忘年ラン'03

忘年ラン'03

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名称 忘年ラン 南房総周辺
日程 平成15年12月13日
天気 晴れ
結果 怪我も無く、楽しいツーリングでした
走行データ 走行距離:68.3km 正味走行時間:2時間45分 (5時間強がツーリング時間)

概要

 毎年恒例の忘年会を兼ねた忘年ラン。 これまでのパターンでは、伊豆がここ数年の走行場所であったが、今年は趣向を替えて房総となった。 忘年会も兼ねると言うことから、走りは適度に、そして酒は大いにという趣旨である。 しかし、皆がだいぶ年も取ってきたし、体力も低下してきたということで、走るコースにも気を使う。 幸いなことに房総は伊豆と違って、コースを平坦に取れることから、年寄りには良かったようだ。 伊豆では海岸沿いを走ってもアップダウンがきつくて、大変である。

今回の場所は千倉温泉。 ちょうど房総の突端をぐるッと回るには都合の良い場所。 民宿に集合し、そこからスタートである。 忘年ランは家族連れで来る人達もいるため、走らないご婦人や子供達のために、近くに遊び場所があるような場所を選んでみました。

さて、走りのほうですが、今回は久しぶりに走る人が多かったです。 前回の秋のツーリングのメンバーにもう一人、元エリートライダーが加わりました。彼のマシンはCOLNAGO C-40、何年ものでしょうか。 これにDURA-ACEフルセットという仕様。

他のメンバーの自転車は秋のツーリングを参照ください。 そうそう忘れてました。 前回、S氏が乗っていた年代物の自転車。 今は亡きアスクル(横浜ゴム製)ですが、その後の練習中にラグからパイプが抜けて、走行不能に。 よって今回はマウンテンバイクにスリックタイヤを履いての参加になりました。

 

集合

集合時間はいつも守れないのもこのメンバーの常です。 なにせ、住んでいるところがバラバラ。 一番遠いのは結局は私のようです。 前夜に千葉の実家に帰っていたため、朝はそんなに早く出なくて良かったのですが、帰りはやはり大変でした。

その他の人たちは、東京、神奈川、埼玉からの参加です。 神奈川組については、アクララインを通ると時間的には比較的簡単に来ることができますが、金銭的にはかかるようです。 その他、都内や埼玉からはやはり時間がかかったようです。

結果的にスタート時刻は11時頃。 ま、急ぐこともないので適当に出発です。

 

スタート

天気は快晴、風は弱く、自転車に乗るには快適な気候です。 房総だと12月に入ってもこんなに暖かで快適に走れるなんて、自転車乗りには快適な場所です。 しかも今回のコースはほとんど平坦。 千倉から時計回りに房総を野島崎、州崎と回って帰るという周回コースを設定しました。

時計回りなので、常に左側に海を見ながらの走行です。 6人で並んで走っているので、海ばかり見ていると追突してしまうので、それなりに緊張しながら走りました。 とは言っても、久しぶりに会う仲間なので、路肩の広いところでは、並走しながら会話を楽しみました。

走行速度は入りで28km/hくらい。 快適なペースでM氏が先頭を引いていきます。 一番強い彼が先頭を行くため、後ろで観光休憩をしたくとも許してくれず、どんどん先に進んでしまいます。 房総最南端の野島崎を通過する際も、後ろの方では休憩してなにやら遊んで行きたい様子だったのですが、先頭を行くM氏は目もくれずに突き進んでいくのです。 近くには海産物を炭火であぶったものが、醤油の香ばしい香を漂わせながら、誘っていると言うのに、エリートM氏には全く気に止めることもなかったようです。

 

楽しく走ろう!

走りは楽しく続きます。 海は青く、キレイで快適。 道路の周りには花畑があって、目も楽しませてくれます。 きっと、夏は夏で、水着のおねーチャンが目を楽しませてくれることでしょう。 でも、車が多くて、暑くて、自転車で走るところじゃないでしょうね。 やはり、房総を走るなら冬期なんでしょうね。

海岸沿いのR410号と並走して、海岸沿いの道があるので、とても快適です。 しかも、信号も少なく、自転車にとっては、快適。 勾配も少ないのでLSDには持って来いの道です。

野島崎を過ぎると身体も温まり、ペースも上がります・・・としたいところですが、トイレ休憩。 その休憩も長く、久しぶりなので話が弾みます。 そのため身体はすっかり冷えるまで休憩してしまいました。再スタートを切って、快適に飛ばし始めると、対向車線にも自転車の集団が。 やはりこんなに気持ちの良いコースには自分達以外にも自転車の人たちが走っていたのです。

広く、直線的な道から、少し狭くなり、少し勾配も出てきました。 とはいっても、今までのペースを崩すこともない、ほんの小さな勾配です。 ちょっとした高台から海を見下ろすような道にでました。 すると州崎の灯台が見えてきます。 灯台の下に自転車を停めて、階段を上り、灯台へ。 ここからは対岸の三浦半島が良く見えます。 たしか、集合時間前の早朝では富士山までキレイに見えてたっけ。 冬の房総は、快晴率も高いし、西側からは富士山も良く見えるし、穏やかな日差しの中の唯一の観光でした。 記念撮影をすると、再び車上の人に。

州崎はちょうど千倉から一番遠いところです。 ここを折り返すと、残り半分。 ペースも軽くなるのか、それとも疲れが出てきたのか。 ボチボチお昼ですが、なかなか食事処が見つかりません。 結局はコンビニで済ますことに。 ま、夕食は刺身の舟盛りの予定なので、昼は軽く済ませても・・・

食後は宿に戻るだけなので、頑張って走ります。 予定では、東に向かって走る近い道を通る予定でしたが、いつの間にかR410に乗ってしまい、引き返すことができなくなしました。 予定では、峠道などない予定だったのですが、途中から山間部に入り、山を登っていくので、おかしいなと思ったのですが、集団でペースも良く走ってたので、気にも停めずに走りました。 途中の峠のトンネルまでの登りが今回の唯一の峠らしい峠でした。 ここから一気に海まで下ります。 するとR410で野島崎の手前に出てしまい、朝と同じコースを逆走することに。 

朝とは光の加減や、向きも違うので、また違った気持ちで走ることができました。 コースは少し遠回りとなったため、全部で70キロ弱となりましたが、これくらい走れて良かったのかも。 当初の周回コースでは少し物足りなかったかもしれません。 特に来年エリートライダーにとっては、負荷が少なく、ずっとフロントはインナーで脚を回してました。 千倉の市街地に入ると、まもなく宿に。 今日も事故もなく無事に走り終えました。

 

夜の話

到着が15時過ぎでした。 それから宿の温泉に入ると、早速ビール。 風呂から遅く出てきた人は残念ですがビールは残ってないので、酒の買出しに行くことに。 先に風呂から出て、飲んだ人は特です。 もうすっかり始まってます。

買出し部隊が帰ってくると、次から次へとビールが空けられていきます。 まだ食事まで時間があると言うのに。 すっかりお決まりのパターンで宴会が始まりました。 食事まで待てない腹を空かせた男達が貪欲に酒を飲み始めるのです。

夕食は舟盛りと魚メニュー。 また振り出しに戻って、ビールから始まり。 刺身を食べ、ナベを突付き、今日の走りから、今年の走りを振り返り、話が弾みます。 今年は例年になく、大勢で走る機会も多く、楽しい一年だったと盛り上がります。 元エリートライダーも、衰えてしまった身体をなんとかしようと、来年は頑張るとの決意を新にしました。

その後、部屋に戻って、再度飲み始めたのです。 全く良く飲む集まりです。すっかり満足し、酔っ払った。 何時まで飲んでたのか良く覚えてないが、多分いつものパターンだと自分が一番に眠ってしまったのでしょう。 その後のことは、誰が一番知っているのでしょうか。 知っている人は、この続きをお願いします。

 

翌日

天気は快晴。 今日もサイクリング日和。 しかし、自分は帰るのに時間がかかるので、直帰。 M氏とS氏は鴨川方面に向かってツーリングしてから帰ったそうな。

自分の帰るコースも鴨川方面経由だったのですが、こちらも快適な直線的な道が続き、自転車にとっても快適な環境のようです。 来年のコースは皆がレベルアップして、房総丘陵方面を走れると、楽しいかもしれません。 でも、あんまり疲れると夜に差し障ることになるので、やはり今回のような平坦コースが良いのかもしれません。

 

後日談

その後、チームメンバーとメール等で連絡をとりました。 参加した人、参加できなかった人。 いろいろといましたが、かなりの好評に終わったようです。 今まで何度も開催された中でも、走った人数が多いこと、暖かかったこと、そして勾配が少なかったことが大きな要因のようです。

翌日走った人の話だと、穏やかな天気の中、快適な走行を楽しめたそうです。 鴨川の方まで走って、それから少し山中に入って、しっかりと走ったそうです。 結局、走り終わったのが14時過ぎで、それから帰路にたったそうです。

また、お土産に「くじらのたれ」なるものを買って帰った人にとっては、なかなかの珍味だったそうです。 ビーフジャーキーに似た食感を楽しむことができたとのこと。 ちなみに我が家では、塩味としょうゆ味を買って帰りました。 初めに焼いたものは、焼き過ぎて一部が炭になってしまったのです。 この部分は苦くておいしくなかったです しかし、程よく焼けた部分については、ふんわりとしたジャーキーのような食感に妻もビールに合うと楽しんでおりました。

また自宅に帰ってから、各自が撮影したデジカメ写真が公開され、酔っ払って記憶が不鮮明だった部分が証拠として見せ付けられ、困った人も一部にいたようです。 自分も途中から覚えてなかった方の口なので、断片的な記憶がつながったような気がします。

いずれにせよ、今回の忘年ランは成功に終わったようです。 来年も房総で開催することとなりそうです。 子供の出産と重なり、出席できなかった人曰く、「来年も房総でやってくれ! 子供連れてくには、近くで助かる。」とのこと。 

 

南房総に至った経緯

そもそも忘年ランは、「年末くらいは宿に泊まって、ゆっくりとしたいね。」ということから始まりました。その頃は、基本的にテントか車中泊。 雨の中でも雪の中でも同じ状況でした。 しかもMTBが中心だったため、どうしても山中を走ることになり、積雪や凍結の危険性がありました。 当然寒いので、「一年に一度くらいは宿で暖かい夜を・・・」という思いがあったのでしょう。

忘年ランを始めたその頃は、今では富士見パノラマで有名な富士見から入笠山を越え、高遠に下って泊まるというパターン。 翌日は、周回をとって富士見へ戻るといったコースでした。 なぜかここでの忘年ランが多かったです。 もともと林道ツーリングが好きなメンバーだったので、全線林道未舗装という環境が良かったのでしょう。 機会があったら、このページでも紹介しましょう。 

そして、’97年頃から場所を変えてみようと、伊豆で開催されることになりました。 長野県より伊豆の方が暖かいだろうという単純な理由からです。 最初の歳は、やはりMTBの気分が抜けなくて城ヶ島に宿をとったのですが、あいにく豪雨で集合するのもままならない状況の中、夜の宴会だけ実施しました。 翌年からは伊豆の海岸線をロードで走ろうということから、昨年まで伊豆での忘年ランが継続していました。 しかもなぜか西海岸のみで実施されており、どこを走ってもきつい坂があり、走る人数も限定されてきていたのです。

そこで今回は趣向を変えて、千葉県の南房総にしました。 伊豆とは全く異なり、海岸線は基本的に平坦路が続き、気候も暖かです。 また、メンバーは茨城、埼玉、東京、神奈川からの参加なので、東京湾アクアラインを通れば、神奈川県からもわずかの時間で行くことができます。 結局は、茨城県からの参加が一番遠くなるようですが・・・

 

走ったコース

 

写真

集合写真 左から M氏、S氏、N氏、H氏、A氏、A氏

本当は後ろに富士山が見えるはずだったのだが・・・

 

わびしい昼飯風景@コンビニ駐車場

 

夜は豪華な舟盛り タイやヒラメやアワビや・・・

 

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