うっかり八兵衛カップ 春休み編'04

うっかり八兵衛カップ 春休み編'04

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名称 うっかり八兵衛カップ 春休編
日程 平成16年3月28日
天気 晴れ
結果 55位/約140チーム (S氏 A氏 わたくし)

前夜祭

 毎回書いているが、このレースは、自宅から一番近いところで開催されるレースである。 しかも、耐久レースなので、複数名で走ることになる。 このため、いつも走るメンバーが前日から我が家に来て、前夜祭と称して宴会をする 走れなかったときのための言い訳作りでもある。

 今回のレースでは、残念ながら1チームの参加となり、3人での宴会となった。 3人の紹介は、私本人、S氏(碓氷峠で涙目になった彼)、A氏(前前回の秋の大会で靭帯断裂復活をとげた)。 

S氏は埼玉県から我が家まで1時間半の工程を一人飛ばしてきたらしい。 秋のうっかりの時にはなかったが、今回はひたちなかICにETCゲートができたので、楽になったとのこと。 この田舎の末端のゲートにもとうとうETCが付きました。 我が家でも導入を検討中です。

とはさっそく買い出しに。 今夜のメニューはS氏の希望により手巻き寿司になりました。 食材の買出しは那珂湊漁港。 新鮮な魚がたくさん。 観光客も多く、賑わっている。 その中から、大きな刺身の盛り合わせを2つとマグロの柵を1つ買ってきた。

家に帰ると、まず米を炊き、それから諸所の準備作業に。 でも、なんだかんだで時間を要し、飲みが始まったのが7時過ぎ。 しかし、今までの宴会といった風景ではなく、我が家にS氏がお客さんで来たような感じ。 激しくもなく、自分のペースでゆっくりと飲む。 金曜日に私もS氏も送別会でしっかりと飲んだため、今夜は酒が進まない。 ちなみに自分は13時まで起き上がれなかった。 こんなにゆっくりとしたペースで飲みつつ、手巻き寿司なんて食べてると、次第におなかは一杯になり、飲む気持ちも弱くなってくる。

そんなところにA氏があ来たところで、激しく酒飲みを再開することもなく、次第に宴が小さくなり、S氏が一番に眠ると、更に消極的になり、お開きとなったのであった。 時刻は0時を回ったところか。

 

 

起床!

朝起きると、今までのうっかりの朝とは比較にならないくらい、普通だった。 頭が痛いとか、気持ち悪いとか、そんな気持ちはあんまりしない。 朝食もしっかりと食べた。 自分の出発の用意をして、A氏とS氏を起こし、彼らに朝食を与え、出発です。

途中のコンビニで買出しを済ませ、会場に向かう。 会場に着くと、受付終了前20分前。 ここ数年で一番早い。 まるでやる気が復活したかのようです。 でも、試走はする気ないし、着替えもせずに、駐車場でダラダラしてるのは相変わらずか・・・

 

 

スタート

スタート前にプログラムと会場を見回すと、有名どころがしっかりといる。 今回は竹谷さんが参加してた。 日本で一番早い彼が、こんな片田舎の草レースに出場するなんて、ここのレースレベルはとても高い。 ソロで3時間走ろうとする人の中には、エリートクラスの人までいる。

そんな観察をしながら、スタートの時間を待つ。 とは言っても、やる気、モチベーションが上昇することもなく、第一ライダーを誰にするかもまだまとまっていない。 

メンバーの自転車は前回紹介したのでここでは割愛。 年代ものの自転車で参加しているのです。 今日にも、自転車が壊れてもおかしくないような状況です。

 

レース中のこと(1)

結局スタートライダはS氏に決定。 集団にもまれながらスタートを切りました。 先頭は竹谷選手が引いております。 シングルトラックの入り口までにベストポジションを取るために、みんな必死で走ってます。 S氏はまんなかあたりで、ピットの脇を通り抜けていきました。 

今回から本大会に導入された新兵器がバーコードリーダです。 周回ごとにバーコードリーダの前で手をかざすと、周回数がカウントされるのです。 ただ、ピットの前で、片手をリーダに通すので、面倒くさい点もありました。 しかし、残念なことに本リーダは動作不良のため、途中から使用が中止となり、従来どおりの目視確認となったのです。 なんでも初期トラブルは付いてくるものです。 次回のレースに、この結果を反映させてもらいたいと考えます。

 

レース中のこと(2)

こんなことがあって良いのだろうか。 S氏が18分たっても帰ってこない。 いくらなんでも、そんなに遅いわけがない。 パンクか、こけたか? そんな不安の中で待ち構えていると、やっと帰ってきた。 なんとシートピラーが根元から折れているのです。 こんなことってあるの? なんて驚きの方が多くて、すぐにはスタートできませんでした。もう残り時間は1時間を切っていたので、最後の順番と割り当てを考えていたのですが、全てがパーに。 次の周回で終わりのはずだったのですが、S氏の分までと2周することに。 

走ることにはなんとかなるもので、最後の1周分の力を2分割して走りました。 なんとかなったものです。 そして、A氏と交代。 頑張れば彼ももう2周行けます。 頑張った挙句、なんとか彼も2周でき、なんとか走りきることができました。

しかし、ピラーが折れることがあるなんて、レース会場で時々見かけるけど、仲間内では初めての経験です。 折れた部分は、竹を切ったように鋭利な部分もあり、あれが刺さってたら、きっと大怪我だろうなという状況です。 彼曰く、二段坂に対向する部分を過ぎてからの段差でガクンときたら折れてた。 そのままカメラマンに突っ込んで行ったけど、幸いなことに転倒することもなく、体は無事に済んだということです。 確かにあの下りでの、少しスピードが乗ってくる部分では、ちょっとの油断が大怪我になるところでした。 いずれにしても良かったです。

でも気になるのはそれよりも今後の話。 あの自転車も年代物でいまだにカンチブレーキが付いているような自転車。 まさかピラーだけ交換なんてのはないよなぁ。というのが、周りからのプレッシャです。 フレームについても、アスクルのカーボンチューブは軒並みラグから抜けたり、折れたりとしているのに、いまだに乗ってます。 いい加減に壊れても文句は言えない状況でしょう。 本当に乗り続けるの?

 

 

ゴール

スタートから3時間やっとレースは終わりです。 でも最終ライダーとして走っているA氏は時間ぎりぎりで最終周回に入れたため、まだまだ帰ってきそうにありません。 既に走り終わったメンバーは着替えやら、荷物のまとめとか、身の回りの片づけを始めました。 スタッフが無料で配給しているトン汁を頂き、冷えた体を温めます。 少し風が出てきたので、会場も日陰は寒くなってきました。

今回はしっかりと走りました。 私が5周、A氏が4周、そしてS氏が3週です。順位は50番程度か。 ま、あんまり走りこんでいなかったのもあるし、自転車が壊れたのもあるし、秋はもう少し走れるようにしましょう。

A氏が帰ってきた頃は、ピットも日陰に入ってしまい、風も少し出てきたので、少し肌寒い感じでした。 A氏にも少し休憩の時間を与えると、撤収です。 いつも撤収が早いと仲間からもスタッフからも言われており、今回もあっという間の撤収でした。 

 

反省

今回は前夜祭の人数が少なかったこともあり、ゲロを吐いてまで走るようなことはなかった。 確かに、頭痛もなければ、気持ち悪さもあまり感じなかった。 やはり自転車レースとはこういった状況で走るのが一番であるということは、頭ではしっかり理解しているし、そのとおりだと思う。 しかし、メンバーが多くなれば、どうしても酒も増え、二日酔いにならざるを得ない状況です。

今回幸いしたのは、金曜日が会社の送別会で土曜日の昼過ぎまで二日酔いで立ち上がれなかったため、前夜祭では飲めなかったということかもしれません。 それにメニューが手巻き寿司だったということから、おなかがいっぱいになってしまい、飲めなかったということも考えられます。 反省なのかどうかは分かりませんが、金曜日にしっかり飲むと、うっかりでは走れるといった教訓を得ることができました。

次に、我々の自転車です。 年代物の自転車に乗っているので、いつどうなってもおかしくないのが現実です。 S氏のアスクルも今回ピラーが折れてしまうという結果になりましたが、フレームそのもののかなり走っていることから、いつ折れても、ラグが抜けてもおかしくありません。 自分のトレックも95年モデルだからもう10年です。上りでハンドルを引き付けて走っているとYフレームのどこからか、ギシギシといった音が聞こえてきます。 フレームに響いて音が大きく聞こえるのかもしれませんが、正直言ってその後の下りなんて少し怖いものがあります。 うっかりなんてのは、最高速度がそうそう速くありませんが、たとえば王滝村100kmの場合では最高速が50km/hくらい出てるので、あの状況でフレームがいってしまったら、きっと自分は大変なことになるでしょう。 そう考えると、もう自転車も買い時かもしれません。

そんな気持ちでレース中もいろいろな人の自転車を見ていたのですが、なかなかピンとくるものがありません。 トレック及びその傘下、スペシャ、ジャイアント等が大部分を占め、これは!という自転車がないのです。 大きな完成車メーカだと安く入手できるので良いのですが、どうしても没個性化してしまう。 かといって、ちょっと珍しいフレームで組むと値段も高くなり、なかなか手が出せなくなってくる。 難しいですね。

それに今乗ってる自転車も古くともフルサス装備なので、いまさらハードテイルなんてのは身体が耐えられないかもしれません。 そう考えると、またもフルサスか?とも思います。 しかし、フルサスは流行りがあるので、買ったところで数年後にはもう古臭くなってしまう。 その点、ロードなんてのは、古くなっても十分格好良く乗ることができるし、そもそもピカピカに乗るからね。 そう考えると、なかなかこれだ!と決断することができません。 なにせ今使ってるパーツがXTRだから、さすがにXTに落とすことはできないしなぁなんて考えたりもするし、自分の衰えた身体にはXTで十分かもしれない。 それは財布と妻と相談になりそうだ・・・

 

写真集

ここのレースではHPでリザルトと一緒に写真も掲載してくれるので、自分の走る姿を見ることができます。あんまりたくさんの人数でチームを組んで走ると、それだけ写る機会が少なくなるのでご注意を

 

これは自分                  A氏

 

S氏(カッコ良く走る姿と、なぜかサドルを持って・・・)

自分です

 

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