第2回 もてぎ7時間エンデューロ(4時間)

第2回 もてぎ7時間エンデューロ(4時間)

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名称 第2回 もてぎ7時間エンデューロ(4時間ロード混合)
日程 平成17年10月10日
天気
結果 15位/34チーム (Nさん Yさん Iさん わたくし)

レース概要

今回が第2回目のもてぎエンデューロ。 ツインリングもてぎのロードコースとオーバルコースをつないだ全周7.2kmのコースです。 4時間耐久部門と7時間耐久部門があり、4時間部門には、ママチャリやリカンベント、仮装等のカテゴリがあり、老若男女それぞれの楽しみ方ができるものとなっています。 バリバリレーサならチームで7時間に出るも良し、4時間にソロで出るも良し。 仲間と楽しみたいなら、力量に応じて7時間と4時間を選別できます。

時は平成17年10月10日。 ハッピーマンデーとなった体育の日も、本来の10日と重なり絶好の天気かと思われましたが、あいにく天候は雨。 ときおり激しくりながらライダーを苦しめました。 10月ともなれば雨に打たれればかなり寒くなり、体調管理も難しくなります。 さて、どんな結果となったのでしょうか。

とは言っても、今回の参加は助っ人としての参加で、勝負や記録を狙ったものではありません。 職場の仲間と楽しく完走できれば良しと言ったものです。

それでは、ここでメンバーを紹介します。 毎度の私は、雨天のためTREK5500。 落車に巻き込まれることと自転車が汚れることを嫌ってコルナゴでの参加を見合わせました。 ホイールはキシリウムにコルサCX-EVO。 この前、東京で開催されたウエムラパーツ祭で3000円で買ってきたタイヤです。

次はNさん。 男性です。 彼は自転車を買ったのがごく最近。 スペシャの昨年モデルS-WORKS E5フレームをベースに105で構成したショップオリジナル組みのバイク。 かなりコストパフォーマンスも良く、乗り味もマイルド。 初心者にはもったいないくらいのモデルです。

Yさんは子持ちの人妻。 ジャイアントの入門用マウンテンバイクにスリックタイヤを装着した自転車。 そもそも通勤のためにしか使用していなかったものです。 

Iさんは唯一の独身女性。 スペシャのシラスを今回のために新調し、張り切っての参加です。

 

 

レースまでの裏話

そもそもなぜこのレースに出ることになったのか。 それは職場のあるオジサンが、町内会で茂木の4時間耐久にママチャリで出るんだ。 というところから始まったのです。 オジサンがママチャリで出るなら私も!と手を上げたのがYさん。 言い出しっぺとなってしまったからには、メンバーを集め、練習して、と大忙しでした。

Yさんについては、今まで通勤(約5分)にしか使ったことのない自転車だったのですが、毎朝5時に起きて朝練をするようになりました。 朝練コースは約10キロ程度ですが、毎日続けていたようで、その気持ちには敬服するものがあります。 さすがにマウンテンバイク用のブロックタイヤでは辛そうなので、「タイヤに投資をしろ!」とスリックタイヤを買わせてしまいました。 

続いてIさんですが、レースの申し込み後から自転車通勤を開始し始めたのですが、コースターブレーキを装備したクルーザタイプの自転車なので、これではレースに出られません。 Yさんのマウンテンバイクを交替で乗り換えることを考えていたのですが、一念奮発してなんとスペシャのシラスを買ってしまったのです。 2インチサイズの極太タイヤから700C×28Cに乗り換えると、そのスピード感に驚いていた様子。 片道20分くらいの通勤を毎日通っていました。

続いてNさんですが、7月にロードバイクを買って、通勤やら休日やら楽しく走っていたので白羽の矢を当てられました。 

そんな彼女ら彼らは独自に練習なり通勤なりと努力していたようですが、レース2週間前に最初で最後の練習会を開いたのです。 コースはここでも紹介したことのある練習コース。 朝5時半に集合してスタートです。 女性陣は一生懸命に走ると、どうしてもママチャリポジションになってしまいます。 サドル位置を後ろの方に変えても、ママチャリ乗りになってしまうのです。 この点については、レース当日までと割り切って頑張ってもらうしかありません。

また、レース前の3日間では、レースのオキテや準備の注意点等を連絡し、緊張感やモチベーションを高めていきました。 本人曰く「あのメールが来るとお腹が痛くなる。」 

 

 

スタートまで

レース当日の朝は、あいにくの雨。 雨の中、近所のコンビニに集合です。 彼女らは先に着いて、ヤル気満々で食料の買出しに勤しんでいました。 一方、やる気のない男二人は、集合場所に着いたものの、あまりの寒さと雨の強さに閉口状態。 彼女らに続いて、仕方なく買出しをしていざ出発。

ツインリングもてぎまでは1時間程度。 7時前には到着しました。 駐車場に車を停めて、ピットの場所を確保した後は自転車の準備。 すると、女性2人は、「じゃ、先に言ってるねぇ〜」 と言葉を残し、ピットに行ってしまったのです。 彼女らの自転車に注油したり、整備しようとしていたのですが、さっさと行かれてしまったため、工具箱等を持って行く羽目に。 あてにしていた手と足が先に行ってしまい、男2人では持ちきれないほどの荷物。 ピットまでがそんなに遠くなかったんで、帰ってきてもらって、手伝ってもらったのですが、大変でした。

ピットでは、ゼッケンをつけたり、コースや注意事項を説明したりと、いろいろと忙しく、なかなか自分のことが進まない状況。 とりあえず雨は降ってなかったんで、軽装備でスタートすることに決めて準備にかかる。 なんて流暢なことをやっていたら、「スタートライダーはスタートの準備をしてスタートラインに集まるように。」と招集がかかったのです。 まだ、なんの準備もできていません。 ボトルの中も空、靴もまだ、サングラスも出てない、自転車にはスペアタイヤやインフレータまで付いたまま。 ちょっとちょっと、これじゃダメだ。 人の世話ばかりで自分のことが何もできていない。 ちょっとひどすぎるぞ。 と、慌てて手伝ってもらって、出発の準備。 心と身体の準備なんてなにも出来ていないまま、スタートラインへと着いたのでした。

慌ててスタートラインに向かいます

前の人に倣ってスタートラインに向かうと、集団の脇から前の方へと出て行き、なんと前から3列目に整列。 しかし、ちょっとコースから外れているので、最初は危険かも。 と思いながらスタートを待ちます。 気付くと7時間部門がスタートしています。 あと3分です。 

今回のスタートは緊張ということは全く無く、冷静に待つことができました。 周りを見ても早そうな人も居れば、ママチャリまで居るわけですから、気持ち的にもリラックスです。 さて、秒読みが始まりました。 10、9、8、7・・・・・

 

 

いよいよスタート

3、2、1、スタート!

いきなりダッシュをするような人もおらず、おだやかなスタートです。 最初はバイクが先導しながら、ゆっくりと走っていきます。 一番左端の3列目から、コースの中ほどへラインを変更していきます。 ポジションも前から30番手くらいを確保し、最初のコーナー30Rを下り始めます。 立体交差をくぐり左90°コーナーを過ぎて上りが始まると、10列ぐらいで走っていた編隊が20列くらいに大きく広がって上り始めます。 コース右側から間をぬって先頭10番手くらいまでに上がり、ヘアピンを過ぎるとコースは下り始めます。 大きく広がっていた集団は、数列になりスピードと共に縦に長くなります。 コースは完全にウェットなのでコーナー手前ではかなりの減速を強いられ、後続も詰まってきます。 最初の周回で集団も大きく、密度も高いので、とにかく周りの流れに逆らわず、ポジションを確保することに精一杯です。 V字コーナー、S字カーブから直線にかけての右コーナーでは、集団全体がかなりのスピードで曲がっていくのですが、どこまでがタイヤの限界か分からずに、ただもう集団について曲がるだけでした。 このスピードでこんなRで曲がれのか? とにかく一緒に曲がっていかないことには、アウトに膨らんで後続車を巻き込むだけだし、切り込み過ぎてスリップしても同じだしと、緊張感が漂っています。 そして直進の下りでは時速55キロを超え、左カーブから立体交差、そしてR30第5コーナーを過ぎると、スピードに乗って、先頭交替を繰り返しながらロードコースを終えます。 ロードコースからオーバルコースに切り替わる地点では、路面も悪く、Rもきつく、集団も圧縮され、慎重なコーナリングとなりました。 そしてオーバルコース。 減速域からトップスピードまで一気に加速します。 集団は2〜3列で速度を維持します。 斜面からの雨水が水平部分にたまって水しぶきが多量に飛んできます。 途中から身体に感じる水滴が多くなってきたような気がします。 どうやら雨しぶきだけではなく、雨も降ってきたようです。 

再度、ロードコースに戻り、ピット前を駆け抜けるころには、かなりの大雨に。 下りは川のようにコースの表面を雨水が流れていきます。 前走車が跳ね上げる水が容赦なく飛んできます。 口を開けて呼吸をしていると、雨だか汗だか跳ね上げた水だか、なんだか良く分からないけど、口の中が水だらけ。 もうヨダレまで混じって、飛沫を上げています。 だんだん気持ちにも余裕がなくなってきて、着いて行くのがやっと。

そんな中、後ろを走っていた人がピット過ぎの下り右コーナでスリップ。 なんとなく後輪に接触したのを感じましたが、自分には影響なく、後続車を3台くらい巻き込んだようです。 ホッとしたのもつかの間、左90°コーナから上りに。 もうヘロヘロになって坂道を登っていきます。 先頭20番手くらいにいたのが、ここで50番手くらいまでガタ落ち。 それでも集団には残留できて下りで持ち直し、オーバルコースまでには20番手まで復帰。 そのまま3周目に入りました。 もうピットに合図を送る余裕もありません。 勝手に見つけてくれ!と言った感じ。 前を見て着いていくので精一杯。 結局最後は集団にも着いていくことができず、ちぎれたもの同士で頑張って走りました。 ちょうどオーバルからロードコースへ折り返す頃に、先頭集団はピット前を過ぎていくというくらいの差でした。 そのまま、ピットロードを走りぬけ、ライダー交替です。

 

 

ピットにて・・・

ライダー交替したものの、ヘロヘロの状況で荷物まで戻りましたが、全身ずぶ濡れで座ることもできません。 靴の中も水だらけ、ジャージは水で飽和状態。 帰ってきたばかりは暑かったので良かったのですが、一気に冷えそうなので、服を着込んで次を待ちます。 とりあえず3回目も走ることを考えて、ウェアは必要最低限の着替えで済ませることにして、次に備えます。

Yさんは、頑張って走っているようですが、いったい何分で帰ってくるのか。 最初の周回だけに予測がつきません。 私が1周当たり12分弱だったので、その頃から次走者は自転車にまたがって待ち始めます。 なんと彼女は16分で帰ってきました。 次はNさんです。 ピカピカのロードバイクが雨の中に走り出します。 雨脚は少し弱まったようですが、いったいどのくらいで帰ってくるのでしょうか。 また、本人は2周と言っていますが本当に何周走って帰ってくるのでしょうか。

一方、帰ってきたYさんは、少し満足げな顔をしていますが、大雨と寒さの中を走ったせいか表情はかなり疲れています。

自分はと言えば、走っているときには暑さと緊張で喉が渇くために水は飲むのですが、汗は出てないようで、トイレばっかり。 おまけに、休憩中は身体も冷えてくるので、本当にトイレばっかりでした。 他のピットを覗いて来ようにも、時間的な余裕はあまりないし、結局は自分のピットの周辺にしかいられませんでした。

Nさんが帰ってきました Nさんは14分くらいで走っていたようです。 かなり一杯で帰ってきたみたい。 次はIさんの番です。 

なにせ、コースが長く、走ってる姿を見られるのは、オーバルからピットロード入口までの数10mのみ。 女性陣は1周でピットに入ってしまうので、ピット前のストレートを走ることが無いのです。 このため、遠くに目を凝らして見ていないと、走る姿を見ることができないのです。 

Iさんの次はまた自分の番。 1回目は3周で35分も走ったので、今回も3周以上走ればノルマ達成です。 これで自分の番は終わりだと思うと、気が楽です。 

 

 

これで終わり

前走者を待つところ

休憩の間で身体が冷え切ってしまったので走り出しは辛かった。 最初の下りはちょっと寒く感じた。 その後の上りも身体が冷えていて、調子良くは動かなかった。 ここで身体が温まらないので、これ以降の下りではまた冷えてしまったのです。 しかし、下りの途中から、小集団が追い着いてきたため、後ろにうまく付いて走っているうちにだんだん身体が動くようになってきました。 オーバルに入る頃には、寒さも感じなくなってきて走れるようになったのです。 

小集団で走っていたら、後続からバイクのクラクションが聞こえてきます。 集団がやってきたようです。 さっそく小集団から大集団に乗り換えて、中番手に入り込みます。 あとは、集団の力にお任せ。 前走車からの跳ね上げは容赦なく飛んできますが、一人で走るよりはよっぽど楽なので、離されないようにと必死で食い付いて行きます。 スタートダッシュの筋力が残っていないので、どうしてもコーナーの立ち上がりやオーバルとロードの継ぎ目の部分では大きく離されてしまいます。 するとここで脚を使ってしまい、後半でタレテしまうという悪循環。 やはり、集団と言っても前の方で走っていないとスピードの変化についていくのが大変です。 特に、オーバルからピット前にかけては、かなりの加速で駆け抜けていくので必死です。 そのまま一気に下りコーナを経た後には上りが待っています。 ここのダブルパンチは脚を休める余裕も無いので、集団の頭の方からズルズルと後退していきます。 これまでは、なんとか集団の最後尾には引っ付いて行けたのに、もう脚がイッパイで着いて行くことができません。 「ああ〜 もうダメだぁ〜 届かないぃ〜」 と言っても、誰かが押してくれるわけでも引いてくれるわけでもありません。 どんどん順位を落としていきます。 もう気を持ち直して走るしかないのです。

すると、集団からちぎれたもの同士、同じ辺りを走っているのです。 ヘアピンを過ぎて下り始めれば、似たもの同士が小集団を作って走り始めるのです。 そこそこのペースで走ってこられた人たちですから、下りのペースもほぼ同じ。 ただ、なんとか集団の力で走れていただけなので、集団が小さくなると個人の力の差が出てきます。 なんとか前に追い着きたい人、このぬるま湯集団で満足してる人、もう引っ張ってってよ!って人。 そんな集団ではペースは上がりません。 小集団から更にミニ集団として飛び出しますが、2〜3人での先頭交替ではたかが知れています。 集団に追い着けるわけはありませんが、先ほどの小集団よりはマシな走りをしています。

そんなこんなで、最後の4周を終え、ピットに入り込みました。 最終周回には、売り切れゴメンを覚悟して、誰も引いてくれないところではとにかく先頭を引きまくり、最後の力を出し切りました。 もう後で走ってくれと言われても、脚は残ってません。 オーバルからピットへ向かう最後の直線では、完全に売り切れ状態でした。 もうピットロードは惰性で走ってただけです。 

交替のバンドを受け渡すと、会話する気力も無く、早々にピットの中に消えて行きました。

 

 

残り3人

ピットでは着ているものを全て脱ぎ捨て、乾いたものに着替えると、やっと身体も気持ちも落ち着きました。 もうこれで走らなくても良いんだと思うと、本当にリラックスできました。 とは言っても、いつ走りを要求されるか分からないので、とりあえず普通の服装には着替えず、乾いたレーパンとジャージに着替えただけにしておきました。 危険予知です。

私からバトンを譲り受けたのはYさん。 気合が入っています。 今回も私がピット予告より1周回も多く走ったため、12分間も自転車にまたがったまま待ち続けていてくれたのです。 ごめんなさい。 そんな彼女も16分過ぎで帰ってきました。 頑張りました。

 

ワタシからYさんへの交代

そしてNさん。 さっそうとスタートしていきました 。 彼の予定は今回も2周。 この時点でスタートから3時間を過ぎたので、今後の走行順番と時間配分について検討しました。 いろいろと意見もでましたが、結果的に最終走者は言い出しっぺのYさんにすることとして、その間は中継ぎをIさんとNさんで交替して努めるということに。 私は既に終わった人なので、走行順番の計画だけです。 残りの時間を考えても、自分が走るには時間が足りない状況です。 1周だけ走るのもなんだし、3周も走れば誰も走れなくなってしまうので、やはり最後は皆さんで分担しては、となったのです。   

その後もリレーは続き、いよいよ最終ライダーYさんです。 最後の5分はピットに進入できなくなるので、時間的にもギリギリかと思っていたら、3時間54分で交替。 絶妙なタイミングです。 4時間を過ぎたからと気を抜いて人に抜かれたら順位が下がるので、最後まで人には抜かれないようにと、念を押してスタートしてもらいました。 最後の走りのために30分間休憩していた新鮮な脚でスタートしました。 彼女のゴールを待つ間、たくさんの走者がピット前を走り抜けていきます。 皆さんゴールで満足そうな顔をしています。 スタートから15分を過ぎ、彼女が来るのを待ちます。 遠くに彼女の姿が見えたときは、ホッとし、これでやっと終わったと安心できました。 ゴール後にピット前を通り過ぎていく彼女はさわやかな笑顔でした。

 

 

 

反省

今回のレースは助っ人の立場でいながらも、結果的には自転車の云々からレースとはなんぞやというところまでの指導やメカニック的な部分で中心的になり、レース前からかなり心配が多く、精神的に疲れるものでした。 

参加することにはOKを出したけど、出るんだったらそこそこには走って欲しいし、安全に走って欲しいというのが自分の希望でした。 まさか雨まで降ろうとは思ってもいなかったので、そこまでの準備はできませんでしたが、なんとかゴールすることができました。 やはりうまく走れなかったり、転んだり、他の人と接触したりしたとなると、説明が足りなかった自分にも責任の一端はあるのではないかと思われるため、かなりたくさんの要求をしてきたように思います。 結果的には無事にゴールできたので問題はなかったのですが、ここに至るまでにはかなり心労もありました。 恐らくここまで気を使わなくとも、ほっとけばそれなりになんとかゴールできたのではないかとも思えますが、自分の性格からも、そうそうほっとくわけにも行きませんでした。

まずは自転車のポジション出しから始まり、練習会の開催、タイヤの交換。 Iさんに至っては、新車シラスまで購入してしまうなんて、すごく責任を感じてしまいます。 もともと本人達は今持ってる自転車で適当に出てみようと思ってただけかもしれないのに、あおりたてて新車まで購入させてしまい、この後は乗ることがないともなると、高い買い物だし。 Yさんにはタイヤの交換を薦めたけど、実際に本人が走ってみたらその軽さを感じられなかったみたいだし。 そうなると、薦めた自分としても、どこまでなら素人に対して自転車を勧めても良いのかと、その分解点を考えてしまいます。 引き返すことのできるギリギリのところはどこなんでしょうか。

Nさんについては、もともと自分の意思で自転車を買ったこともあり、耐久レースは良い機会だったと思います。それに、本人も練習コースを何分で走りたいと目標を持てたようなので、今回のレースはプラス方向に作用したのではと考えられます。

また、レース当日については、この人数構成ではちょいとシンドイと感じました。 経験者1人に対して素人3人。 これじゃ、自分に負荷がかかるだけです。 素人でも良いからピット要員を増やすとか、経験者をもう一人つけるとかしないと、どうにも回りません。 当日の失敗としては、まず女性2人でピットに移動させてしまったこと。 彼女達の自転車整備と注油等の基本的なチェックができなかったことです。 自分が受付やピットの確認をしている間に、自分達は準備を済ませて移動してしまったのです。 このため、彼女達の自転車の準備がおろそかになり、またピットまで運ぶ荷物も多くなってしまったのです。

ピットでの対応としては、私が1番で走って居なくなり、ピットに帰ってきてヘロヘロになっていると、次走者へのアドバイスが全くできないということです。 コースの状況や注意点を知らせることができないのです。 それに交代で走るとは言っても、どうしても自分が多めに走るとか、負荷がかかるので、なかなか余裕を持って他の人を見ることができなくなります。 経験者同士であれば、私が勝手に潰れてても、自分のことは自分でやってもらえるのですが、今回の場合ではそうはならないのが難点です。 ましてや、素人3人がそれぞれ1周ずつしか走ってくれなかったら、自分の休憩時間は確保できず、全く余裕がなくなってしまいます。 本来であれば、参加者名簿から知ってる人を見つけてはピットに顔を出しに行っていたのに、今回は全くできませんでした。 同じTEAM SOMETIMESのメンバも7時間で出ていたのに、それにも気付かずに帰ってきてしまっていたのです。 チョッと残念。 

まあ、こんな感じで今回の反省をまとめてみました。 自転車仲間やレースチームに新人を混ぜて参加するには、補助者がたくさんいて簡単だけど、自分ひとりで新人3人を連れて参加するにはかなり無理があるということが分かりました。 そうでなければ、最初からなにも考えないで行き当たりバッタリで参加していれば無理も無く、適当にできたのかもしれません。

もし、次回もこの3人と出るというのであれば、1回は経験してるから少しは楽になるかなぁ。 でも、せっかくだからもう一人速い人を連れてきて、その人と4時間2人チームで走って上位を狙ってみたいですね。 そして、今回の3人で混成チームにすれば、2チームで参加になるので、もう少し盛り上がりのあるレースになるんじゃないかなぁ。 あと専属のピット要員が1人くらいいれば余裕ですね。 ま、来年彼女達が出る気になることがあればの話ですけど。

 

これを読んだ方でこんな経験したことがありますか? もしあったら、あなたならどうしていましたか? もしよろしければ、経験やアドバイスを教えてください。 今後の参考にさせていただきますので、掲示板でもメールでも連絡してください。    

 

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