マウンテンバイク普及・指導者養成講座

マウンテンバイク普及・指導者養成講座

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名称 マウンテンバイク普及・指導者養成講座
日程 平成20年12月13-14日
天気 晴れ! 
結果 開眼しました。 基本の難しさを痛感。

概要

 日本マウンテンバイク協会主催の普及・指導員養成講座なるものに参加してきた。場所は静岡県の伊豆にあるサイクルスポーツセンターである。 これは、マウンテンバイクの健全な普及を目的として、同協会が普及・指導員を養成し、さらにはインストラクターを養成しようと言うものなのだ。 今回の講座を受講し、これを機にMTBの普及等に目覚め、2月の検定に合格することができれば、晴れてインストラクターとして認定されるのだ。 このへんの詳しい流れについては、マウンテンバイク協会のホームページに紹介されているので、興味のある方はそちらを参照願いたい。

 11時40分集合と言う中途半端な時間設定のため、出発時間についてはとても悩んだ。 なにせ、まったく渋滞していなければ、4〜5時間もあれば到着するので7時前に家を出れば良いのだが、そんな時間に出れば首都高の渋滞にはまってしまい全く時間が読めない。 悩んだ挙句、5時頃に家を出て、早く着いたら現地で寝る!と言う作戦にした。

 すると、どこをどう走っても渋滞に出合うことはなく、あっという間に沼津ICを降りていたのだ。 あとは一般道をCSCに向かっていくだけだ。 結局、4時間ほどで到着することができた。

 SCSの大駐車場には、車は一台も停まっていない。 自分ひとりだ。 シートを倒して少し眠ることにした。 ふと眼を覚ますと周りは家族連れの車がたくさん停まっている。 なんだか場違いな感じだが、仕方がない。 着替えようにも、ファミリーカーが周りを囲むので、ちょっと躊躇した。 しかたなく車が少ない方に移動し、着替えをしようかと車から降り出した。

 周りを見ると、どうも同じ輩のようだ。 私が自転車を出して組み始めると、周りの人たちも、ごそごそと動き始めた。 動き始めた人たちの中には、良く見ると竹谷プロや矢沢みつみ選手、山本和弘選手などのエリート選手もいる。 隣に停まった車の人に話しかけると、やっぱり同じ講習会に参加する人だった。 清水市からやってきたS氏。

 なんとなく話しかけた手前もあり、お互い一人で参加していると言うこともあって、なんとなく一緒に行動することになった。

 お互い着替えを済ませると、受け付けへと向かったのであった。

1日目

 受付には、スタッフが2名ほどおり、テキストやゼッケンを配布していた。 自分の名を告げると、「どこかで見たことのある名前だな…」なんて言われながらも、不思議な顔をしていた。 「最近、a.b.c.cupに良く出てるでしょう? そうだよね…」 と納得していた。 その通りなのだが、そこまで覚えて頂けていると言うのが光栄だ。

 自転車にゼッケンを付けると再度集合。 CSCへと入場となった。 全部で20名弱。 これが多いのか少ないのか分からないが、とりあえずこれから二日間一緒に過ごす仲間たちのようだ。

 ぱっと見たところ、老若男女と言う表現がぴったりと言う感じで、年齢層も幅広いように見える。 いったいどうなることやら。 そして、なんだか自分が脚を引っ張らないようにしなければと言う緊張感もどこからともなくわいてくる感じがした。

 入場すると、5kmサーキットの下を通って、造成中のBMXコースを見下ろす軒下で講習会が開始となった。 これからの簡単な予定、インストラクターやスタッフの紹介が行われると、いよいよ始まりだ。

@    スタンディングによる自己紹介

最初は、狭い軒下で自己紹介をしましょうと言うもの。 クルクルと走りまわって、出会った人と向かい合い、握手をしたままスタンディングの状態を保つのだ。 そして自己紹介を行う。 相手に足を着かせたり、自分が着いてもNG。 これがなかなか難しい。 「○○県からきました××です。」と言うか言わないかと言うところで、ふらふらとすると離れてしまう。 自分がふらふらとして相手に体重をかけると相手が着地するし、その逆でも支えてあげられない。 何分間だったか分からないが、これだけでかなり身体が熱くなってきた。 でも、ハッキリ言って、誰がどんな名前だったかなんて覚えられる余裕は全くない。 いかに相手に迷惑をかけないようにするかで、精一杯だった。

 

A    スタンディング相撲

直径数mの円を描くようにパイロンを立てて、その中に全員が入るのだ。 人に触ったり、自分が足を着いたり、パイロンの外側にでるとNG。 だんだんインストラクターの手によってパイロンの間隔が狭くなってきて、行動範囲が狭くなる。 逃げ場を失えばその場でスタンディングスティルで維持すれば良いのだが、それができなければ、枠から外に出てNGか、足を着いてNGなのだ。 1回目も2回目もとりあえず半分くらいまでは我慢することができたが、やはりピタッと止まることができないので、それ以降は撃沈。 山本選手は1回目ではみごと勝利。 2回目はSさんが最後まで残ったのだ。

 

B    ブレーキ練習

軒下からMTBコースの方に下って、ブレーキの練習だ。 ゆるい坂道を下って来て、急ブレーキをかけて止まると言うもの。 一見簡単そうだが、人に教えることを意識し、オーバーアクションが必要と言うことがミソである。 とは言いながらも、今まで何気なく使っていたブレーキでは、しっかりと止まれないので、やはりお手本、基本どおりにブレーキしなければならないのだ。 それには、しっかりと後輪荷重が必要となるので、しっかりと腰を尻を引いてブレーキをするということだ。 いつもの感じでお尻を下げたくらいでは、他の人には下げたようには見えないのだ。 かなりオーバーアクションで見せなければ相手には伝わらない。 そんなことを教わりながらやってきた。 前後のブレーキバランス、後輪荷重、クランクを水平に、目線は先に…いろいろなポイントを押さえながら練習が行われた。

 

C    激坂上りと激坂下り

MTBコースに入って行くのだが、通常は下るところを逆走して走って行った。 テストするところは、激坂のコーナー。 うまく後輪にトラクションをかけながら、ライン取りをしっかりとして上って行くのである。 いきなり登り始めると、ペダルの引き足がないので、おっと…とペダルから足が離れてしまい、そこでNGだ。 もうちょっとしっかりと乗って行かないと行けないぞ。 しかしながら、坂道はそれなりに急で、足を着く人もたくさんいる。 そんな中でも、エリートライダーはしっかりと乗りこなせるし、やはり上手だ。 そして、全員が登り終わると、次は同じ所を下って行くのだ。 下りも簡単には下らせてくれない。 いかにゆっくりと走れるか。 ゆっくりと走りながら、ビギナーにレクチャーすることを考えなければならないのである。 最後のコーナーでは、自分でギャラリーに対して解説しながら下るのだ。 「こうやってペダルは水平にし、腰を後ろに引き、ブレーキはロックさせず…」 自転車に真剣になると口は閉じてしまうし、口が開けば足を着くし…となかなか難しいのだ。

 

D    段差越え

再び軒下に戻ると、段差越えの練習である。 はじめに10cmほどの低い段差に登るところから始まった。 これで全員が一つのふるいにかけられたのだ。 ここにうまく乗れない人は、これができるまで基本練習となった。 そして次は直径15cmくらいの丸太越えだ。 勢いで超えるのではなく、抜重で越えると言うところがミソだ。 丸太には前輪も後輪も触れてはならず、どっちも飛び越えなくてはならない。 最初は、後輪をあげるタイミングがなかなかとれず、ぶつかりながら乗り越えていた。 それでも何回か練習するうちに、前後輪とも丸太に触れることなく通過することができるようになった。

続いて20cmくらいの段差に登って、走って降りると言うもの。 どうも後輪を抜くタイミングが取れない。 キチンと後輪は上がっているということなのだが、タイミングがちょっと遅いのが課題のようだ。 できてはいるが100%ではないので、さらに繰り返し練習が必要のようだ。

ここでビックリしたのが、エリートライダーの某氏。 意外と抜重に苦しんでいた。 自転車を始めた時からSPDに慣れ親しんでいるせいか、どうも抜重の感覚が掴めないのかな? かなり苦労していたように思える。 一方、同じエリートライダーでも山本選手は抜群のバランス感覚とセンスを持っているようで、高い段差でもヒョイヒョイとクリアしていく。 うまいもんだ。 

 

E    パンク修理

自転車のトラブルの中で最も一般的なものはパンクである! と言うことで、パンク修理の練習を行った。 と言っても、ホイールからチューブを抜き出し、再装填し、空気を入れて終わりだ。

チューブレス使用者も多いので、インストラクターのホイールを貸し出して実施することとなった。 用意ドン!の合図でタイヤを外し始める。 最初のキッカケが外れればあとは簡単に外れる。 チューブを取り出すと、インストラクターのチェックを受け、そして再装填だ。 装填して、チューブの噛みこみ確認までは簡単だが、あとは空気入れ。 汗かいた。 何度も何度もやってもなかなか入らない。 できたと思って持って行っても、空気圧が低く一旦は却下された。 更に充てんしてやっと合格に。 やはり自転車屋は早い! あっという間に終わってしまった。 そして竹谷さんも早い。 レース中にさっさと対処できないと順位に影響されるからだろう。

ところでみつみさん。 自分のタイヤはチューブドだと思って外したら、チューブレスだった。 なんだかキャーキャー賑やかにやってた。 でも、自分のタイヤがチューブレスなんだかどうなんだか分からないこと自体問題かも…と、インストラクターがつぶやいていたのを聞き逃さなかった。

 

F    携行品の確認

一旦、実技は終了し、インストラクションに必要な携行品について説明を受けた。インストラクターのザックからは出てくる出てくる… まさかそこまで用意するの?と言ったものまで出てきた。 確かに、素人を連れて行った時に、とりあえず車が走るところまで連れてくるために用意するものとして選定されたものであるが、なんとも細かい。

ちょっとしたサバイバル用品まで揃っている。 確かに、自分も山をやっていたので、インストラクターの持つ装備のほとんどはカバーしていたのだが、修理工具にはちょっと不足分があった。 連れて行く相手のレベルや人数、そして引率側の構成等に応じて選定するものも違ってきそうなので、これはケースバイケースなのだろう。 しかし難しい…

 

 

 

 と言うところで、一日目の外での講習は終わった。 日中は暖かく感じるところもあったが、やはり16時にもなると寒さを感じる。 早く温まりたいというところだ。 ところが、隅の方では未だにみつみさんが自転車の調子が悪いようで調整している。 いったんは解散となった後、自転車屋のSさんが、みつみさんの自転車を調整している。 そこそこ乗れるようにはなったので、車まで戻れるようになった。 

 薄暗い中を車に戻ると、一般客の車は一台もなく、講習会参加者の車しか残っていないさみしい駐車場だ。 寒さに震えながら自転車を片付けると、今夜の宿である「さいてる」へと移動した。 宿舎では4人部屋で、Sさんとは部屋も一緒になった。 他には、私より年上の方が2名、先に入室していた。 

 夕食までは1時間程度の余裕がある。 入浴を済ませてしまう人も多数いたようだが、私とS氏はそのまま食事の時間を待つことにした。 時間になり食堂へ行くと、そこはまるで合宿所のようだった。 端から来た順に席につき、ご飯やみそ汁の前に座ったものはよそって回す。 端から順番に配られると、「いただきま〜す!」 12時前から集合して、たいした補給もなく実技を受けていれば当然空腹だ。 みなしっかりと食べる。 メニューも豊富で、十分に宴会もできそうなくらい種類と量がある。 ひと口カツ、固形燃料で温める肉鍋、トン汁、ぶりの照り焼き、と、メインだけでもこれだけある。 これに、漬物や野菜等も加わり、かなり豪華だ。 腹いっぱいになった。 片付けはセルフサービスで窓口に持って行くのだ。 残飯はゴミ箱に、食器はカウンターのオヤジに渡すのだが、このオヤジが偉そうな態度で横柄なのだ。 ほれほれ!早うやれ!とばかりに、人に指図する。 とりあえず客相手なんだからもう少し丁寧にやってはどうだろうか。 ま、こんなところで何10年もやってれば無理なんだろうけどね。 満腹になると、膨れた腹をさすりながら、各自部屋に戻って行くのだが、このあとは座学が待ち構えているのだ。

 

 

G    座学(夜の部)

講習室はさいてるの別棟にあり、寒い渡り廊下を歩いて行くのだ。 すっかり冷えきった伊豆の夜は寒い。 テキストに基づき、マウンテンバイクの基本中の基本を学ぶ。 それから、マウンテンバイク協会と自転車競技連盟の位置づけ等々、多岐にわたる話を手短に話す。 そして最後は、各班に分かれて自転車を使ったイベントを模擬企画するのだ。

企画の内容は自由。 レースだろうが、スクールだろうが、それは何でも良しだ。 班分けとリーダーを決め、そのリーダに従って話を進めていくのだが、これが困った。 自転車とどのような関わりを持っているのか知らないが、自分の経験ばかり話してて、なにもまとめようともしない人もいるし、まったく何もしゃべらず議論に参加しようともしない人もいる。 しかしながら、発表の時間は決まっており、どんどん時は流れていくのだ。 自分はこんなことをやっていると言う実績を話すのは良いけれど、今求められているのは企画運営に係る新しいことを起こして、まとめて発表するのだ。 この辺の感覚がサラリーマンとは発想が違う。 私としては、とっとと話を収束させ、発表の方向に持って行きたいのだが、持論と経験を述べ続けるのだ。 いい加減に私も痺れを切らし、まとめに入った。 決めるべきことを整理して、ストーリー、コンセプトを言葉にし、要点を紙にまとめていく。 そして数少ないキーワードを基に、言葉の間を補完しながら発表する。 その辺は、仕事上でも自分がプレゼン慣れもしているので、私が発表することになった。

各班順番に発表を行っていくのだが、そのたびにインストラクターから考えの十分及んでない点について突っ込みが来る。 スタッフの配置、必要に係る人数、予算、場所等々考えなければならないことはたくさんある。 そんなことがどんどん質問として投げかけられるのだ。 自分たちの班は最後の発表だったので、それまでに他の班にあったコメントを反映しながら話すようにしたのだが、やはりそれでも突っ込みどころは満載であった。 それでもやれやれと、なんとか発表は終わり、本日のメニューはすべて終了となった。 時計は21時を指している。 一日自転車漬けってのも、また楽しい一日だった。

 

 一日のメニューがすべて終了すると一旦部屋に戻り、ボケっとした。 しかしながら、風呂に入ってないことに気づき、S氏と風呂に向かった。 なんと風呂には誰もおらず、二人だけでの入浴だった。 他の人たちはみんなして食事の前に入浴を済ませていたようだ。 ま、あとには何の予定も入ってないので、ゆっくりと風呂に入ることにした。 やっと一日がおわり、ホントにゆっくりとすることができた。

 なんだかんだ言って、なかなか面白かったけれど、難しいこともあり、疲れた一日だった。 いろいろと話をしながら、かなり長湯をしてしまったようだ。 

 部屋に戻る途中、ロビーではみんなで酒を飲んでも盛り上がっていた。 どうやら入浴している間にコンビニまで買い出しに行ったようだ。 自分たちも荷物を置いて缶ビールを買ってくると仲間に加わったのだ。 …ところが、すでに話は盛り上がっていたようなので、どこに入っていいのかきっかけがつかめず、端の方で人の話を聞いて終わってしまった。 品行方正なインストラクターの指導により、23時にはロビーでの酒宴は終了し、各部屋に戻って行った。 それぞれの部屋ではどうなっていたのかは、良く分からない。

 少なくとも、わたくしたちの部屋では、そのまま眠ってしまった。

2日目

 夜中に何度も目覚めたが、それでも23時過ぎから7時まで眠ったので8時間近くは眠っている。 最近の生活ではめったにない長時間睡眠だ。 トイレに行きたくて部屋を出ると、外は雨! しかも本降りだ。 シトシトと降っているのではなく、しっかりと降っている。 傘なしでは辛いほどの雨だ。 いったい今日の予定はどうなるのか心配になりながらも、起き出す準備を始めた。

 7時半頃になると館内放送で朝食の案内が流れた。 ざわざわと廊下を歩く気配を感じる。 食堂には既に人が集まっており、ご飯をよそっている。 さて、がんばって食べて動き出すぞ!とばかりに食べはじめた。 朝食は至って一般的なメニューだ。 8時には食べ終わってしまったが、集合時刻は9時半。 かなり余裕のある時間設定なので時間を持て余らせてしまう。 だらだらとテレビを見て時間を過ごす。 どうにも動き出しがたい状況だ。

 それでも9時ころには部屋を出た。 しっかりと雨の降る中、CSCの駐車場まで移動し、自転車を組み始めた。 雨の降る中、カッパを着ての作業だ。 冷たい雨が体に応える。 しかも、自転車を組んでから待つ時間がまた寒くて大変だ。

 全員が集合すると昨日同様の軒下で実施することが発表され、各自移動を始めるのだった。 しかし、寒くて辛いな〜

 

H    バランスとり

まずはじめの動作確認と言う意味合いも兼ねて、自転車に乗りながら地面にボトルを置いたり、持ち上げたりという動作を繰り返し行った。 走行しながら車速を落とし、地面に置いたボトルを倒すことなくキャッチする。 次は、そのボトルをきちんと置くのだ。 それができたら、次はさらに小さいパイロンを使ってキャッチする。 最後は、地面をすりながら走るのだ。 きちんと自転車のバランスが取れてないと足を着くか転倒だ。

昔、森幸春さんのロード講習会でも同じことをやった記憶がある。 その時は、ロードのポジションでありながらも簡単にできたのだが、今回はやけに難しい。 サドルを下げても最初はうまくできなかった。 なんだかすっかり自転車に乗ってないんだなぁ〜とちょっと悲しかった。

それでも終盤は、それなりにできるようになった。

 

I    段差乗り

昨日に引き続き、段差乗りの練習だ。 練習場所を増やして、少人数で回転良く練習できるようになった。 やはり、ここでの課題は、後輪をタイミング良く、高く、確実に上げることだ。 練習の高さはだいたいこなせるようになり、本番の高さに何度かチャレンジしたところで時間切れ。 前輪はきちんと上がるところまでできるようになったのだが、後輪が付いて行かない。 これは、後に自分で練習しなくてはならないようだ。 頑張らねば。

 

J    模擬講習会

4つの班に分かれて、それぞれに課題を与えて、模擬講習を行うのだ。 我がチームに課せられたものは、ブレーキング講習だ。 どういう配置で、どのようにしゃべって、どのように実演して、やらせるか。 5人チームでの配置が難しい。 ここでも、やはり仕切る人がいないので、どうにもならない。 某女性エリートライダーと一緒だったのだが、彼女が仕切れるとも思えないが、私が出しゃばるのもなんなので脇役に回った。 誰がどこで、どのようにしゃべって、しゃべるポイントはなんだったっけ?と、まぁこんなことを気にしながら順番を待った。

他の班が説明をしているが、インストラクターたちはいろいろと説明の邪魔をしながら、説明の不足部分を指摘する。 ひと通り説明が終わると、その中で良かった点、悪かった点をみんなから聞き出し、レクチャしていくのだ。

我が班は3番目。 それなりに指摘事項を反映しながら行うことができそうだ。 …と思っていたら、いきなり… みつみさぁ〜ん…

一番最初には全員で自己紹介しましょう。と言っておいたのに、すっかり忘れて中身に入ってしまうし…  そこで説明しても、聞く側が変わりづらいでしょ〜  「腰が引けてません!」とか言っても、前から見てたら引いてるか引いてないかなんて見えませんよ〜 どうもしゃべることで精いっぱいになっちゃって、周りが見えてない。 私もフォローしなければと、受講者を見える位置に移動させたり、補足説明をしたりと、がんばったつもり。 それでなんとか終わった。 やはり、受講者の視点に立った説明が重要であり、常に相手の状況を把握しながら説明しなくてはならないものだと痛感した。

しかし寒い。 自分たちが動いている分にはなんとかなるが、じっと聞いていると寒くてたまらない。 足がじっと止まってないのだ。 ぶるぶるカタカタと震えてくる。

 

 以上で全ての講義内容は終了だ。 最後は、普及・指導員講習の修了証を配布されて解散だ。 修了証にはテクニカルテストの結果も記載されている。 何だこの程度か… なんだこんなもんか… いずれにしても、今回の結果を受け止めて、スキルアップを目指して練習していきたいと思う。

 それから、だらだらと駐車場に向かって皆で帰り、車に自転車を積み込んだ。 寒い中、良く耐えて頑張りました。 これから近い人、遠い人もいるだろうが、気をつけて帰りましょう。 話によると、箱根の山では雨が雪になっており、危険かもということだ。 S氏や他のメンバーに声をかけて、お別れだ。 お疲れ様でした。

感想

 半分、モノは試しとばかりに参加した今回の講習会。 やってみると意外と面白かったし、参加して良かったと思えた。 同じマウンテンバイクに乗るにしても、プロ選手やショップ店員、趣味の人等々いろいろな形でマウンテンバイクに接している。 それぞれの目線でこの講習会をとらえているところがまた面白い。 レースで上位にいても、基本ができてなかったり、メカについて全く知らなかったり。 はたまた自分では分かってるのに教えるのができなかったりと、いろいろな人がいる。 これだけ多岐にわたった人が一堂に会して講習を受けるのも面白い風景だ。

 自分はこの中でヘタっぴの方だったのかもしれない。 ま、おそらくそうだろう。 でも、講習を受けることで自分の程度がハッキリと分かるので、とても良い機会だったと思う。 また、人に教えるときのエッセンスと言うものが良く分かった。 これじゃひとりよがりだよ!と思えるようなこともあったかもしれない。 こんなんじゃ、素人には理解できず、自転車から離れていくことも大いにあり得る。 やはり、こうして基本的なことをしっかりと身につけることは必要であると痛感した。

 さて、今後どうなることやら…

 

 

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