筑波りんりんロード

筑波りんりんロード

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名称 筑波りんりんロー ド〜サイクリング〜
日程 平成21年4月5日
天気 晴れ! 
結果 天気も良く、桜もキレイで、とても楽しく走れました。

趣旨と目的

今まで気になってはいたが、行ったことのない茨城県のサイクリングコースだ。 春先に常磐道を走ると、田んぼの真ん中に桜並木に沿ってサイクリングロードが見える。 妻もぜひ行ってみたいと言っていたのだが、それがようやくかなうこととなった。

筑波りんりんロード。 土浦と岩瀬を関東鉄道が走っていた軌道跡がきれいに舗装されてサイクリングロードになっているのだ。 正式名称は「筑波自転車道(一般道岩瀬土浦自転車道線)」と言うらしい。 関東平野の真ん中でほぼ平たんと言うコース。 全長およそ40kmと言うことだが、今回は子連れなので全線往復は無理だろう。 どこかを起点にして、適度なところで引き返してくると言うプランが妥当のようだ。  

こんなところでも紹介しているので参照してはどうだろうか。 

サイスポ http://www.cyclesports.jp/jitenshado/016/index.html

国土交通省 http://www.mlit.go.jp/road/road/bicycle/road/03/027.html

子供たちがどれほどのペースで進めるかも未知数なため、控え目な距離で走ろうと考えた。 また、前日の天気予報では、西の風、後北西の風と言うことなので、藤沢休憩所を起点にして、行けるところまで行って帰ってくる、半ば行き当たりばったりのプランとした。

 

出発!

我が家を出たのは7時過ぎ。 高速道路を飛ばすと40分ほどで着いてしまった。 予定の8時には藤沢休憩所に到着した。 ここには数台分の駐車スペースとトイレも完備しているので、起点にもぴったりだ。 おまけに、正面に酒屋まであるのでなにかと便利かもしれない。 4人分の自転車に次から次へとホイールを組み込むと、走り始める準備だ。 子供たちも初めて走るコースを目の前に、早く走りたくて仕方ないようだ。

子供たちは空身で、おにぎりや飲み物は親が背負う。 スペアチューブやパンク修理キット、携帯工具は私の背中だ。 4人分も持つとさすがに重い。 妻が先頭を走り、その後ろを子供たちが続き、最後尾を私が走る。 後方から早い人が追い付いてきたら、私がホイッスルを鳴らして合図するという約束で走りだした。  

平坦な道がずっと続く。 ホントに単調な、まっすぐな道だ。 電車が走っていただけに、起伏もコーナーもゆるゆるだ。 時折、ロードに乗った人に抜かされるが、そんなに速そうな人はいない。 ゆっくりとしたペースでサイクリングしているような人が多い。

登りも下りもないので、一定のペースでクルクルと足を回すには良い練習になりそうだ。 子供たちのケイデンスを見て、ギアチェンジを細かく指示しながら走る。

ところが、一つ問題なのが昔の遮断機跡だ。 線路と道路の交差するところは、電車が優先で、車は遮断機で止めさせられていただろう。 しかし、電車ではなくサイクリング道路になると立場は逆で、車が優先となるために道路と交差するたびに「とまれ」の表示があるのだ。 これが意外とストレスだ。 見通しの良いところであれば、止まらずに通過してしまうのだが、狭路と交差するときには相手側が見えないので止まらざるを得ない状況にある。 これが連続すると、かなりつらい。 ま、そう言う宿命のコースだと思って走るしかないのだ。 子供たちも停止・発進のたびにギアチェンジの練習もできて良いかもしれない。

 

生活道路?

サイクリングコースと言いながらも、基本的には昔の軌道跡だから、街と街を最短でつなぐ経路なのだろう。 地元の人が自転車で移動するにも最も近いのだ。 地元のおばさんや、中高生も利用している。 おばさんらは、並走してよもやま話をしながら走って行くし、中高生は音楽を聞きながらケータイを操作しながら走って行く。 町に近い部分では、そんな危険も少々。

小学生の子供が脇を通過するには、ちょっと危険かも…と思うようなこともあるが、地元優先ですからね。 こっちも急いでいるわけでもないし、速く走りたいわけでもないから、ゆっくりと気付いてくれるのを待って、ゆっくりと抜いて行く。

道端には等間隔で木々が植えてあったり、道路脇ぎりぎりまで、庭が迫っていて、花を植えているようなところもあれば、玄関先からすぐに道路になっていたりと、地元の理解なしでは走れないような道路なのだ。 ゴミを落として行こうなんて、そんなマナー違反は絶対に許されないコースなのだ。

 

筑波休憩所

広い田んぼか畑か…そんな中をまっすぐにのびた道路を走って行くと、正面には筑波山が大きくそびえてくる。 もともと筑波鉄道が通っていたことからも、筑波山を見晴らすには良いロケーションばかりだ。 電車では東側の窓際に座らなければ見えないはずの筑波山も、自転車では正面に大きく見える。 天気は晴れてはいるが、低い部分では霞がかかっているようだ。

 

藤沢休憩所から間もなくの区間では、桜の花も期待したほど咲いてはいなかったのだが、筑波山が近づいて来ると桜の花も奇麗に咲いている。 他にも木瓜(ボケ)の花や菜の花もきれいに咲いており、目を楽しませてくれる。 地元の人たちが、きちんと植樹し、手入れをして、きれいな花を咲かせるようにしているのだ。 おまけに、「道端まで自分の庭」のような家庭では、庭にもきれいな花を咲かせており、百花繚乱と言ったところだろう。

藤沢から小一時間ほど走ったところで、筑波休憩所に到着だ。 やはり子供のペースだと、1時間で10km強が順当なところなのだろうか。 いやいや、写真もかなり撮っていし、花を見たりと、小休止が多いためだろう。 走りだした頃より気温も上がり、汗ばむくらいの陽気になっている。 昔の駅舎やホームをうまく生かして、休憩所が作られている。 ここの駐車スペースは、藤沢よりもはるかに多く停められるようで、多くの利用者がいた。 自転車に乗る格好をしている人は多いが、やはりいま一つ速そうな人は目に付かない。 ゆったりサイクリングが目的の人ばかりだ。 子供たちも水分補給やおやつを食べてエネルギー補給をする。

止まってみるとやや北寄りの風だ。 でも、これでは気象通報でも「風弱く…」と言うほどなので、そんなに気にはならない程度だろう。 ほてった体には、ほどよい心地良さだ。 駅のホームに咲いた桜の花びらもかすかに揺れており、穏やかな時間が流れている。

 

再スタートを切ると、まもなく県道と並走した道になる。 県道があって、その歩道があって、その隣にサイクリングロードだ。 このような状況がしばらく続くのかと思いきや、突然サイクリングロードがなくなった…

 

延々と…

サイクリングロードがなくなると、そのまま隣にあった歩道に吸収されてしまった。

しかし、歩道には「りんりんロードはこちら→」と言うような案内があり、そっちに進めば再びサイクリングロードに出られるらしいのだ。 この付近の様子を見たところでは、大きな交差点、大きく拡張した県道、これらを作るために軌道跡をうまく残すことができなかったのであろう。 しかし、交差点にはセブンイレブンがあり、サイクリングをする分には便利になっているのではないだろうか。

さて、いったん道を見失ってしまったら不安でいっぱいだ。 矢印の方向に向かって進んでいるつもりなのだが、なかなか先の道路が見つからない。 気づかずに通り過ぎてしまったのか? それともなくなってしまったのか? ちょっと不安に思うようなところだ。 間にも点々となにかしら表示があると不安なく進めるのだがどうだろうか。

対向車線には何のイベントなのか、自転車の集団がすれ違って行く。 レーシーな格好の人から、なんちゃってクンまで。 大学時代のサイクリング大会を思い出す風景だ。

そして、しばらく走ったところでようやく県道からそれるように、サイクリング道路が復活した。 歩道と車道の間の縁石が途切れてないので、車道を走っていたら、そのまま通り過ぎてしまいそうだ。

車から解放されると子供たちも弾けるように飛び出した。 なかなか速い。 するとコース中に、突然現れたウェービーな区間。 あまりにも平坦で退屈だから設置したのだろうか?と思うような区間。 わずか数10mほどだが、子供たちは楽しそうだ。 でも、そんなのもつかの間で、あとは延々と先を行くだけだ。

また、だんだんと周囲が込み入って、集落が見えてきた。 ぼちぼち真壁か。

真壁の休憩所も奇麗なトイレが整っていて、休憩スペースもある。 駐車スペースもあるので、車も置けるので便利そうだ。 真壁には旧市街に古い街並みがあるそうだが、子供連れで狭い道を行くのも危険そうなので、町中の散策はあきらめた。 お腹もすいたので、真壁の旧城址の方に行ってお昼にした。

朝よりもやや強くなった風だが、休憩するには気持ちの良い風だ。 青空の下、頬張るおにぎりはとても美味しい。 ここからは、南に筑波山、そしてそこから連なる山々。 きのこ山やら足尾山、そして加波山に繋がる。 昔、MTBでこの尾根を走ることもあったっけ。 そんなことを考えながらも、山を見上げていた。 尾根からはパラグライダーが飛び出し、気持ち良さそうに浮かんでいる。 これから、また同じ距離を走って帰ることを考えると、ちょっと気が引けるがしかたあるまい。 子供たちも早々におにぎりを食べ終えると木登りをしたり、追いかけっこをしたりと、すっかり飽きてしまったようだ。 そろそろ大人も腰を上げることとする。

 

速い!速い!

一旦真壁休憩所に戻ると桜の下で記念写真。 桜の下では、ワインを片手に花見を楽しむ人もいる。 なんだかうらやましい。 こっちは、トイレを済ませると、帰途に就いた。

帰り道は速い速い。 来た道を帰ると言うだけでも早く感じるのに、さらに追い風が加わると気分も爽快だ。 一旦通ってきた道だけに、子供たちも目もくれずにひた走る。 こうなると付いて行けないのが妻だ。 子供がペースを上げると、妻は足が回らず、遅れ気味だ。 子供は22インチのマウンテンバイク、妻は700Cのフラットバーロード。 これでも子供に置いて行かれるのは…? 鍛え方の問題か?

あっという間に筑波休憩所に到着だ。 朝方とは違って人も多い。 駐車場も車でいっぱいだ。 普通の格好をした人たちが、ママチャリや怪しい折り畳み型自転車で走りだして行く。 軽トラックの荷台に自転車を積んできて、自転車で走りだす人もいる。 なんだか不思議な風景だ。 明らかに自分とは違った人種にちょっと驚きだ。 そうかと思えば、まだまだ始めたばかりと言った感じのカップルのロード。 ちょっとセッティングがあってないんじゃないの?と言ったものもいる。 やっぱり人が多くなると、いろんな人が増えてくる。 こっちも軽く水分補給を済ませ、トイレを済ませるとさっさと走り出した。

ここから先も単調な道が続くのだが、子供たちもいい加減に飽きてきたようだ。 やはり、適度なアップダウンはあった方が良い。 こんなに単純な直線道ではやはり飽きてしまうのだろう。 結果的に子供たちは、疲れているはずなのに、これまで以上のスピードで走り続け、どんどん距離を稼いでいくのだった。

 

到着〜ゴール!〜

だんだんと古い記憶を呼び戻すように、数時間前の風景が広がってきた。 間もなくゴールのようだ。 しかし良く走ったもんだ。 8時半にスタートして、すでに13時を回っている。 何度も休憩しているから、走った時間は半分くらいなのかもしれないが、良く頑張ってきた。

往路は2時間以上もかかっていたのだが、復路は1時間半ほどで到着。 追い風の影響も大きいだろうし、子供たちの努力も大きいだろう。 良く走ったもんだ。

藤沢休憩所にはロードのチーム練習なのか、数人が集まって休憩していた。 トイレも水場も酒屋もあるから好都合なのだろう。

やっと自転車から降りられたとほっとする妻。 やっと終わったと言うのに、クルクルと回りを自転車で走り回っている子供たち。 舗装路で飽き飽きしたのか、ホームの隅の階段をガタガタと自転車で降りて楽しんでいる。 やはり、それなりにテクニカルな方が子供には喜ばれるのであろうか。 それとも、景色の変化があるところの方が楽しいのだろうか。 それは大人にとっても同じことだ。

子供たちを尻目に、どんどん自転車を車に積み込んで行く。 少しは子供に遊ばせながら自分は着替えを済ませる。 いよいよとなって、子供の自転車を積み込めば、すべて終了。 お疲れ様だ。

 

感想

なんとも言えない、不思議なコースだ。

ダラダラと景色を見たり、花を見たり、写真を撮ったり…と動くのであれば、とても良い道ではないだろか。 筑波山を中心とした田園風景の中を走ることで、筑波山西面の景色を堪能できる。 真壁には古い街並みもあり、ちょっとした観光としても面白いかもしれない。 雨引観音も立ち寄るにはちょうど良い名所だろう。 ここを避けては、ホントに坂道がなくなってしまいそうだ。 

およそ10kmごとには休憩所があって、トイレも完備しているので、子連れや女性でも楽だろう。 サイクリング道路からちょっと離れたところには、コンビニも点在しているので、道をそれればいくらでも食料の調達は可能だ。

しかしながら、ロードの練習と言う観点からみると、ちょっと物足りない。 なにせ、スピードが乗ったか乗らないかと言うところで、「止まれ!」の標識がある。 道路と交差しているので仕方がないのだが、止まれ表示なので止まるしかない。 信号であれば「青」であれば、止まらずに進むことができるが、「停止」なので、それ以外に方法がないのだ。 これは、ロード乗りにとってはちょっと苦痛だろう。 仮に自分が土浦から岩瀬まで自転車で行くのであれば、県道を選択するのは確実だ。 りんりんロードで行こうとは思わないだろう。

 

40kmと言う全長を考えるとどう走ったら良いもんだろうか。

まず考えられるのは、輪行してワンスルーで楽しむのが一番だろう。 りんりんロードの往復は飽きる。

まず、スタート位置の選択は天気予報を見て、風向きを考慮してプランを考えたい。 北寄りの風であれば岩瀬駅から、南寄りの風であれば土浦駅からスタートするのが妥当な考え方だろう。 しかし、全線走るかどうかと考えてるのであれば、少々考慮が必要だ。

岩瀬駅スタートであれば、雨引観音、真壁を見て、お昼を食べれば、そこそこの時間。 残り半分以上をひたすら走って土浦に向かうだけだ。 追い風に乗れば、倦怠区間も走りきることができるだろう。 しかし、岩瀬駅から筑波休憩所までであればコースも半分を走ってないので、そのまま岩瀬に戻るのも良いだろう。 真壁より南側は走るだけのようなコースなので、後半に飽きがくるかもしれない。 ただ、岩瀬駅まで戻って1時間に1本の電車を待つよりは、そのまま土浦に出てしまった方が、時間的にも東京に帰るには早いだろう。 これは時間的余裕を見て検討すべきだろう。

車を利用するのであれば、何箇所か休憩所に駐車場があるのでそこを利用すべきだ。 では、いったいどこに止めれば良いだろう。 北側の散策をメインに考えるのであれば、岩瀬から筑波休憩所の間のどこかに車を停めて周れば楽だ。 岩瀬・筑波休憩所間は15km程なので、どこに停めても労は変わらないであろう。 筑波休憩所を起点に、岩瀬往復をして、時間的余裕があれば、そこから土浦往復と言うことで、全線走ることも可能だ。 とは言っても、往路はりんりんロードを走ったとしても、復路は県道を使った方がはるかに楽だと思います。

 

 

 

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