旧碓氷峠と中山道

旧碓氷峠と中山道

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名称 秋のツーリング
日程 平成14年11月3日
天気 晴れ
結果 怪我も無く、楽しいツーリングでした

走行記録  

 集合場所は碓氷湖。横川から碓氷峠に向かって、バイパスとの分岐を旧碓氷峠方面に進み、車だと約5分くらいのところだ。旧信越線の碓氷峠を走る線路の軌道後が散歩道になっておりたくさんの観光客が訪れるようだ。

集合時刻は8時。まだ誰も居ない、寒々しい湖だ。少しでも日向に居られるように車を移動させ、駐車した。一緒に走るS氏はまだ到着していない。しばし車の中で仮眠をとる。彼が到着すると着替えを済ませ、走る準備をした。

10時スタート。碓氷湖の前から旧道を走り、峠を目指す。碓氷峠の上りは勾配もゆるく、走り始めの身体にはやさしい路面である。しかし、しばらく走っていないS氏には応えるらしく、なかなかペースが上がらない。ときおり、旧道から見上げると軌道後が走っており、その上を観光客が散歩している。季節的には晩秋だが、気候はもう初冬である。日陰は寒い。

峠もまもなく制覇する。たいしたことはなかった。軽井沢の街に向かって下る。この峠は、群馬側からがきつくて、長野側からは標高差も少なくたいしたことはない。よって、下りもあっというまに終わり、軽井沢駅前に到着した。

軽井沢駅前を北上し、旧碓氷峠の看板があったので曲がる。 観光客だらけ! マウンテンバイクにヘルメット被って、レーパン穿いて、ってスゴイ格好。ここでは滑稽に見える。しかし曲がるところが少し早かったのか、万平ホテルにたどり着いてしまった。ここにあるレンタサイクリング屋さんで道を教えてもらったのはさすがに恥ずかしかった。おまけに観光マップまで頂いてしまった。地図のコピーより、観光マップの方が、軽井沢の街は分りやすかった。ここから軽井沢銀座に向かって走ると、さらに人がたくさん。これこそ恥ずかしい。

軽井沢銀座の目抜き通りを抜け、最後は見晴台への道を登り始めた。ここが一番きつい。ハイキングの人たちは、急坂の手前を右に折れ、地道のハイキング道を歩くのだが、自転車は車道を直進。一気に高度を稼ぐ。S氏はもう大変。涙目になってひたすら着いて来るのがやっと。「頑張れ!頑張れ!」

峠ではやはり観光客がたくさん居り、見晴台に行こうとしている。 少しは見晴台に行ってみたい気持ちもあったが、たくさん人が居るのでやめておいた。

さて、いよいよ下りだ。 林道を下り始めたところで、お昼の休憩。 コンビニで買ってきたオニギリを食べた。 するとなんとそのスキに大量のハイキングおじさんおばちゃんが先行してしまったのだ。 せっかくの下りがおばちゃん待ちで快適に下れない!かと言って、自転車であおるようなことしたら自転車の印象が悪くなる。我慢ガマンで後ろから付いていくと、すぐ前の人が気づいて先を譲ってくれる。これを繰り返して、やっと集団の先頭に出られた。 こうなればこっちのもの。 快適なペースで下っていく。

下りとなれば自転車のもの。 路面状況は快適で、締まった道の上に、所々落ち葉が敷き詰められており気持ち良い走行感。 これぞ、秋のツーリング。 枯れ葉の感触をお楽しみながら、二人揃って下っていく。 途中先行していたランニングの人たちも少しずつ追い抜き、先頭に立った。 あとは、旧道に出るまで、この道を下っていくだけである。 遠くには、西上州の山々が見える。 このへんの山は形を特徴的で、印象深い。 妙義山、荒船山、供に特徴的な形をしている。 そうかと思えば、高速道路の橋脚が遠く連なって存在感をアピールしている。自然と近代建造物のアンバランスな景色が目先に見える。 この旧中山道は、昔々その昔には、峠を越えて旅をする人たちのものであったらしいが、現代ではマウンテンバイクの遊び場でしかない。 遠くには高速道路なんかも見えてきて、完全に近代の遊び場である。

途中、岩場でかなりガレた区間もあったが、強引に乗ったり、自転車を降りて押したりと、八方手を尽くして下りきった。

下りきると、碓氷湖はすっかり観光客であふれ返っており、自分達の車は邪魔な感じ。 朝の感じからは、誰も来るとは思えなかった碓氷湖も、日が昇って、お昼を過ぎれば、たくさんの人たちがやってくるのであった。

 

宿でのひとコマ

久しぶりの仲間と一緒なんで、宿での過ごし方も慣れたもの。 風呂に入るタイミングにしろ、酒飲むタイミングにしろ、よく分かってるから楽である。 特に気を使うことも無いし、お互い好き勝手に酒飲んでる。 泊まったところがペンションなんで、夕食で落ち着いて酒飲むような雰囲気ではなかったが、それなりにしっかりと飲んだ。 部屋に戻ってからもたくさん飲んだし。 やはり、自転車はアルコールで動くものだと、再考した。

 

反省

久しぶりの仲間と走りに行くと楽しいですね。 ただし、お互いどこまで体力が低下しているのか、それとも体力を維持しているのかが分からないため、コースを選ぶにも考えますね。 昔一緒に走ったコースでも、そのときと今では体力も年齢も違うし、お互い感じることも違うと思う。 でも、楽しかったから良かった。 また、走りに行きたいですね。

今度はどっちが涙目になるのかな? Sくん!

 

走ったコース

 

 

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