茨城県日立市 高鈴山

茨城県日立市 高鈴山

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名称 茨城県日立市 高鈴山周辺練習コース
日程 平成17年8月17日
天気 晴れ
結果 楽しく走れました

概要

自分がかつて若い頃に、いつも練習に走っていたコースを紹介しましょう。 5〜6年前には毎週のように走っていたのですが、いつの間にかパッタリと行かなくなってしまったのです。 なぜだか分かりませんが、そんなコースを久しぶりに走ってきました。 なんたって新車エピック号を手に入れたならば、昔のコースもお手の物でしょう。

場所は茨城県日立市の山岳コースと言っても、一般的なハイキングコースです。 2時間半から3時間程度で周回できるのではないでしょうか。 周囲には、いろいろなショートコースがありますので、組み合わせを考えれば一日遊べます。 でも、尾根に上がるまでは短い距離で高度を稼ぐので、一旦下ってしまったら上りは辛いかも。

 

コース紹介

スタート場所は諏訪梅林の駐車場にしましょう。 ここだと、車も停められるし、トイレもあるので便利です。 また、走り終わった後に弁当などを食べるのに梅林は適しています。 ここまでは、常磐自動車道の日立中央ICから国道6号線に出て数キロ南下して日立高鈴GCを目指して行けば着きます。 ここの駐車場には、トイレもありますので安心です。 ただし、飲み水は不安がありますので、近くのコンビニで買ってくることをお勧めします。

川沿いの道を山の方に向かっていきます。 常磐自動車道が遠く高くそびえている下をとおり、道が大きく左カーブして川を越えるところを右折し、山中に入っていきます。 ここからは、しばらく舗装路の上りとなります。 勾配は、そんなにきつくはありませんが、景色も開けないのでただ上るだけです。 先ほどの川の支流を右に左にと見ながら上ります。 途中かみすわ山荘を過ぎ、諏訪ダムを過ぎても、まだまだ上ります。 ここらへんで、少し景色が広がるので、風が心地良く感じられます。 それからまた林の中に入ると、道しか見ることが出来ません。

途中、道路わきに湧き水なのか、ちょろちょろと流れてますので、あまりにも暑い人は頭からかぶると気持ち良いことでしょう。 ただし、飲用にはあまりお勧めしません。

途中から、高鈴山頂2.3kmとか、有志による看板が目に入ります。 ここから勾配も少し急になるように感じるので頑張りましょう。 山頂まで残り1km地点で休憩できる広場があります。 広場左奥には、「もとやまキャンプ場」へ下る道があります。 下っても、荒れたダブルトラックのあんまり面白くない道です。 右奥には、助川城址へ向かうシングルトラックの道が続きます。 こっちの道は、あっという間に終わってしまうので、ここでの紹介は割愛します。

ここから、道は急になります。 滑り止めのワッカがついたコンクリートの道です。 この2〜300メートルを上れば、再び勾配は緩くなります。 左コーナの右側に東屋がありますので、ここが今回のシングルトラックの入口となります。 ただ、せっかくここまで上ってきたので、最後の300mを上って高鈴山の頂上まで行ってみましょう。 展望台からは日立の山々が見渡せます。 とは言っても、高い山は遠くまでなく、丘のてっぺんに居るくらいの感覚です。 ここでしばらく休憩をしたら、先ほどのシングルトラックへと突入です。

山頂から来た道を300mほど下ると先ほどの東屋を左に入っていきます。 最初は尾根道を下ったり、上ったりと、アップダウンを繰り返しながら行くのですが、御岩山で東斜面をトラバースするように走っていきます。 ときどき、木の根や岩がありますが、うまければ乗ったままクリアできます。 御岩山では、ロッククライミングが盛んで、木の間から掛け声が聞こえてくることもありますので、突然の大声に驚くことのないように。 

御岩山からの下りも、特に危険なところはなく、ほとんど乗ったまま下れます。勾配も緩くなると、最後は本山トンネル付近まで下って、前半部分は終わりです。

下りきる前、右手に上り口が見つかるので、そこを押して上ります。 神峰山へ向かって走り出します。 最初はしばらく上りが続きます。 それから再びアップダウンの連続となります。 ここのコースの作り方としては、上りがきついところは、必ずそれを巻く迂回路があります。 もともとはハイキングコースですから、ハイカーが楽をしたくて作ったのでしょうか。 なので、自転車でもきつくて上れそうにもないなと思ったら迂回路を行くのもよいでしょう。

そして、神峰山頂直下を迂回して、下りに転じます。 すると残りは基本的に下りベース。 スピードも増します。 ここには、気持ちの良いバンクコーナーが連続する箇所があるので、かなり楽しめます。 また、直線的な高速セクションや、腰が引けてくるような激下りもあり、そこそこ楽しめます。 最後は日立GCのフェンス脇を走り、清掃センターの切通しに出ます。 残念ながら、最後の最後で階段を下って、道路にでます。

ここからは、国道6号線まで下って、6号をひたすら南下し、諏訪梅林まで戻るだけです。

お疲れ様でした。

 

特長

シーズン中はハイカーが多いため、道を譲る回数も増え、ストレスがたまります。 また、雨の後は路面も荒れ、ツルツルに滑りやすくなる箇所もあれば、ヌタヌタの泥に変わる地点もあるので、あまりお勧めできません。 それに、コース中は木が多くて風が抜けないため、雨上がりの晴れの日は湿度が高く、暑くて大変です。 冬にしても、日中暖かくなってくると霜柱が溶け出して、ヌチャヌチャになるので、これも大変です。

とにかく、木が生い茂っているので、風が抜けずに、路面が乾燥しにくいので、周辺の天気を確認したうえで走る時期を決めると良いでしょう。 感覚としては、月〜火曜日頃に雨が降って、その後晴れの日が続いた後の土曜日は、比較的走りやすいのではないでしょうか。

 

 

では、久しぶりに走ってみました

何年振りでしょうか。 思い出せないほど昔のことでした。 今回同行したM2号が入社したばかりの頃、「MTBとは、こういう道を走ると面白いのだよ。」と、このコースに連れてきました。 おそらく95年ごろの話でしょう。 当時は、彼らは素人丸出しで、全く今とは反対の立場でした。 そして今回は、M2号を誘い出して、「速い人は、遅い人をたてながら、フォローして、引率する気持ちで走るのだよ。 あのときは、そんな気持ちで連れてきたんだからな。」と、言い聞かせながら一緒に走りました。

最初の上りで、現実はやってきました。 上りの半分くらいまでは、調子良くM2号と同じようなペースで走りました。(きっとM2号は手を抜いていたのであろう・・・) 何年振りかの風景に懐かしく感じながら坂を上る。 坂の勾配までがだんだん思い出されていくと、「あ〜 ここからは急坂だったなぁ。 こんな調子じゃ最後まで厳しいぞ。」なんて考えながら走る。 途中からは次第に引き離され、マイペースで走ることに。 山頂まで残り1km地点の休憩所から引き返してきたM2号と合流。 そして、休憩ポイントへ。 止まると走り出せなくなりそうなので、くるくると脚を休めながら休憩。 そして、最後の1km。 とにかく急なため、辛くて大変。 見る見るM2号には離されていくが、途中持ち直し、差を詰めるも、勾配が緩くなったところで逃げられてしまう。 昔は2号の泣きっ面をここで見られたのに。 完全に逆転だ。

シングルトラックの入口ですが、せっかくなので高鈴山頂へ。 すっかり整備され、トイレもあれば、展望台もある。 僅かに霞んでいるが、遠くまで見渡せる。 高い山は、ここと神峰くらい。 あとは、ずっと遠くまで山はない。 丘が続く感じ。 ゆっくりと休憩でき、久しぶりの山頂を満喫できたので、いよいよシングルトラックへ。

単調なアップダウンを2〜3回ほど繰り返すと、右のコーナ。 「そう言えば、ここにバンクさせてクリアしたなぁ」と思いながらコーナに進入するが、したつもりになってるだけで、きれいなライン取りにはなっていない。 「あれ?」 斜面をトラバる水平道でも、スピードに乗せて、コーナをクリアできない。 「ありゃりゃ?」 御岩山頂直下の急な下りも、途中で足を付く。 「なんだよ!これ!ダッセ〜!」 と、自分が情けなくなる。 月一でも、年一でも、このコースを走っていれば少しずつ出来なくなったと感じることを、何年振りかで走ると全く走れないことに無理矢理気付かされる。 ここは、こう行けたじゃん。 そんな感覚がよみがえってくる。 

上りにしても同じだ。 ここではロー2枚残してここまで上って、最後で1枚保険で登頂して、間髪入れずにシフトアップして下り始める! なんて、やってたのが、ロー2枚の地点でもう後がない。 それにうまくトルク掛けられず後輪が空回り。 当然押し! 

それでも、M2号から大きく遅れをとることはなく、なんとか着いては行けた。 それでも神峰山からの下りでは、少しではあるが感覚を取り戻し、バンクの連続コーナーでは、気持ち良く体重移動ができ、うまく走ることができた。 これに気を良くしたのか、その先の高速直線セクションでは飛ばし過ぎ、ここまでは良かったが、その次のロックセクションで大転倒。 かなり減速はしていたが、前輪を取られ、右ひざから落ちて、岩に叩きつけた。 転倒の瞬間、「お〜!」と叫んだが、先を行くM2号には聞こえなかったようだ。 あまりの苦痛に立ち上がれず、その場にうずくまって、立ち上がることもできない。 ひざからは流血してるし、かなり痛い。 

しばらくしてから気を取り直して、身体を確認。 痛いところは右ひざだけ。 他は特になし。 自転車は、走行に支障はなさそう。 あちゃ〜フレームに傷が・・・新車なのに。 まだ3回目。 と、とりあえず冷静に見れば走れそうな感じなので、起き上がる。 自転車にまたがってみるが、とりあえず走れそう。 ゆっくりと下り始めると、M2号が下から上がってきた。 「コケたんですか? あちゃ〜血が出てますよ。」 とりあえず、走れそうなので、下ろうと。 その後は、集中力が切れたのか、土の道で2度ほどスリップして転倒。 良く見りゃブロックは泥で目詰まりしてるし、これじゃグリップしないですよ。 そんな状況のなか、最後の下りを慎重に下りました。 清掃センターの切通しに出たときはホッと安心しました。 でも、この階段を下るときの膝の痛みは半端じゃなかった。 辛かった。

あとは、清掃センター、神峰公園を通って、国道6号までの下り。 ここで、膝の痛みはなんとかなり、諏訪梅林まで帰ることができました。

諏訪梅林は、夏休みの子供達で賑わい、楽しそう。 その脇を流れる川で脚や腕を洗い、M2号は川の中に全身で入って暑くなった身体を冷ましていました。

 

 

その他

諏訪梅林は小さいながらも、春にはキレイな梅が咲きます。 春先に合わせれば、梅の花を堪能することもできるでしょう。

また、今回のような夏でしたら、梅林脇を流れる川でたくさんの子供達が川遊びをしています。 それに梅林の間では、バーベキュなんぞで、盛り上がる大人もいて、楽しそうです。

贅沢を言えば、家族や仲間でここに遊びに来て、家族連れは子供達と川遊びに興じて、大人たちはバーベキュを楽しむ。 そして走る人は3時間ほど走ってきて、帰ってくれば冷たい川で汗を流し、冷たいビールにバーベキュなんて最高でしょう。 こんな協力者がいれば大歓迎です。

 

周辺地図

 

 

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