うっかり八兵衛カップ春休み編2010

うっかり八兵衛カップ春休み編2010

もどる

名称 うっかり八兵衛カップ 春休み編 '10
日程 平成22年3月28日
天気 曇り あんなに寒くなるとは…  
結果 親子レース  T:2位 K:3位  4時間耐久 ??

前夜祭

 すっかり飲むのが怖くなってしまった私だが、今回の前夜祭は奇跡的に完走を果たすことができた。 この原因はなんなのだろうか。 ちょっぴりと大人になったと言うことなのか。 それとも、年取って酒を飲むことができなくなったのか…

 それでも、翌朝はしっかりと酒が残っていた感じ。 やっぱりつらかった。

 それで、今回のメンバー構成なのだが、今までとはちょっと違う。

 まずは親子レース。 今回は、私はKとの組み合わせ。 代理オヤジS氏はTとの組み合わせだ。 4時間耐久レースは、TもKも出場となったため、これに私とA氏が加わって4人チーム。 S氏は地元チームと一緒に走ることで、うまい具合に人数調整ができた。

 さて、結果の方は如何に…

 

親子レース

春の親子レースは毎回趣向が凝らされており、子供が参加してからは同じ種目は一度もない。 たしか、1年生の時は、「ガーデニング」でプランタに花を植えた。 2年生の時は、「うどん」を鍋で煮て、アツアツを食べて走った。 そして今回の親子レースは、「お父さん 皮やぶれてるよ!!」 これだけではなんだか分からない。 説明するとこうだ。

1.       子供がコースを1周して、コース上でエプロンを拾って、ピットに戻ってくる。

2.       親はエプロンを着てコースを走る。コース上でフライパンを拾って、ピットに帰ってくる。 このとき、親もショートカットコースを走る。

3.       スタッフが用意した、餃子の具を餃子の皮で包み、フライパンで焼く。 焼けたら食べる!

4.       親子でピット内を1周走って(自転車ではない、ランニングだ!)、ゴール!

事前に餃子を包んで焼くと言うことは聞いていたが、これほどとは… 

「スタートの合図で子供たちは一斉に飛び出した。 毎回ながら、狭路で前走者のフラフラに巻き込まれてKがやや遅れる。 なんでいつもこのパターンなんだろうか。 これにはいつも困る。 せっかく走れるのに、スタートでつまずくのは毎回のパターンだ。」と、前回も記載したのだが、今回も全く同じ。 Kは完全に出遅れている。

トップはBMXライダーで速い。 どんどん先を行く。 何年生なのかは分からないが、身長も飛びぬけてデカイ。 こんなの敵うわけないよ…

一方、KとTはピット脇を登り始めたころは、真ん中より後ろを走っている。 むむむ… はよ走れ! 

予想通り一番に戻ってきたのはBMXライダー。 2位以下を大きく離している。 我が子たちは、Tは2位、Kは3位に入ってきた。 2人からエプロンを受け取ると、一生懸命に身につける。 S氏はエプロンと一緒にヘアピースまで入っているので、それも身につけなければならない。 お互い、子供のために必死で走る。 S氏が先行してスタートしたが、私は彼に追い付くことはなく、フライパンをゲットしてピットに戻ってきた。

S氏チームは既に餃子を包み、フライパンで焼き始めている。 焼けるのを待っている間に、我がチームの餃子包みも手伝ってくれて、こっちも作業がはかどる。 他にも我がチームには強力な助っ人シェフがいるので、「焼き」には絶大なアドバンテージを得ることができた。 S氏のチームは、既に食べ始めているが、こっちはまだ… もう少しで焼けそうだ。 焦げ目ができたら、お湯を入れ、ジュォ〜と蒸気が立ったところに、フタをしてガマン。 なかなか良い香りが辺りに漂う。 でも、まだ食べられない… 「よし!」ころ合いを見つけてシェフが号令をかけると、フタを開け、みんなで箸を伸ばす。 でも、肝心のKは熱くて食べられない… 肝心の本人なのに… 遅れるからって、どこかの大人がKの分をパクっと口に入れると、「ほら行け!」と送り出した。

子供のランは速い! 大人は足がもつれて追い付いて行けない。 地元のショップチームからも声援が… 「ほらほら!オヤジ遅いぞ〜」  でもね… 普通は走れないよ。 それに、走ると胃の奥から、「ウっ…」 餃子の香りと言うか、ニンニクの強烈な香りが口の中に広がり、なんともはや気持ちが良すぎる。 そして、最後の坂を登りきるとゴールだ! なんと3位。 S氏&Tのチームは2位だ。 1位は残念ながら逃したが、2位3位を確保できて、万歳だ!

ところで6個も作った餃子だけど、いったい誰が食べたんだろう… 俺1個だし、助っ人シェフ夫妻で2個。 Kは食べてない… 妻は写真撮りに一生懸命だったから食べてない… 残りの3個はいったい誰が…? ま、3位になれたから、良かったこととするか。

 

4時間耐久レース

4時間耐久レースのスタートはA氏。 今回は140チームにも及ぶ大集団でのスタートだ。 最初のライダーが通過してから、最後のライダーが通過するまではかなりの時間を要したぞ。

走行順はA氏、K、T、そして私の順番だ。 A氏からKに引き継ぐところを確認すると、Kの様子を確認するために九十九坂へ向かった。 コースで最も難しいポイントなので、ここさえ安心して見ていられれば、他は特に問題はない。

待つこと数分。 坂の頂上にKの姿が見えてきた。 前週の練習では九十九坂を何度もクリアできていたので安心して見ていられるのだが、周りのライダーとの駆け引きがうまくできるかが今回のポイントだ。 練習のようにスムーズに下れてはいたのだが、あまり上手ではない女性にあっという間に追いついてしまった。 Kのプレッシャにやられたのか、予想通り女性はグシャッと潰れてしまい、それにつられてKも足をついてしまった。 でも、そのあとのリカバリが良く、ササッと押して女性をやり過ごし、パッと乗り移ると、何事もなかったように走り過ぎて行った。 んん〜 なかなかやるじゃん。

そして、次のTに引き継ぐべく、いったんピットへ戻って、ライダーチェンジの手伝い。 再び九十九坂に戻る。 Tはまだ十分には九十九坂は攻略できてはいないのだが、本番ではどうにかなるだろうと楽観視していた。 Tは思ったより元気に九十九坂を下って行く。 でも、良かったのか悪かったのか、渋滞中でうまい具合に押して下ることができて、スピードのロスも特になかった。 スムーズな通過ができた。

そして、私も頑張ってピットに戻ると、次は自分が走る番だ。 あわただしく準備を済ませると、Tが来るのを待った。 バトンを受け取ると、スタートだ。

砂利道の登りはいきなり辛い。 それなりに頑張って踏み込まないと前に進まない。 なにせ、98%の力を親子レースで出し切ってしまっただけに、残りの2%ではなかなか前に進まないのだ。 前行く人を少しずつ抜き去り、とっても早い人には速やかに道を譲り、マイペースでコースを走って行く。 もちろん九十九坂だって足をつくこともなく、普通に通過できるし、その先の根っこだらけのシングルトラックだってキチンと走れるサ。

でも、最近は子供との練習でショートカットコースしか走ってないので、そこから先はかなり久しぶりだ。 延々と続く砂利道、そして軽い下り… その次の二段坂はさすがに堪える。 やっと登りきったと思えば、次は林の中の根っこがまた… なんだなんだ… これじゃダメだって! 心の中では自分に鞭を与えているつもりだが、身体は言うことを聞かない。 ようやく現れた下り坂で息を整え、なんとか田んぼに出た。 やっとこれで一周が終わった。 ピットを通過すると涙を流しつつ2周目に突入だ。

 

4時間耐久レース 途中経過 その1

子供たちの九十九坂の走りが気になり、子供たちが走るたびに九十九坂を見に行っていた。 3年生にしてはチビな方の2人なので、子供のいない大人から見れば1年生くらいに見えるのかも。 そんなチビッ子が、するすると九十九坂を下っているのを見れば、誰だってうまいと思うだろう。 自分だって、小学校3年生の時に下れたか?と言われれば、答えはNO!だ。 

フォルツァの某社長の目の前で下っていた時も、

「うまいうまい。 おっ! 気をつけろよ。   …… 惜しい! もうちょっと!」

なんて、言われながら走っていれば本人もその気になってくる。 アドバイスや褒め言葉をもらいながら本番で走れば、今まで以上に走れるような気がしてくるだろう。

それに、毎週コースで会っていたTBさんも子供たちの走りを見て、声をかけてくれていたし、子供にとっては良い環境だったようだ。

たしかにこのレースでは、罵声を浴びさせるような場面に出くわすことがあまりないような気がする。 中には、強引に走ってくるような人もいるけど、ホントに一部の心ない中途半端に速い人が言っているだけのようだ。

実際に子供たちに聞いてみても、無理やり抜く人もいなかったらしいし、どけ!と言われたこともないと言っていた。 

 

4時間耐久レース 途中経過 その2

このレースでは、走る人以外にも楽しみが用意されている。

今回は女性向けの餃子作り大会。 親子レースで使った材料が大量に余っていたようで、それを使っての即席レースだ。 制限時間内に餃子を何個美しく包めるか。 と言う内容の競技だ。

私が走っている間に、A氏の奥方が参加されて、なんと優勝していた。 優勝賞品は包んだ餃子! それと、お買い物バスケットいっぱいの野菜たち。 主婦にはありがたい景品だ。 それから、包みたての餃子を焼くための、フライパンとガスコンロがレンタルとなっている。

ちょうど、私が走って帰ってきたときに餃子が焼きあがっていた。 親子レースで作った具の少ないみすぼらしい餃子と比べて、しっかりと身の詰まった、しかも上手に焼けた餃子だ。 でも、さすがにピットに戻ったばかりでは口に入らない。 他の仲間たちは次々に手を出しておいしそうに食べていたが… そして、レースでは熱くて食べられなかった子供たちも、手を伸ばしておいしそうに餃子を食べていた。 そして、私もひとつ。 んん〜 なかなかうまい! やっぱりレースで食べるのと、ゆっくり落ち着いて食べるのでは全く味が違う。 具も皮も何もかも同じ材料だけど、作り方と気分が違うと全く違うんだなぁ〜 と、幸せな瞬間でした。

これにビールがあれば最高だったなぁ。

4時間耐久レース  ゴール!

なんだかんだ言っても4時間が近づいてきた。 今回の最終走者はTだ。 毎回の恒例行事となっている、最後の激坂登り。 

周りは大人ばかり。 その中に小さな子供がぽつんと。 良く見ると、なんだか登ってやろうと言う意気込みを感じる。 自分の番になると、真剣な眼差しで坂を見つめ、登って行く。 周りの大人たちも大きな声援でTを迎えてくれる。 ちょうど、坂の中盤のやや勾配が小さくなったところで失速。 足を付いてしまった。

「お〜〜!」っと、周りからはため息が漏れ、これでTのレースは終わった。

 

初レースで、最終走者を務め、緊張したレースだったことでしょう。

反省

疲れました。 なにがって、九十九坂を何度も歩いて登ったこと。

子供たちが九十九坂で無理しないかと、何度も往復しただけに、走る以上に疲れたレースだった。 そのためとは言わないけど、子供たちも怪我することなく、無事にレースを終えることができたのは良かったことだ。 やはり、怪我やトラブルはあっては欲しくない。 その点ではとっても良かった大会である。 また、子供の頑張りを良く見ていてくれる人たちがいて、キチンと見守ってくれているのも、うれしい大会だ。

ところで、子供たちの加入による周回数だが、結局は一人3周で、最後に走った人だけが、飛び出し分で1周多いと言う13周回だ。 子供たちがショートカットコースを走ることによるアドバンテージは全く得られていない。 今のペースでは、大人がロング一周するよりも、子供のショート一周の方が時間がかかっている。 子供トップのペースは一周を13分くらいで回ってきているけど、我が子はまだまだ20分近くかかっている。 これでは、勝負にならない。 

また、これだと大人も3周しか走れないので、もう少し組み合わせを検討しても良いのかもしれない。 もう少し子供たちが走れるようになれば、子供二人と私の3人で完全ファミリーチーム。 それと、A氏とS氏の2人でエースチーム(?)と言う、2チーム体制で臨んでも良いのかもしれない。 はたして体力がもつか?

いずれにしても、子供たちをパワーアップさせ、年寄りたちが楽できるように、なんとかしていきたいものだ。

 

 

もどる

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送