ジャパンカップ'05

ジャパンカップ'05

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名称 ジャパンカップ
日程 平成17年10月23日
天気 曇り時々晴
結果 1位:クネゴ 2位:マンセボ

レース概要

毎年恒例となった栃木県宇都宮市で開催されるジャパンカップ。 世界の強豪チームが来日して、その脚を競い合います。 今回の大物選手といえば、ツールでも4位となったマンセボやジロでも優勝したことのあるクネゴでしょう。 彼らの走りが注目されます。

コースについては、オフィシャルHPに詳しく記載されてますので、ここでは詳細の紹介は割愛しますが、簡単に言えば一周14kmのコースを11周回走るレースです。 コース中には古賀志林道の上り約2kmが含まれており、ここが唯一の山岳コースとなるのですが、強豪選手にとっては2kmの上りなんざ単なる起伏でしかないことでしょう。

これまでには、1997年の大会で当時のマペイに所属していた阿部選手(現シマノ)が優勝して以来、日本人の勝利が無いので、期待されるところです。 とは言っても、今回の来日選手にはクネゴやマンセボと言った強豪もいます。 日本人がどこまで食いついていけるのかも、レースの1つの見どころでしょう。 

 

 

会場まで

移動に際しては、職場の同僚でここのHPでも御馴染みのM2号くんの運転する車で行ってきました。 我が家まで迎えに来てもらって、自転車を積み込むと出発です。 我が家からは約2時間程度の所要時間です。

2号の運転する車は快調に宇都宮に向けて走っていきます。 国道4号線バイパスから、宇都宮環状道路に抜けて走り始めるのですが、こんな大きな大会がどこで開催されているか案内もないのです。 曲がり口の手前の歩道橋に、やっと「ジャパンカップ開催に伴う交通規制について」とのノボリを発見。 公道レースで交通規制をする際には、このような案内表示を何日前から義務付けていると何かで読みましたが、これだけでは世間一般に自転車レースを広めるには効果薄。

環状道路から折れ、会場周辺の駐車場に向かって走りましたが、駐車場入口案内表示がまた見づらくて分かりづらい。 M2号は初めてのジャパンカップと言うことで、周辺事情にも明るくないため、彼一人で観戦に来ていたら、駐車場へも満足にたどり着かなかったのではないでしょうか。 もう少し、宣伝を兼ねたアピールが必要ではないでしょうか。 駐車場入口にいる警備員についても、工事のための誘導員なんだか、本大会のために用意された警備員なんだかサッパリ分からない。 駐車場入口表示を大きく掲げて、その下で旗を振るとか、もう少し分かりやすい誘導を望みます。

また、駐車場の状況がひどく、ドロドロで車が入れないのも閉口です。 既に何台かの車が入った痕跡があるのですが、どうやらスタックしたために救出されたようです。 スタッフというか地元のおじさんも4駆で自信のある人にしか入庫を勧めておらず、周辺は路上駐車で一杯です。 そんな中で帰りの出やすさ等を考えて、強引に車の隙間を付いて駐車しました。 

なんというか、駐車場とするのであれば、もう少し工夫が必要だと思うし、そこまでの経路を分かりやすくして欲しいと感じました。 当然、レースに来るくらいだから、HPなり雑誌なりでチェックしてから来る人もいるだろうけど、そんな人ばかりではないと思います。 実際に、一緒に行ったM2号も初ジャパンカップだったのですが、会場周辺の地理を知っているわけでもなく、簡単には駐車場へ着いていたとは思えません。

 

観戦開始

 

車を停めると、ちょうど一周目の集団が近くを通過する時刻なのでコース脇に急ぎました。 萩の道からの下り、そして左コーナーの脇で今か今かと集団を待ちました。 すると、なんと日本人6人が先頭集団を構成し逃げを決めていました。 それから1分程度でメイン集団が駆け抜けていきました。 路面がウェットなためか、さすがに高速でのコーナリングは見られませんでしたが、選手と共に風が駆け抜けていくのを感じます。 毎年ここの駐車場に車を停めて、最初に見るシーンがここのコーナリングです。 今回もここでチョッと興奮しながらも、メイン会場へ行こうと持って来た自転車に飛び乗りました。

メイン会場はこれまでと変わらず、殺伐とした、乱雑な感じがそのままで、人の通過もうまくないような感じ。 スポンサーサイトが何軒か立ち並び、買い物をする人や新製品を確認する人、ふらふらしてる人等、たくさんいます。 メインスタンド裏を抜け、コースを進み古賀志林道へと向かいます。 林道の左右にはたくさんの人が押し寄せています。 観客のほとんどがメインスタンドから古賀志林道までの間に集結していると言っても過言ではないでしょう。 上り口から山頂までは、たくさんの人たちが陣取っていて、中には宴会状態のところもありました。 酒が目的なのか、観戦が目的なのか、良く分からない状況です。 とは、言いながらも、その酔っ払い集団には知り合い(元チームメイト)も居て、ビールまで呼ばれてしまいました。 ミヤタの栗村監督の乗る車を見つけると、ここぞとばかりに襲撃に行くのです。 見ていてヒヤヒヤしました。

そこから更に山頂まで移動するとたくさんの人で、沿道には座る場所を確保することもできず、要するに二重駐車のような状況で観戦することになってしまいます。 当然先に場所取りしていた人にとっては迷惑なので、他へ移動するしかありません。 もう成り行きです。

下の方から歓声が聞こえてきました。 どうやら集団が上ってきたようです。 先導するバイクや車が通り過ぎると日本人数名で構成された先頭集団が通り過ぎていきます。 その約2分後にはメイン集団が駆け抜けていきます。 古賀志林道の上りでもかなりの速度で走っていくのですが、なんとかマンセボやクネゴの姿を確認することができました。 10%近い急坂でも一瞬のうちに通過してしまうので、今回のような周回コースでない限り、お目当ての選手を確認することは困難に近いでしょう。 ましてや平地で集団で走っていれば、全くお手上げです。

山頂での観戦を終えると、山を下ります。 自転車を持っていったので下りの移動は楽です。 快適に古賀志林道を下ります。 ダムの脇まで下ってくると、周辺にはテントや寝袋が干してあります。 どうやら前日から泊り込んで宴会をしていた模様です。 中には知ってる人もいたので話を聞いてみると、金曜日の夜から泊り込んで、ひたすら飲み続けていたと言うことです。 まったくスゴイことをする人たちがいるもんです。 ま、年に一回のお祭りのようなものですから、ここまで楽しんでしまうのも1つの手なのでしょう。

空腹感もあり、スタンド裏のグルメ街へ行ってみたのですが、すでに売り切ればかり。 13時前には大部分のものが売り切れていたのではないでしょうか。 残念。 ギョウザとビールで楽しもうと考えていたのですが、それも叶わず、早々に移動してしまいました。 レースも残り3周回です。

コースを下り萩の道への分岐まで戻りました。 ここで最後の上りを確認して、そして最終周回からゴールへの直線の上りを見ようという目論見です。 ラスト2周となり、次が最後の萩の道だと坂の上まで登ったのですが、ここで監視するためにいるおじさんが「もうここには来ないよ! あっちにまっすぐ行っちゃうから、ここに居てもダメだよ。」と、陣を引き払ってしまったのです。 近くにいた観客は、「そんなことないでしょ。 あと1回ここを通過するはずだけど。」と言ってみたものの、聞いちゃくれませんでした。 自分達も周回数を間違えるわけもなく、もう1回来るはずだと待っていると、先導車が来ました。 「ホラホラ、やっぱり来た。」 そこにいた人たちも安堵。 しかし、最終周回ですから、観戦にも熱が入ります。 日本人で構成されていた先頭集団は残り2周で集団に吸収されてしまい、そこからエースを引き連れてイレスバレアスやランプレが集団を形成していました。 もちろんその中には、マンセボやクネゴもいたことでしょう。 そして、最終周回のショートカットコースへ移動しました。

誰が先頭でここを通過するのか。 今か今かと待ち続けます。 スタッフの無線情報により先頭は下の交差点を左折したとのこと。 あと少しです。 先導車に続いて2人走ってきます。 なんとマンセボとクネゴです。 どこかで二人がアタックをかけたのでしょう。 そこから次の集団まではしばらく差がありましたので、先頭を行く2人のどちらかが優勝です。 近くにいた人のラジオからゴール前の声援が聞こえてきます。 最後はクネゴが勝ちを取りに行ったようです。 

 

 

感想

さて、久しぶりのジャパンカップ。 これまでと同じで会場になんら改善点も見られていないのが残念でした。 改善しようがないのかもしれませんが、少々ガッカリです。 自転車レースもプロツアー制度が導入されたにもかかわらず、一流どころが日本のちっぽけなレースに来てくれるのですから、それなりに会場の整備は必要ではないかと思われます。 たしかに、地元の有志のおじさんたちが交通規制をしていたり、マナーの悪い観客が居たりと、ぶつかる点はあるかと思いますが、そのへんをもう少し合理化するなり、スマート化することで、効果的な運営ができるのではないかと考えます。 

どうしても、あんまり自転車に縁の無い地元のおじさんと、自転車をスポーツとして認識している人と、トラブル回避を第一に考える人とでは、管理する側も大変かと思われます。 普通に考えても、トラブル回避、レースの運営を最優先にして、観戦者の気持ちや行動をうまく汲み取れないのではないでしょうか。 

会場を広く見回せば他にも問題は山積しています。 ぱっと思いつくだけでも、トイレの問題、路上での宴会やレースや交通の妨げの問題、ゴミの問題、駐車場の問題、会場への誘導の問題。 しかし、現状でこれだけのことができているからとこのままにしておかないで、毎回少しずつでも改善して行かなければ尻つぼみとなってしまうのではないかと考えます。 せっかくのこれだけの大きな大会ですから、なくなることのないように、しっかりと運営して行って欲しいものです。

 

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