秋のツーリング in 那須2003

秋のツーリング in 那須2003

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名称 秋のツーリング 那須温泉周辺
日程 平成15年10月11日
天気 晴れ
結果 怪我も無く、楽しいツーリングでした
走行データ 走行距離:63.9km 正味走行時間:2時間55分 (5時間強がツーリング時間)

概要

 うっかりの前夜祭や反省の中で書かれているように、秋のツーリングを決行することになった。 目的は温泉とお酒。 もちろん、一番の目的は皆と楽しく走ることである。

今回の場所は那須。 ちょうど紅葉の時期と重なったこともあって交通量も多かったが、走ったコースそのものは気持ちよく、快適に走ることができた。 宿は、りんどう湖ファミリー牧場の近辺にとり、そこに集合、スタート、ゴールとした。 コースはそこから那須温泉を目指し、那須岳頂上は目指さず、途中から那須甲子有料道路を経由して、R4を走って、最後は宿まで戻るといったコースである。

メンバーはうっかりと同じメンバー5人で走った。 ここで、各自のバイクを紹介しておくと、私はCOLNAGO C-40 B-stay、これにDURA-ACEフルセットという仕様。 N氏(酒エリート)はCOPPI KT-2にDURA-ACE仕様。M氏(エキスパートライダ)は、MTB命でロードは練習のみと豪語するだけあって、ロードはビアンキにアルテグラ仕様で我慢。 S氏は(碓氷峠で涙目になった彼)はまたまた年代物の自転車。今は亡きアスクル(横浜ゴム製)にDURA-ACE仕様。 最後にA氏ですが、COLNAGO MASTER OLYMPICにアルテグラで組んだものです。 マウンテンバイクに比べると少しは新しいものに乗っておりますが、基本的には最近の自転車としては私のC40くらいでしょうか。

 

集合

今回は那須で集合のため、集合までにかかる時間にかなりの差が生じております。首都高を通過する必要のあるN氏とM氏は朝5時に家を出たものの、集合時刻の9時には到着していません。S氏とA氏は埼玉県なのですが、S氏は東北道の矢板での事故渋滞に巻き込まれ、同じく集合時刻には間に合いませんでした。 私については、茨城県ひたちなか市から2時間程度で行けるため、余裕を持って移動することができました。

結局、全員が集合したのはスタート予定時刻の10時を過ぎており、準備には更なる時間を要するのでした。 何はともあれ、皆が無事故で集合することができたので、楽しいツーリングが始まりそうです。

集合に当たって、ひとつ大きな問題が生じました。 宿が怪しいのです。 一番に着いたのがA氏なんですが、宿に声をかけても誰一人出てこないらしいのです。 それにHPで見た宿がどこにも無いのです。 いったいどの角度から見るとHPと同じに見えるのだろうか。 不安にかられて、幹事長S氏や私に電話をしてくるのです。 幸い、私はすぐに到着したため一人での不安は解消されたのですが、確かに宿には人の気配が感じられないのです。 羊が2頭メ〜メ〜と迎えてくれているだけなのです。 かなり時間がたった頃、軽自動車のオヤジが来て、中に消えていきました。 なんの声もかけるわけでもなく、車から降りるとそのまま消え入るように中に入っていきました。 今夜、泊まるところがあるのか不安になりました。

全員が集合してからトイレを借りに行ったりすると、先ほどのオヤジがいるではないですか。 なんという不思議な感じ。 それに宿の中も合宿所のような雰囲気で、部屋がたくさんならんでる。 どうみてもHPで紹介していた宿とは大違い! 今夜は他に人はいるのだろうかと不安にもなるし、合宿所のようなところなので、まさか女子大生のテニスサークルの集団なんかいたらどうしようなんてオヤジらしい不安にさいなまれたのです。

S氏曰く「こんなに食わせるのかよ! というほど食べさせてくれるらしいよ」

一同は「こんなの食わせるのかよ! というのが出てきたらどうしよう!」という感想でした。

 

スタート

宿はかなり下の方に位置するので、それなりの上りは覚悟する必要があるが、やはり最初からいきなり上り始めるのは辛いものがあります。 結局、走って帰ってきたときに、最後にたくさん上るのは辛いだろうという気持ちから、下の方に宿を取ったというのが、幹事S氏の言い分のようです。

さて、走り始めるとエリートライダ氏が前を引きます。 走るのは一番速いのですが、なにせ一番年下のため何かにつけてイジメられてます。 「今日はエースを勝たせるために、お前はアシストに徹しろ!」なんて言って、水を持たせようとしたり、「パンクしたらお前のホイール外して貸せ!」とまで言う始末。 「こんなツーリングじゃつまらない! 一人で走ってる方が楽しいよ!」なんて泣き言まで出てきました。

そんな冗談を言いながらも快調なペースで上っていきます。 最初の交差点までにA氏が遅れ始めました。 A氏は王滝100kmにも一緒に出て、あまりにも疲れて自転車にも乗りたくなくなるくらいになったそうです。 その疲れなのか、一向にペースが上がりません。 そこからはI.C.からの道とも合流して、交通量も増えてきます。道も曲がりくねって、高度を上げていきます。 先ほど通過した交差点を先頭に下り線も渋滞しており、ヒマな人達がこちらを見ているので、あまりにも格好悪い走りはできません。

 

渋滞

観光シーズンでもあり、上の方は紅葉が始まっているような感じ。 渋滞するのも無理はありません。 上り方面には大きな渋滞は見られません。 下り方面は、先ほどの交差点を先頭に長蛇の列です。 温泉宿街を抜けようとするところで、なんと道路工事が行われております。 どんな契約なのか、どんな重要な工事なのかは知りませんが、このハイシーズンに片方の車線を全面的に潰して道路工事なんて何を考えているのか分かりません。 上りについては迂回路を使えばなんとか抜けられますが、下りについては迂回路もなく、ずっと上の方まで渋滞している状態です。

工事のタイミングをみて、激坂の工事区間を登りきりました。 対向車がずっと渋滞して伸びています。 そんな脇を登っていのです。 殺生岩の手前の広い駐車場で一旦メンバーを待ちます。 いくら待ってもA氏が来ません。 不安に待っていると、車と同じ迂回路を経由して現れました。

今回はツーリングとの名目なため、写真も撮りました。 殺生岩のところで休憩し、写真撮影まで。 いつもは一人で走るか、レースとは言っても人が走っている間は休憩しているので、自分の走っている写真なんか全くないのですが、こんなときくらいは写真でも撮っておきましょう。

 

楽しく走ろう!

殺生岩で写真を撮ってからは、勾配もきつくなってくるし、マジメに走り始めました。料金所付近は直線の辛い坂。 対向車は渋滞でヒマらしく、自転車で苦しんでる我らを見て喜んでいる様子。 勾配はきつく、楽しく走っている余裕がなくなってきました。 みんな必至に走ります。 なんとかM氏に負けまいと(無駄なアガキ)、必至で食いついていくのです。

軽井沢で涙目になったS氏はどうでしょうか? 今回もまた涙目寸前の状態のようです。 さすがにロードを組みなおしたばかりで、あんまり乗っていないと辛いことでしょう。

まもなくコースは頂上方面に向かうコースと、甲子道路へ向かう分岐に来ました。 今日は宴会を控えているので、疲れないようにとショートカットコースを選びました。 翌日、元気があったら、頂上までのヒルクライムの予定です。

急に下りとなり、身体が冷えましたが、すぐに上りが始まります。 やはり下りは快適でした。 ここからはアップダウンが続きます。

右には遠く景色が広がっています。 どこまで見えるのでしょうか? 茨城の山々まで見えています。天気も良く、空気もきれいなので展望は良いです。 下の方は紅葉には程遠い状態で、まだ木々は青々としています。

アップダウンを繰り返しているうちに、白河高原スキー場に到着。 差が開いてしまったので、ここで待つことに。 ここからはずっと下りです。 快適な気持ちの良い下りが続きます。 甲子温泉からは直線的な下りとなり、速度が増します。 快適に、高速で下りつづけます。

R4に出る手前でショートカット。 県道を走りました。 途中、腹が減ったので、蕎麦屋で昼食。 おいしいそばで腹を満たすと、再び車上の人となります。 

R4は交通量も多く、危険がイッパイ。 途中、上り坂などで登坂車線なんぞがあるところは路肩も広くて走りやすいのですが、それ以外のところがかなり道幅も狭く危ないです。 これまでは集団走行で楽しく風除けになりながら走ってましたが、ここでは危険です。 途中、交差点で後ろを振り返るとA氏がいません。 どうやら登坂車線でちぎれたらしい。 しばらく待つと現れた。 もうすぐわき道にそれて宿まで上り始めるので、ちょうど良いタイミングでした。

R4を離れると農道をゆっくりと登ります。 ほとんど車が通らないため、2列に並んで走ります。 ペースも速くないので、しゃべりながら楽しく走れます。 上りがきつかったり、下りが急だったりするコースだと、久しぶりに会ってもしゃべることなく解散になってしまうので、このようなのどかなコース取りと宿での酒は大切ですね。

そんなこんなしているうちに、宿に到着。 なんと他にも客が来ているではないですか。 少し不安も解消されて、走ってきた充実感と安心感とで満足な夜を迎えられそうです。

 

夜の話

到着が15時過ぎでした。 それから温泉に出向き、かなりゆっくりと入浴。 それから酒の買出しをすませて宿に戻りました。 酒代だけでなんと1万円。 おいおいそんなに飲むのかよ! 

17時には宿に戻ったのですが、夕食は19時からとのこと。 腹は減ってるし、やることは無いし、酒でも飲み始めるかということで、ビールが開けられた。 夕食までの2時間もあればかなり出来上がってくる。 昼食なんて「そば」だったからすぐに消化されるし、腹が減った状態ではすぐに酔いが回る。 そんなこんなでビールから缶チュウハイになり、次はワインかよなんてところで夕食のお知らせが。

メニューはジンギスカン。 またまた飲んで、食って、腹いっぱいになると、部屋で再度飲み始め。

ここでなんと、酒エリートが1番にお休みに! 大番狂わせでした。 そして、最後はA氏がテレビを見つづけて最後まで独走したようです。

 

翌日

朝から雨。 ヒルクライムの予定がなくなり、だらだらとチェックアウトギリギリまで宿にいた。 せっかくだから温泉に入って帰ろうと温泉に行ったが、考えることは皆同じで、満員のためこれも諦めてかえることに。 那須って男集団で楽しめるところって無いんですよね。 昼飯を食べて、そうそうに解散となりました。

 

走ったコース

 

初登場 メンバーの写真

 

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