けられたアドバンテージを埋めるのは容易ではないし、それを埋めるために体力を使っていては、勝負どころで競り勝てない。 こうなると、やっぱりスタートでは如何に競り勝って、上位者と一緒に走れるかと言うところが必要だと言うことが良く分かった。 それは、a.b.c.cupのような平地勝負なんてのは、最も勝敗に左右するので、ぜひ身につけてもらいたいものだ。 今後の課題である。

 

 また、自分としては、しっかりと走るつもりで行ったのに、試走のみでリタイアなんて全く発散できてない。 こんなのは寂しすぎる。 次のレースはいつだったか、それまでにはキチンと腰を治しておこう。 と言うか、今回も良くなってたはずなんだけどな…

 これじゃ、爆弾を抱えたようなもので、いつも不安と一緒に走ってないといけないじゃないか。 なんとかしたいものだ。

 

 

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