うっかり八兵衛カップ'09 春休み編

うっかり八兵衛カップ'09 春休み編

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名称 うっかり八兵衛カップ 春休み編’09
日程 平成21年3月29日
天気 晴れ! 
結果 怪我も無く、楽しく走れました。 親子レースは準優勝です!

前夜祭

 S氏は15時には我が家に到着し、子供たちと野球をすることが恒例となった。 2チームに分かれて野球をするのだが、これが厄介だ。 翌日の親子レースとは異なるメンバー構成で二つに分かれて行う。 三角ベースとは言え、外野を抜ければほぼホームラン。 球拾いだけでも疲れるのに、遠投、ダッシュと続けば、大人はヘロヘロだ。

 夕刻には、那珂湊漁港へ買い出しだ。 宴会のメニューは鮟鱇鍋。 これに鮟肝の酒蒸しを追加。 刺身としては、ぶりとマグロを大きな柵で買ってきて、大振りに切って食べることにした。

 鮟鱇鍋には、鮟肝を味噌で溶いて味付けをする。 おまけに濃厚な鮟肝が… こんな状態でビールばかり飲んで、翌日は運動して汗かいて… まるで痛風まっしぐらな生活をしようとしている。 かなり危険な行動だ。

 さて、今回のチームメンバーの編成は、前回とほぼ同じ。 S氏とA氏とわたくしの3人で編成したのだ。4時間を3人で走るのは久しぶりのことで、一人あたりの走行時間が1時間を超えるのは脅威だ。

 

親子レース

今回は選手宣誓もないために、だらだらと会場に向かった。 やはり、選手宣誓のような責任を担う仕事は、我々には似合わないのかもしれない。 いつものように二日酔いでダラダラと流れるような、ゆっくりとした集合時間が必要なのだ。

今回の親子レースは、これまでとはまた違った趣で構成されていた。 名づけて、「お父さん、鼻からうどんが…」である。 ちょっとカッコ悪い… 中身はこうだ。

1.       子供たちがコースを1周して、コース上でエプロンを拾って、ピットに戻ってくる。

2.       親はエプロンを着用してコースを1周する。まれにかつらまで入っている。

3.       親はエプロンを着用したままでコースを1周して、コース上でネギを拾って、ピットに帰ってくる。 このとき、親もショートカットコースを走る。

4.       ネギを包丁で切って、鍋に入れ、うどんと共に煮る。食べごろになったら、どんどんうどんを食べる。そして、食べ終わる。

5.       親子でピット内を1周走って(自転車ではない、ランニングだ!)、ゴール!

今回は前回と同じ、TとS氏、Kと私の組み合わせだ。 前回はK&私チームが勝ったので、T&Sチームは勝ちを狙っている。 S氏も今回は本物オヤジに容赦なし!と言う態度を表明している。 代理オヤジとしての責任を果たし、Tに勝利をもたらそうと言うのだ。

子供たちはゼッケン番号順に整列して、スタートを待つ。 20人弱か? 出場者の中には大きな子もいるし、どうなってしまうのだか…

スタートと同時に子供たちは一斉に飛び出した。 なにせピット周りはせまいので、われ先にと前を急いだところで、早々進めない。 下のピットを回り、ピット脇の砂利道を走るときには、Tは3位ほど、Kだって7位ほどに順位を上げていた。 Tは、かなり良いペースで進んで行く。 先頭を行くのはおなじみの6年生の女の子。 毎回上位に位置している子だ。

シングルトラックの中では、どのような争いが行われているのか知ることもなく、池の脇から子供たちが出てくるのを待った。 一番に池の脇に現れたのは、やはり6年生の女の子だ。 しばらくして男の子が入ってきたかと思うと、次はTのヘルメットが見えてきた。 すごい健闘だ! 子供たちは快進撃でピットに入って来る。 そして、やや順をおいて、5〜6番手くらいでKが帰ってきたのだ。

背中の荷物を奪うように取り出し、エプロンを着用すると走り出す。 脚に掛かり走りづらそうだ。 次から次へと出走していく。

S氏は先行し、そのあと私がそれを追う。 シングルトラックまでの間で2名ほどクリアし、どんどん前を追うと前方にS氏を発見。 少しずつ間を詰めていくのだが、S氏も私の存在に気づくと逃げに出た。 軽くはアップしておいたので、それほどまでには苦しくはなかったが、やはり後半は足に疲れたが出来てきた。 私がピットに着いた頃には、すでにトップはうどんを火にかけはじめていたのだ。 こっちも慌てて鍋に火をつけ、切ったネギを投入する。

このうどんは、その辺のスーパーで売っているような安いうどんではないので、しっかりと煮込まないと食べられない。 生では食べられないのだ。 トップ3チームは必死に食べているが、こっちは着順には絡まないのはお見通しなので、すでに気分はゆっくりだ。

そんなとき、TとS氏は助っ人の手を借りながらも1番でうどんを食べ終わって走りだしたのだ。 すごい! 我がチーム初の優勝か!?と期待を込めて見送ったのだが、そのすぐ後をトップの女の子が追いかけて行く。 これはつらい! 逃げきれるか? 

こっちは、うどんも火にかけたばかりだし、なかなか食べられそうもない。 優勝争いがどうなっているかの方が気になる。 ゴールの激坂を一番に駆け上がってきたのは、6年生の女の子だった。 そして、2位にTとS氏だ。 素晴らしい! 我がチームも着実に順位を上げているではなか!

と、喜んではみたが、こっちはまだうどんが煮えてない。 すでに3位までの入賞は決着している。 せっかくのうどんだから、味わって食べようと言うことになった。 となりのチームも味わって食べる方針に切り替えたようだ。 なにしろ、常陸太田地元のおいしいうどん屋のうどんだ。 麺も歯ごたえがあり、弾力があってうまい。 さらに、海老天が大きくてぷりぷりなのだ。 こんなレースで食べるのでなければ、じっくりと味わって食べたいうどんである。 しっかりときちんとごちそうさましてからゴールへ向かった。

お腹いっぱい。 と言うか、こみあげてきそうだ。 結果は7位だが、満足のいく味わいだった。

 

 

 

最終結果としては、2位と7位。 また結果がひとつ上がることになって、チームとしても満足のいく結果だったのではないだろうか。 楽しいレースだった。

 

 

 

4時間耐久レース

次は4時間耐久レースだ。 今回のスタートはA氏。 なんだか最初のライダーは下りが上手な人を…なんて今までにないことをアナウンスしていたけど…どういうことだろう。 なんて少しは思えば良かったのだろうが、面倒でそんなことも考えていられなかった。 親子レースを走ったS氏と私を抜いたら必然的にA氏が走ることになったと言うだけだ。

A氏が走り出すところを見送ると、すっかりと休憩モード。 ピットのシートの上に寝転んで、昼寝モードだ。 春先のポカポカ陽気が気持ち良い。

すると、場内のアナウンスで、トップが九十九を降りてくるのが見えます…なんて言うから、どういうことかと思って立ちあがってみると、第三ステージの山の方に新たなコースが設置されているのだ。 ピットから良く見えるところにもあり、観客の目を楽しませてくれるすごいコースだ。 ところがなんと、1周目のスタート時にしか適用しない特別コースと言うことなのだ。 

前の週やその前の週にも、本コースでスタッフと会ったのに教えてくれなかった… 教えてくれていれば、走ってきたのに… と非常に残念だったのだ。 そんな新たなコースが導入され、うっかりも少しずつ進化しているのだ。

A氏は1周で走りを終え、続いて私の番だ。 無理なく2周!を合言葉に出かけた。 コースは締まっていて走りやすい。 泥を巻き上げるようなところも少なく、比較的きれいな状態で帰れそうだ。 九十九坂も土のうが崩れているようなこともなく、グリップも確かに下ることができた。 その向こうの木の根バリのところも、ドライコンディションなのでぐいぐい踏み込んでも問題なく走れる。 コース中に不安はなにもない状況だ。 これなら快適に走れそうだ。

 

ところが、これまでしばらくの間、自転車はインストラクターモードと言うこともあり、フラットペダルの半年間だっただけに、SPDでの走行は足首にかなりのストレスを感じた。 前週に子供たちと本コースに来た時も、フラットペダルだったし、フラットペダルの自由度は快適だった。 やはり、レース前日になってSPDに変えるのは違和感が大きい。 なんとなく足首が痛いような感覚で走ることとなった。 SPDも、やはり快適は快適だ。 踏もうが引こうが、自転車は前に進む。 どんなに荒れた路面でも、自転車が暴れても足が外れることはない。 でも、なんだか前週までとは違う。 これがSPDの威力でもあり、欠点でもあるのか。 そんなことを考えながら走っていた。

ところで、1周目のスペシャルコースはどこから入るのだろう? そんなことも考えながら二段坂を登っていたのだが、気づくこともなく田んぼにまで出てしまった。 なんとなく、分からないままだったので、なんだか気になる。 

1周目を終えると、2周目もそこそこのペースで走り、とりあえずピットインだ。

 

4時間耐久レース 途中経過

やはり4時間は長い。 周回中に何度となく昼寝モードに入って入るのだが、一向に時間が過ぎて行かない。 ぽかぽかとした春うららなピットは心地よく、このままビールでもあれば、そのまま気持ち良く眠れそうな状況だ。

適度に時間賞をもらったり、ピット周りでのジャンケン勝負で野菜や団子をもらったりと、お祭り気分で時間は流れて行く。 すでにレースを終えたTやKはすっかり遊びモード。 九十九坂に観戦に行ったり、木の実を集めたりと、子供ならではの遊びに興じている。 なんだか穏やかで静かな空間が広がっている感じが良かった。

 

そうそう、一つ腹立つことがあった。

二段坂の入り口で、後方から突っ込まれたのだ。 そりゃ、こっちもそうそう早くはないが、一番右のラインを登りはじめていた時に、後ろから勝手に突っ込んできた。 「右行きます!」なんて言ったところで、今さら左になんて避けられるはずない。 まったく状況を判断できないやつだ。 勝手に人の右尻にブレーキレバーを突き刺し、自分は自爆して右側に崩れて行った。 落ち付いて状況を判断すれば、左の広いラインを確実に走って行けば簡単に抜き去ることができたのに未熟なやつだ。

私だって、自分より遅い人がいれば、ラインは譲って自分は別のラインに変えるようにするが、いったいこいつは何て野郎だ! 

結局、自爆して痛い思いして、私に対しても突っ込んで痛い思いをさせた詫びを言うわけでもなく走り去って行った。 こういう状況把握もできない、思いやりもないような輩には、同じフィールドで走りたいとは思わない。 こんな人がいるから、自転車立入禁止の看板ができるんじゃないのかと、とてもイヤな思いをさせられた。

 

 

4時間耐久レース  ゴール!

3時間を過ぎると、残り周回数と最終走者の検討が始まる。 いかに自分の周回を少なくし、譲り合いの精神を発揮できるかが、最後の勝負だ。 

坦々と自分のペースでことを運び、坦々と次のライダーに交代する。 残ったわずかな時間をこうして費やすのだ。

最終走者はS氏。 やはり最後はエースの力に頼るしかないかと、満場一致で彼を送り出す。 彼の最後の走りに期待しようではないか。

と、送りだすも、残った人間は撤収を開始する。 早い早い。 いつものことながら、撤収だけは一流だ。 S氏が計測ポイントに着くころを見計らって、大挙して激坂観戦に出かけるのだ。 折りしもS氏が並んで自分の番を待っていた。 子供たちの声援も熱い。 彼の気合も入ると言うところか。

スタートラインに着くと、声援が巻き上がる。 S氏の視線が一点を見つめる。 声援にせかされるようにスタートを切った…

結果は如何に!

 

 

反省

4時間耐久レースに3人で出ることになるとは、久しくなかったレース運びだ。 一人あたりの走行時間が1時間を超えるような人数では、ここしばらくは出たことがない。 とはいえ、こんな状況で走らなければならないとなれば、それなりになんとかこなすことができた。 いやいや、「こなした」と言う言葉が適切かどうかは良く分からない。 しかし、現状では現時点での能力で走ることができた。 これは一つの結果だろう。

しかし、レース結果を見るといろいろと考えるものがある。

今回の1周に要する時間は17分ほど。 第1回では15分を切る速さで走っているのだ。 こんなにも違っていたのだ。 このタイムなら現在でも10位以内には入れそうだ。 改めて、自分も若いころの方がやっぱり早かったんだなとつくづく思うものだ。 

前日の酒を少なくするよりも、毎日の自転車に乗る距離を多くする方がよっぽど効率的だ。 そんなわけで、もう少し練習量と練習時間を増やすことにしよう。

はたしてできるのか…?

 

 

 

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