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名称 | 霞ヶ浦サイクリング大会 |
日程 | 平成15年6月8日 |
天気 | 晴れ |
結果 | 2時間45分 |
概要 茨城サイクリング協会主催の霞ヶ浦サイクリングに参加しました。 霞ヶ浦は茨城県で一番大きな湖沼です。 周囲約90km。 そこを自転車で走るのです。 湖沼の周回コースのため、基本的にアップダウンはありません。 湖沼から少し離れたコースでは多少のアップダウンはありますが、ほとんどが平地だと考えて問題はありません。 ギヤの選択にも悩むことはなさそうです。 ただし、ここでの問題はただ一つ、湖沼を渡る風がどれほど走りに影響を及ぼすかです。 いかに人に付いて風除けとするかが課題でしょう。
スタートしました! 昨年の笠間センチュリで、スタート後まもなくダラダラに付き合っていたために時間を損失した経験から、今回は、同時刻スタートの人たちをとっとと置いて、自分のペースで走り始めた。スピードメータを見ても、時速20km/hそこそこなので、心拍もほとんど変化なく、脚にも全く効いてこない感じでした。 これでは反対にストレスが溜まるので、先を追うことに決めたのです。 少しずつペースを速め、集団から離れて行くと、同時刻スタートの中から一人だけ追従してきたのです。 今流行りのトレックに乗ってて、若いし、そこそこ走れそうなので、こりゃ幸いと、「お前、前行けよ! 若いんだから!」と、すぐに先を譲る。 若気の至りか、かなりのハイペースで風除けになってくれた。 35km/h位は出てる。 いくら若いとはいえ、「最後まで大丈夫なのかよ。」と思いながらも、元気なうちは先に行かせようと心に決め、先を行かせた。きちんと先頭交代はしながらも、少しずつ彼の引く時間を長くし、ペースをコントロールしていった。
集団走行 後ろから頑張って集団の後ろに付くと、先頭交代に加わらず、比較的楽に走れるということを笠間センチュリで学んだため、その戦法を採用する。 最初は10人くらいの集団で、先頭の3〜4人が先頭交代を繰り返している。 ところどころ、信号や小さな上りで中切れが発生する。 その度に置いて行かれまいと、前方集団に着いて行った。結果的に生き残ったのは4人。 しかし、走ってみると自分が先頭交代に加わらずとも、3人でうまく交代してくれるので、ただ着いて行くだけ。 楽に進むことができる。 交代に加わろうと、先頭に出ようとすると、なんだか拒まれているように感じられる。 赤信号で停止したときに、聞いてみると同じチームの仲間ということだった。 そうは言っても、せっかく1人加わったんだから、まわせば少しは楽になるのに・・・ とうとう一人になってしまいました。
一人旅 第1CPに着きました。 特にお腹も空いてないし、トイレは混んでいるので、先を急ぐことにしました。チェック印を押すだけで、再スタート。 誰もペースの合う人がいない中、ずっと一人で走ることになりました。 前 に人がいるなぁ〜 追いつくかなぁ〜 なんて走っていると、だんだん追いついてきて・・・追いつくぐらいだから、やっぱり自分より遅くて。結局、また一人になってしまう。 すると、今度は後ろから来るなぁ〜 なんて走ってると、だんだん追いついてきて・・・追いつくぐらいだから、やっぱり自分より早くて。結局、また一人になってしまう。 こんなことを繰り返しながら、マイペース。 もう指標になるものは心拍計とスピードメータのみです。 こんなにたくさんの人たちが参加してるのに、自分とペースの合う人が一人も居ないなんてすごく残念です。 きっと、同じペースだから追い着きもせず、追い着かれもしないのでしょう。 せっかくのイベントなのに半分以上が一人旅だなんて。 だったら参加費払わず、自分ひとりで走ってても同じですよ。
霞ヶ浦を渡る風 ウワサには聞いていたが、霞ヶ浦は風が大きく影響するのです。 霞ヶ浦大橋を渡ってから、風が気になりだしました。 しかも一人ですから、だれも風除けになってくれません。 自分の身体全身で風を受け止め、それに対抗して走らねばなりません。 まだ集団がある程度あれば、先頭交代しながらもう少し楽に走れたのではないでしょうか。 それに、一緒に走る人がいれば、それだけで元気も出るし、やる気も出てくる。
コース 霞ヶ浦一周のコースは、多種多様です。 最初の半分は、バスも走るような一般道をひたすら走ります。 田んぼの中の一本道で、路肩が広いところから、街中の路肩もないような狭い道もあります。 後半は、霞ヶ浦湖畔の狭い道。でも、きちんと舗装はしてあるし、自転車で走るには快適な道。そして最後は駅前のゴチャゴチャとした雑踏と・・・ 最初の道は、走る人も皆元気だし、しかも集団がバラケないために、車との接触の可能性が非常に高く危険がいっぱい。 走ってても、かなり怖かった。 自分の場合は、数人で大きな集団を抜き始めるのだが、集団全部を抜ききれないうちに、後続車が来ると、集団の中に強引に入り込むか、集団を全部抜くまで後続車を待たせるしか方法はない。 どちらにしろ、危険な走行であり、問題は多いと思います。 逆コースにすれば、後半になるので集団がバラケてると思えるので、この点は解消されるとは思うがまた別の問題はありそう。 次に後半の湖畔の道。 車幅は広くないが、釣り客、ランナー、散歩の人が多くて、快適には走れません。 特に釣り客の路上駐車の区間については、いつ人が出てくるかわからなく、結局は徐行を強いられるため、走りは伸びません。 歩行者にしても、犬の散歩なんていつ犬が出てくるか冷や冷やです。 歩行者とのトラブルだけはサイクリングイベントで避けなければならないと思うし、自転車が加害者になるのは問題がある。 コースの後半だから、集団もなく、途切れがちに走るし、速度もスタート時ほど速くないのでこの区間は無事に走ることができるとは思う。しかし、前にも記載したが、逆コースとなればここを大集団で走ることになるので、危険がいっぱい。やはり、前半部の集団での危険をとっても、後半の狭い道でのトラブルを避けた方が良いのでしょうか。 それから、一部、コール案内が悪くて、砂利道を走りました。 自分のチェックミスかわかりませんが、コースどおりに走ったつもりでいたら、砂利道に入ってしまいました。 前行く人を含めると20人程度が行き先がわからず、田んぼのあぜ道を走って、コースに戻りました。 ロードタイヤで砂利道は恐怖です。 残り3分の1くらいのところで、パンクなんて考えるとイヤですね。 最後に街中に戻ってくると、交通量も多く、走りは制限されます。路上駐車の脇をかすめ、バスにあおられながら、ゴールに向かって走ります。ここまで来たら、あとは慎重に走るだけ。 最後の最後に一番交通量の多い市街地を走るのは、精神的にも疲れます。
霞ヶ浦の不思議 霞ヶ浦センチュリの参加は初めてでしたが、「???」と思うところがありました。 知り合いのオヤジさん(70過ぎ)も本大会に参加しました。体力に自信がないため、フリー走行の部門を選択したそうです。それで、さらに時間的にも余裕が欲しかったらしく、朝一番の電車で輪行して参加したそうです。受付はまだ立ち上がってなかったらしいのですが、フリー走行なら勝手にスタートして構いませんとのこと。オヤジさんは一生懸命スタートしました。 当然、朝早いので案内係は路上には散らばっていません。 地図を見ながら、頑張ってゴールを目指したそうです。 でも、これで参加費払うのっておかしくないですか? 確かに最後には完走証を頂いたようですが、走行に関してはほとんど管理されていないようなので、「?」と思ってしまうのです。
ゴール 第2チェックでは疲れたので自転車から降りました。ドリンクを支給されて、ホッと一息。休むこともなく出走しました。 最後は、蓮田の中を走って街に向かいます。 蓮田の向こうに霞ヶ浦が見え、さらにその奥に土浦の駅前の町並みが見えます。 まだまだなのかと思いながらも、最後の力を振り絞って走ります。 ペースも最初ほどは速くもなく、完全にマイペース。 サイクリングよりは速く走れますが、全開には程遠い。前後には誰も走っていないし、もう心拍計とスピードメータしかペースを確認するものはない。 土浦の市街地に入ると、急に交通量が増えてきた。 二車線道路の端には路上駐車があふれ、それを避けると後続車にあおられる。 交差点の度に信号で止められ、スタートとダッシュを繰り返すので、脚にもこたえる。 あんまり気持ちの良いものではない。 しかし、ここを抜けなければゴールには着かない。 いい加減、市街地にも飽きてくると、川沿いの道に案内される。 もうすぐゴール。 風車も見えてきた。 あとは、公園周辺道路を走ればゴールである。 ゴールでは、係員が「おつかれさま」と無機質な挨拶で、チェックシートを奪っていった。 「なんだそりゃ?」 そのために転びそうにもなる。 走ってきた人に対してあの態度はないんじゃないの?って感じ。 ちょっとムッとした。 ゴール付近で、ご主人の帰りを待つ奥様に救われました。
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